昨日から、「ハイラル史」について思う事をつれづれ書いています。
①「敗北ルート」はこちら
※あくまで個人の見解です
※携帯機(ゲームボーイ、GBA、DS)ではゼルダをやってないので、そういう系は話に出てきません。
※「ガノンVSゼルダ姫&リンク」になっているゲームが中心です
今日は「時のオカリナ勝利ルート」
「時オカ」「ムジュラ」「風タク」をやってきた私としては
ここが一番記憶がある所です。
③「時のオカリナ」が作り出した新しい「歴史」
さて、初代ゼルダ、リンクの冒険、神々のトライフォースをさかのぼって、「時のオカリナ」が作られたわけですが、
それら過去の作品は「魔王ガノンが勝ってトライフォースを手に入れた」話でした。
ですが、ここでメタ発言。
ゲームの主人公はリンクなんですよ。
主人公が負けて終わるって、ちょっと寂しいですよね。
つまり、「勇者が勝利する未来」ができてしまうんです。
なので、「敗北の歴史から出来上がった過去話なのに、勇者が勝利する結末」の話になりました。
しかも、「7年眠ることでマスターソードを使いこなしたリンクを、7年前の世界に戻す」という決定をゼルダはしてしまいます。
なので、「7年前に戻ったリンクを追う『ムジュラの仮面』」と
「勇者を見送ったゼルダ姫がのちに作る『風のタクト』」と、2つの『勝利ルート』が作られました。
では、ムジュラから行きますか。
④時の勇者の後日禄「ムジュラの仮面」
ムジュラの仮面は公式設定でも「スタルキットがムジュラの仮面の魔力で作り出した世界」みたいな話なので、
結局現実ではないんですよね。
このあたりが「夢を見る島」に近い気がします。
「その後の勇者の足取りを知る者はいない・・・」という終わり方ですね。
ここのリンクは時オカリンクが7年前に戻ってきたのですが、
「勇気のトライフォースを手に入れたまま」だったんですよね。
この時オカリンクは「マスターソードを手にいれ勇気のトライフォースを持つ資格のあるもの」なんですが、
「マスターソードを抜かず、聖地が開かれない時間」に戻ってしまったんですよね。
私、今までは「7年後の力のトライフォースがガノンドロフに付いたまま封印されたから、過去に戻ったリンクには7年後の勇気のトライフォースが付いたままだった」と考えていたんです。
ですが、
「封印が開く前の勇気のトライフォースが反応して、トライフォース側が『リンク』『ゼルダ』『ガノンドロフ』についてしまった」
と考えると、あとの辻褄が合いやすい。
※ここのトライフォースの話は、「風タク」の所でもう一度蒸し返します。
また、聖地への封印解除のカギとなる「時のオカリナ」を託されて旅に出ているんです。
おそらく、この「勇気のトライフォース」と「時のオカリナ」の効果で
「3日前に戻る」「時を進める」「時の流れをゆっくりにする」という時のオカリナのときよりも
細かい力が使えたのではないかと思います。
⑤ハイラル王国との決別「風のタクト」
勇者が居なくなったハイラル王国。
ですがやっぱりガノンは復活します。
魔獣ガノンを倒したときに「ガノンドロフとして封印」されるエンディングなので、
人間ガノンドロフとして暗躍します。
またハイラル王家は神の大雨によりなくなってしまったので、
ハイラル王家は「海賊」として生き残ります。
ゼルダ姫の「知恵のトライフォース」は海賊の女船長が代々受け継がれるものと、
王国とともに封印されたハイラル王に分かれました。
で、勇気のトライフォースは、8個に分かれて海の底に沈んでいます。
「トライフォースを8個に分解して封印する」というのは、
初代ゼルダの伝説の「知恵のトライフォース」からかな。
そう、ここで「勇気のトライフォースが時オカリンクとともに過去に戻っていたら、なんで今海に沈んでいるの?」
って話なんです。
なので、「リンクが過去に戻ったときに、勇気のトライフォースは分裂した各地に隠れた」
「ムジュラリンクについている勇気のトライフォースはあくまで『封印が開かれなかったトライフォース』」
としといた方が、自然かなと思います。
トライフォースはこれぐらいにして、次に「マスターソード」
時オカで「時間を操る(持ち主の考えそっちのけ)」である設定になったので、
封印された「ハイラル城の時間を止める」という力の使い方をされています。
なおかつ、風タクリンクが最初に抜いたとき「力を失っている」ので、力を復活させる必要がありました。
(この「傷付く」「力の覚醒」が、ブレワイの「武器耐久」「剣の試練」にうまく組み込まれている気がします)
次に賢者。
時オカの伝承が継承されているのは「オープニング」「ハイラル城のステンドグラス」からわかります。
ただ、賢者の人数がかなり減っていますよね。
サリア→フォド→コキリ族がコログ族へ→マコレ
ダルニア→ゴロン族分解(謎の商人として細々と生きている)
ルト→ラルト→ゾーラ族がリト族へ→メドリー
インパ→ハイラル王家消滅でシーカー族も消滅(時オカインパ様が「シーカー族最後の生き残り」設定だった)
ナボール→ゲルド族消滅(ガノンドロフ出した民族だし、神様容赦ないな~)
ラウル→そもそも聖域の賢者の間にしか存在しない意識体のような存在。
ハイラル城が海に沈んだので、少なくとも海上では生き残っていなかった。
ということで、「元コキリ族のコログ族のマコレ」「元ゾーラ族のリト族のメドリ」だけが賢者になった。
・・・ひょっとして、ガノンドロフが復活したのって、「賢者の種族が減って、封印が弱まったから」じゃない?
神様~(泣)
あ、その前に「マスターソードの封印」=「海底のハイラル城の封印」を解除する宝珠は、
「ヴァルー様」「デクの樹様」「ジャブ―様」ですね。
おそらく「ゴロンのルビー」「コキリのヒスイ」「ゾーラのサファイヤ」の流れかなと思います。
時のオカリナはありませんが、聖域への扉を開く3つの鍵の基本は変わっていないことになりますね。
で、風タクのラストなんですが、
力・知恵・勇気のトライフォースがそろい、『真のトライフォース』になります。
ですが、そこで願われたのは
「ハイラル王が『ハイラルを消し去ること』を願う」というものでした。
そしてガノンドロフはマスターソードでとどめを刺され、息絶えます。
全てが終わったテトラ(女神の血筋)とリンク(勇者の魂)は新天地を求め旅立ちます。
こうして「時の勇者が過去に帰り、失われた時間軸」は
「ガノンドロフ」も「トライフォース」も「マスターソード」も「古来のハイラル王国」すら失われてしまいました。
この時間軸は「無限の砂時計」「大地の汽笛」が出てきますが、
これらの要素が全くない形で出てきます。
(私はやっていないので、ここの言及はやめておきます)
さて、これを踏まえて時オカリンクが過去に戻ってガノンドロフを止めた「トワイライトプリンセス」の話をしたいんですが、
風タクがおもった以上に長くなったので、また記事変えます。