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BlackPink, BTS, TWICEがグローバル人気となった流れから








BlackPink, BTS, TWICEがグローバル人気となった流れから
From the trend of BlackPink, BTS, and TWICE becoming globally popular




K-POP「単一コンサート」歴代売上Top20:1位BlackPink(17億円)、5位BTS, 11位TWICE



ツアー全体の売上ではなく、単一コンサート(歴代)の売上をBlackPinkの情報アカウント「BlackPink STATS」が集計し、ランキング化したらしい。

 それによると、「BlackPink」のワールドツアー「Born Pink」(2022.10-2023.09)公演がTOP4を独占したようだ。


 1位は、アメリカ・ラスベガス「アレジアント・スタジアム」で行われた公演(2023.08)で、売上は「1140万ドル(17.2億円)」。


 同会場はアメリカンフットボール競技場として使用される巨大スタジアムで、6万5000人を収容できる。

 この会場は世界で2番目に建設費の高いスタジアム(19億ドル)として知られ、BlackPinkはテイラー・スウィフトに続き、ここで公演を開催した二組目の女性アーチストとして記録されている。


 2位はメキシコ「フォロ・ソル」公演で、売上は「998万ドル(15億円)」。5位より10位は、7位を除いて全て「BTS」の公演だった。
5位は、2022年に「アレジアント・スタジアム」で行われた公演で、売上は「902万ドル(13.6億円)」だった。


 11位には「TWICE」がランクイン。2023年6月に行われた、ロサンゼルス「Sofiスタジアム」公演。売上「796万(12億円)」を記録。

 TOP20には、BlackPink, BTS, TWICEの3組のみがランクイン。
 世界に知られるボーイズグループ、SeventeenやStray Kidsなどはランクインを逃している。


 BlackPink、BTS、TWICEが、ツアーで叩き出した売り上げがいかにすごかったかが窺い知れる



 TWICEとBlackPinkは2010年代半ばに登場し、K-POPが好きなファンの間で人気と話題を集めていった。


 2010年代序盤の低迷期を脱しつつあったK-POPが反転攻勢に出ていた時期だった。
 コアなファンらの駅前や公園の広場でのフラッシュモブが盛んになって来てたのもこの頃だ。

 パリ、ルーブル博物館前広場のフラッシュモブ以来、世界各地で数人や10人くらいの規模で始まったフラッシュモブは、次第にマンモス化し、やがてランダムプレイダンスと称し、屋内用のイベントとしても K-POPのイベントは世界のコアなファンに愛されていくことになる。


 大手の事務所始め、各事務所は先を争ってボーイズやガールズを世に送り出し、”プロデュース101”なる「オーディション番組(女性編)が韓国のテレビ(公開方式)を通じて開始されたのもこの時期だった。

 中小の事務所は身内にガールズを用意しつつ、グループの知名度を高めるため、メンバーの売り出しを兼ねさせて自慢のメンバーをその番組に送り込んだ。


 この番組からは多くのメンバーが広く知られ、中には一線級アイドル並みの人気を呼ぶメンバーも出て来るようになった。

 最終メンバーで結成されたガールズグループ”IOI”はむろんのこと爆発的な人気を呼んだ。
 行くところ行くところに多くのファンが群がるほどだった。

 たった8カ月の活動期間で、うなぎ登りで人気を出していたTWICEやBlackPinkに肩を並べて人気を集めたのだ。


 ”プロデュース101”にメンバーを送りだした各事務所も、”IOI”のブーム的人気に便乗して自前のガールズをデビューさせたり、デビューに向けて準備に動きを起こしたから、K-POPは”ガールズグループ”の情報で溢れかえった。


 実際、デビューしたり、デビューに向けて動きを起こしたガールズはいずれもコアなファンを発生させていたから、トータルで”ガールズグループ”がブーム的な人気を呼んでいたのも確かだ。


 TWICEやBlackPinkも”プロデュース101”で集まったファンを吸収しながら人気を高めていった面も多分にありそうである。


 ところで”プロデュース101”に関わりを持ちつつ生まれたガールズは、、”IOI”が活動を終わらせて以降、大半のガールズが人気も活動も尻すぼみとなった。大半が1~2年くらいで活動の声が聞こえてこなくなった。

 活動しているガールズですぐ頭に思い浮かべられるのは”宇宙少女”くらいのものである。


 プロデュース101”つながりでガールズグループが”雨後の竹の子”のようにラッシュしてデビューしてそこそこ売れたものの、”IOI”がいなくなってみると”祭りの後”みたいに活気と人気の膨らみは消えてしまった。


 それらのコアなファンはどこへ行ったかというと、後から思うにTWICEやBlackPink、Red Velvetなど、それ以前から淡々とした活動を展開する他のガールズのファンに戻って行ったしか思えない。新手の世代がそこにいたのだったとしたら、ファンとしての模擬もすみ、人気があり、活動の続きそうなガールズの許に越していったのだ。
 

 その中心的な受け入れ先となったのがTWICEやBlackPinkだったのだと推察したい。全体としてはガールズブームだったから、大量のファンがそこに押し寄せたことになる。
 

 TWICEやBlackPinkが特大人気となり、もっとも大きな利を得たのは、ボーイズ特有のコアなファンを増やしていたBTSだったと見たい。

 つまり、TWICEやBlackPinkのファンを拾いながら、BTSは大衆性も確保していったのである。
 折からBTSはワールドツアーの活動を起こしていた。TWICEやBlackPinkのファンも背負いつつ、BTSはワールドツアーの行脚に繰り出していったのだ。


 世界各地のフラッシュモブでも、BTS、BlackPink、TWICEの楽曲が人気を集めた。彼(彼女)らの楽曲が流れると、広場は溢れんばかりのファンのダンスで沸き返ったものだった。

 上記のスタジアムを埋めたのもこういうファンたちだったのだろう。



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