ドイツで子育てできるかな

2014年1月よりドイツ・フランクフルトにて海外生活がスタートしました。当地で生まれた娘・点子の記録を中心に。

アウグストゥスブルク城ーブリュール

2015-02-27 05:05:01 | 旅行(ドイツ国内)
ケルン近郊の世界遺産、アウグストゥスブルク城に行ってきました。
世界遺産ながら、何だか地味な存在のアウグストゥスブルク城。ガイドブックを熟読してて初めて存在に気づきました、私。
私好みの無骨な要塞系お城ではなく、きらびやかなロココ様式の宮殿です。

お城成立の略歴をいうと、
18世紀にケルン大司教であり、選帝侯であり、ドイツ騎士団総長でもあったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の別荘として作ったお城なんだそうです。
このクレメンス・アウグストさん、名前の通り本領はバイエルンなんですが、父王の命により大司教に就任。でも聖職に興味がなく、築城に凝ったのだとか。
お蔭で財政を傾け領民を苦しめたようですが、現在では観光資財として役立っています。狂王ルートヴィヒが建築したノイシュバンシュタイン城と似てますね。

内部の写真撮影禁止なんで、ネットで見ても今一つこれっていう写真があがってないんですが、階段の絢爛豪華だったこと!
総大理石の床に細微な彫刻、天井を覆うフレスコ画――どれをとっても見る価値アリです。
二次大戦での破壊をまぬがれ、戦後は西独の主要な迎賓館として活用されたんだそうですが、来賓は圧倒されるよなぁ、あの階段は。
階段には、築城したクレメンス・アウグストが世俗と聖職、2つのトップに就いていたことから、剣を持った乙女と十字架を掲げた乙女の大理石像があったんですが、なんかこう、エセファンタジーっぽいモチーフって別に日本オリジナルじゃないんだな~と思いました。

特筆すべきは1階のお部屋たち。
夏の離宮ってだけあって爽やかに感じられるような配色にしてあり、床や壁の青い模様のタイルが大層素敵。
部屋全体の色合いもとても調和がとれていて、こういう家住みたいな!と思わされるものでした。


カーニバル2015

2015-02-16 06:20:38 | ドイツ生活
今日はカーニバルを見に行ってきました。
カーニバルといえばリオのカーニバルが有名ですが、カトリックの国では多分大抵何かしかのお祭りをやってるんじゃないでしょうか? ドイツでも華やかにパレードを行います。
ドイツ人って真面目で固いイメージがありますが、去年今年とこのお祭りを見物して、私の中ではその分(?)お祭りでは弾けるというイメージが固まりました。

ドイツのカーニバルは、巨大な山車の上からお菓子をばらまくのが特徴です。
あと、政治色の強い山車が結構出てるってのも特徴的ですかね。巨大メルケル首相を何人見たか。

去年見物に来た時、無料で生ビールを配布する山車を見て、タダでビール!?最高じゃん!と思ったんですが、さすがに生ビールの無料配布は人気みたいでそうそう回ってこない(私は飲んでないですよ、念為)。
でも今年は裏技を発見しました。
生ビールを配る山車の待機場所の傍にいると、ほとんど競争ゼロで配布されてる生ビールを受け取れます。
エンドレスで生ビール飲み放題。
来年以降は気合入れて生ビール配布場所で待機しようと決意。

カーニバルのもう一つの特徴は見物人もコスプレをすることなんですが、今年は母が作ったうさちゃんジャンプスーツを娘に着せて臨みました。ジャンプスーツがあって、ちょうど良かったわー。

ひっそりと更新

2015-02-15 07:18:43 | 日記
軽く半年以上間が空いたけど、こっそりひっそりブログを更新してみる。

よその子とオクラは成長が早いと言いますが、自分ちの子の成長も実に早いものですね。
初めての我が子、既に後数日で10か月というところまで成長しました。
10か月に成長するまで、振り返ってみればあっという間です。
最近、3か月の赤ちゃんとか6か月の赤ちゃんとかと接する機会があったんですが、正直思い出せませんもの。その頃自分ちの子はどんな感じだったか。
親が記憶してないってどうなの!我が子は自分じゃ振り返れないのに!
撮り溜めた写真と録り溜めた動画を振り返りながら、今更ながらに過去の育児日記を付けていくかなー…。小学生の夏休みの日記か。

子育てをしてみて分かったのは、同じ特徴を持った赤ちゃんは一人としておらず、千差万別ってことでしょうか。
あと、「子育て大変!」って話を産前にいっぱい聞いていたために、実際に子育てしての感想は「思ったよりも何とかなってる」。これは出産についても同じで、「出産痛い痛い痛い超痛い」「あまりの痛みに2人目をあきらめた」って話をいっぱい聞いてたので、産んでみての感想は「思ったよりも耐えられた」。
でもこれも、(※ただし個人の感想による)なんだよな。「聞いてたより子育て大変!」って人も、「聞いてたより出産痛かった!」って人もいっぱいいるだろうし。

まぁあまり深いこと考えず、「うちの場合はこうでした」っていう話を、今後もこそこそブログに更新していこうと思います。

点子ちゃん

2014-07-28 18:05:02 | 育児
娘を出産した際、生まれたばかりの娘の名前を聞いて、出産時についていて下さった通訳の人が「ではPunktchenですね」と言われました。
娘の名前の音のある部分が、ドイツ語に訳せばPunktにならないでもないんですが、漢字の意味から言えばちょっと不適切です。でも説明するのもめんどくさかったので「あ、そうですね」ぐらいに答えていたんですが、なんで無理にでも「Punktchen」と呼びたがったのか、いまようやく気づいた。
有名なドイツの児童小説に、「点子ちゃんとアントン」という作品があります。作者はエーリッヒ・ケストナー。代表作には、他に「ふたりのロッテ」や「エーミールと探偵たち」「飛ぶ教室」などがあります。
その「点子ちゃんとアントン」というのは、背が小さいことから「点のような子」ということで点子ちゃんとあだ名された少女とアントンという少年のお話しなんですが、「点子」=「Punktchen」じゃん。
あーあーあー。児童文学の登場人物になぞらえてたのかー。
ケストナーは幼少期大大大好きで「点子ちゃんとアントン」も読んでたのに、今の今まで気づかなかったとは不覚。実に不覚。

ということで、これからブログの上では娘=点子と記していこうと思います。どちらかといえば大き目、あまり点のような子ではない我が子ですが、キニシナイ。

娘泣き止ませ大作戦

2014-07-24 16:52:18 | 育児
何となく娘のリズムが見えてきて、楽なわけではないながらも、以前のような大変さはなくなってきました。
3か月と1週間の今、

○6:00~8:00頃 起床

○午前中は断続的に睡眠

○午後は大体起きてる

○夕方は絶対に起きてる

○20:30~22:30 入眠

(入眠が早いと3:00ぐらいに一度起床、遅いと6:00ぐらいまで睡眠)

のようなリズム。
リズムが読めると、夜寝かしつけるときも「今21:30だからどんなに目がぱっちりしてても、あと1時間頑張れば寝てくれる!」と頑張れますからねー。人間先の展望が見えない努力程辛いものはないですからね。

しかしその一方、起きてる時に謎の「えーん」時間が増えてきました。
今までは抱き上げれば泣き止んでたのが、抱いてもダメ。
抱っこしてるうちに、段々と身をそりかえして泣き始めることもある。
これは、退屈してるんだろうと勝手に思っています。

これに対して今までやって効果があったのは、

○テレビのザー音を聞かせる
○ビニールのガシャガシャ音を聞かせる

これらは効果覿面。初回などは、ぴたっと泣き止んで楽しいぐらいでした。
しかし、すぐに「娘の泣き止むツボ」が変わっちゃうんですよね~。
結局親が身体を張ってあやすのが一番効果があります。
それも単に抱くっていうのじゃなくて、今の所一番効果があるのは

○寝てる娘の前で反復横跳び

です。右に左に動くものを目で追うのが楽しいようで。
泣いてても、大きな声で注目をさせたのち、すかさず反復横跳びしてみせると、大方泣き止みます。
しかし…つ、疲れる…。