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欧州ブックメーカー等、「キム・ヨナのオリンピック2連覇」に肯定的見通し
ヨーロッパのスポーツブックメーカー20カ所中18カ所が「フィギュアの女王」キム・ヨナのオリンピック2連覇に対して肯定的な評価を下していると明らかになった。
ヨーロッパ内の色々なブックメーカーの配当情報を収集して伝える「オッズチェッカー」は19日、20業者のうち18がソチ冬季オリンピック女子フィギュアスケート出場者中、キム・ヨナの配当率を最も低く策定したと伝えた。配当率が低いほど優勝可能性が高いという意味だ。
キム・ヨナは20業者で1.8倍~2.14倍の配当率を適用受け、最も低かった。ロシアの「フィギュアの妖精」ユリア・リプニツカヤが1.9倍から2.5倍を記録して後に続いた。国際舞台経験は少ないが、急激な技量向上を見せるところにホームアドバンテージが期待でき、優勝の可能性が高く評価された。特に「ビーウィン(Bwin)」はリプニツカヤに2.0倍、キム・ヨナに2.1倍を付けてリプニツカヤの金メダルの可能性をさらに高く見た。
浅田真央は3.9倍~5.5倍で二選手に比べて顕著に高かった。公式競技で主な武器であるトリプルアクセルの試みをいつも失敗するなど不足した姿を見せるのが原因と解釈される。ベッティング金額基準ではリプニツカヤに全体ベッティング額中43.31%の掛け金が集まり最も高い関心を集め、キム・ヨナ(28.39%)と浅田真央、グレイシー・ゴールド(以上8.28%)等が後に続いた。
(ソチ五輪、フィギュアスケートニュース)
ソチ五輪が始まる前、フィギュアスケート女子シングルは、キムヨナの圧倒的優位が伝えられていた。
だが勝負事に絶対はない。キムヨナのライバルとして活躍してきた浅田真央だけでなく、自国開催に湧き立つロシアが送りだした若手ホープ、ユリア・リプニツカヤに期待する向きもないではなかったが、いずれもキム・ヨナを脅かす対抗馬というには物足りない印象もあった。
しかし、ここに来て風向きが変わってきた。
上記のキムヨナ、リプニツカヤの二強に浅田真央が割って入る図式の混戦モードは、ここ数日でにわかに形成されてきたものだ。
特に団体戦でのリプニツカヤの演技が、キムヨナ金、浅田真央銀、リプニツカヤ銅といった妥当な線の予想モードを一変させてしまった。
氷上では何が起こるか分からない。男子シングルが大荒れの結末に至ったこともそれに輪をかけた。
世界の各メディアはキムヨナ優位は認めつつ、自国選手のメダル獲得の可能性に言及するようになったのだ。
キムヨナ絶対優位の声はいつしか小さくなり、メディアによっては日本の浅田真央だけでなく、アメリカ、カナダ、イタリアの選手まで金に手が届きそうだとする記事すら出てきたほどだ。
引用記事はそれを反映したものと言えるだろう。
各ブックメーカーの配当率を見てみると、リプニツカヤは浅田真央を追い越しキムヨナと対等に迫る勢いを見せている。
バンクーバーの浅田真央でさえ、これほどに迫った配当率ではなかったと記憶する。
すでにキムヨナはリプニツカヤとがっぷり四つに組んだ格好だ。
もしここでリプニツカヤが金を取れば、ピョンチョン(平昌)の次をも視野に入れ、三連覇大偉業のスタートが切られることになろう。リプニツカヤはそれほどの逸材だ。
「夢はすでに達成した。ソチのリンクは勝ち負けは考えず楽しんで帰りたい」
と語ったキムヨナ。だが、ファンの立場からしたら何としてもここはリプニツカヤの勢いを止めてほしいところだ。
リプニツカヤがピョンチョン(平昌)と以降の五輪を連覇する可能性は非常に高いと考える。彼女の勢いに待ったをかけられるのはおそらくキムヨナしかいない。
気楽さを封印し、キム・ヨナにはもう一度チャレンジャーのようなモチベーションでリプニツカヤに立ち向かってほしい。
リプニツカヤの三連覇阻止へ、燃えろキムヨナ! 不世出の天才の証しを見せてくれ。
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キム・ヨナvs浅田vsリプニツカヤ、フィギュア3強を比較
2014ソチ冬季オリンピック(五輪)フィギュアスケート女子シングルがついに始まる。19日夜12時からショートプログラム(SP)競技が行われる。フィギュア女子シングルは三つ巴戦に圧縮されている。2連覇に挑む“フィギュア女王”キム・ヨナ(24)に“フィギュアシンデレラ”ユリア・リプニツカヤ(16、ロシア)と浅田真央(24、日本)が挑戦する。
◆キム・ヨナ、「哀切」の裏に高難度演技
キム・ヨナのショートプログラム(SP)の曲はスティーヴン・サンドハイムのミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」に挿入された「悲しみのクラウン」。フリーはタンゴの巨匠アストル・ピアソラの「アディオス・ノニーノ」だ。ともに「哀切」を感じさせる。しかし技術的には速いリズムで複雑なステップとジャンプを休みなくする高難度プログラムだ。
キム・ヨナがSPとフリーにそれぞれ1回ずつ入れた3回転連続ジャンプ(トリプルルッツ-トリプルト-ループ、基本点10.10点)を完ぺきにすれば事実上、ゲームは終わりだ。速度、飛距離、ジャンプの高さで他の追従を許さない。教科書ジャンプという評価を受けるキム・ヨナはすべてのジャンプで加算点を受ける。老練な表情演技と振り付け消化能力のおかげで芸術点もライバル選手を圧倒する。
今大会のキム・ヨナのもう一つの武器は自信だ。キム・ヨナは今季、これまで見られなかった黄色い衣装を着る。フリーでは黒と紫が混ざった色だ。「歴代オリンピック優勝者は青い服を着た」という俗説をあざ笑うようだ。一方、浅田はフリーで、リプニツカヤはSPで青の衣装を選択した。キム・ヨナは「ジンクスは気にしない」と語った。
◆浅田、トリプルアクセルで新記録に挑戦
浅田はSPはショパンの「ノクターン」。シニアデビューシーズンの2006-07シーズンに使った曲だ。フリーにはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を選んだ。ともに伝統的な優雅さを強調する。
浅田は五輪の舞台ではやや保守的な性格のクラシック音楽を主に使った。2010バンクーバー五輪ではフリーにラフマニノフの「鐘」を選択した。今回もこうした流れは似ている。
浅田は自分の必殺技をトリプルアクセルとしている。浅田は今回のソチ五輪でトリプルアクセルをはじめ、トリプルジャンプを計8回する予定だ。日本メディアはこれがギネスブックに登録されるほどの新記録だと大騒ぎしている。また、8回のトリプルジャンプということで「エイト(8)トリプル」という言葉まで作り出した。
しかし浅田は今季、実戦でトリプルアクセルを一度も成功させていない。実戦で弱い姿を見せるなど、メンタルが弱いというのが決定的な弱点だ。トリプルアクセルをミスする場合、減点幅が大きいため、浅田にとってトリプルアクセルは必殺技でなく「諸刃の剣」という評価だ。
◆リプニツカヤ、果敢な挑戦
16歳のリプニツカヤは予想を覆す完熟した曲を選んだ。SPではマーク・ミンコフのピアノ曲「愛はまごころ」に合わせて演技する。フリーには映画「シンドラーのリスト」の主題曲を選んだが、意外という評価が多い。ナチの犠牲になったユダヤ人の話であるこの映画の主題曲であるだけに、重く寂しい雰囲気がある。
アン・ソヨン大韓スケート連盟理事は「リプニツカヤはまだ幼いので、この曲を完全に理解して芸術的な演技をするのは難しいと思われる」と話した。しかしあどけない顔の幼い少女が堂々と重い曲で演技するという点で、海外メディアは高い評価をしている。
リプニツカヤは17日の滑走順抽選現場にも現れずモスクワで練習をするなど、大胆な姿を見せている。16歳という年齢のために「失うものはない」という態度を見せるのも強みだ。
リプニツカヤは柔軟性を前面に出したスピンが最高の強みだ。フライングキャメルスピン、レイバックスピン、チェンジフットコンビネーションスピンですべて最高のレベル4を受けた。加算点も最高点の3点に近い。腰痛に苦しんだキム・ヨナは総合選手権でレイバックスピンに対してレベル3を受けた。

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