日日是好日 普段の日常と非日常

記録写真で思い出を振り返ります

大雨特別警報が発令されて思うこと

2020-07-06 22:25:39 | 日記
気象庁や政府・メディアがしきりに「今までに経験したことがない」「数十年に一度の」というが、実際は今までに「経験したことがある」はずです。

昭和57年7月に発生した長崎大水害では、我が国観測史上最大の1時間で187mmという降水量を観測しています。
この時私はまだ幼かったですが、幼かったなりに恐ろしい雨だったことを覚えています。
家の横の崖も崩れました。
家の墓地も崖崩れで滅茶苦茶になりました。
死者・行方不明者299人、被害総額は約3000億円と言われています。

さらに遡ると昭和32年7月25日の諫早大水害では死者・行方不明者は586人とも言われています。
この時長崎県内のとある観測所では24時間降水量が1109mmという驚異的な降水量を記録し、6時間降水量と12時間降水量では日本歴代最高記録を記録しているとのことです。

人間は自分に都合の悪いことは忘れてしまう生き物です。
毎年雪で立ち往生するのが身近な例です。

近年では西日本豪雨などもありました。
スーパーセルも発生しています。

人間の小さな力ではあまりにも大きすぎる自然の力には敵いません。

自分や自分の身近な人を守れるのは自分だけだということを肝に命じて命を守る行動をとって欲しいと思います。

諫早大水害の資料です


https://www.city.isahaya.nagasaki.jp/wp-content/uploads/2013/12/04_13.pdf