ケルン近郊の世界遺産、アウグストゥスブルク城に行ってきました。
世界遺産ながら、何だか地味な存在のアウグストゥスブルク城。ガイドブックを熟読してて初めて存在に気づきました、私。
私好みの無骨な要塞系お城ではなく、きらびやかなロココ様式の宮殿です。
お城成立の略歴をいうと、
18世紀にケルン大司教であり、選帝侯であり、ドイツ騎士団総長でもあったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の別荘として作ったお城なんだそうです。
このクレメンス・アウグストさん、名前の通り本領はバイエルンなんですが、父王の命により大司教に就任。でも聖職に興味がなく、築城に凝ったのだとか。
お蔭で財政を傾け領民を苦しめたようですが、現在では観光資財として役立っています。狂王ルートヴィヒが建築したノイシュバンシュタイン城と似てますね。
内部の写真撮影禁止なんで、ネットで見ても今一つこれっていう写真があがってないんですが、階段の絢爛豪華だったこと!
総大理石の床に細微な彫刻、天井を覆うフレスコ画――どれをとっても見る価値アリです。
二次大戦での破壊をまぬがれ、戦後は西独の主要な迎賓館として活用されたんだそうですが、来賓は圧倒されるよなぁ、あの階段は。
階段には、築城したクレメンス・アウグストが世俗と聖職、2つのトップに就いていたことから、剣を持った乙女と十字架を掲げた乙女の大理石像があったんですが、なんかこう、エセファンタジーっぽいモチーフって別に日本オリジナルじゃないんだな~と思いました。
特筆すべきは1階のお部屋たち。
夏の離宮ってだけあって爽やかに感じられるような配色にしてあり、床や壁の青い模様のタイルが大層素敵。
部屋全体の色合いもとても調和がとれていて、こういう家住みたいな!と思わされるものでした。
世界遺産ながら、何だか地味な存在のアウグストゥスブルク城。ガイドブックを熟読してて初めて存在に気づきました、私。
私好みの無骨な要塞系お城ではなく、きらびやかなロココ様式の宮殿です。
お城成立の略歴をいうと、
18世紀にケルン大司教であり、選帝侯であり、ドイツ騎士団総長でもあったクレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンが夏の別荘として作ったお城なんだそうです。
このクレメンス・アウグストさん、名前の通り本領はバイエルンなんですが、父王の命により大司教に就任。でも聖職に興味がなく、築城に凝ったのだとか。
お蔭で財政を傾け領民を苦しめたようですが、現在では観光資財として役立っています。狂王ルートヴィヒが建築したノイシュバンシュタイン城と似てますね。
内部の写真撮影禁止なんで、ネットで見ても今一つこれっていう写真があがってないんですが、階段の絢爛豪華だったこと!
総大理石の床に細微な彫刻、天井を覆うフレスコ画――どれをとっても見る価値アリです。
二次大戦での破壊をまぬがれ、戦後は西独の主要な迎賓館として活用されたんだそうですが、来賓は圧倒されるよなぁ、あの階段は。
階段には、築城したクレメンス・アウグストが世俗と聖職、2つのトップに就いていたことから、剣を持った乙女と十字架を掲げた乙女の大理石像があったんですが、なんかこう、エセファンタジーっぽいモチーフって別に日本オリジナルじゃないんだな~と思いました。
特筆すべきは1階のお部屋たち。
夏の離宮ってだけあって爽やかに感じられるような配色にしてあり、床や壁の青い模様のタイルが大層素敵。
部屋全体の色合いもとても調和がとれていて、こういう家住みたいな!と思わされるものでした。