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韓国ドラマ「プレーヤー」(連載29)
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第2話→(警察も検察も思いのまま)⑮
★★★
シヌ刑事はメン係長に逆らいながらも言うことに従って病院から去った。
病室にはチャン検事が一人残った。
「もう、心配しなくていいですよ」
「ありがとうございます」
チ・ソングから暴行を受けた彼女は深々とお礼を伝えた。
頷いて行こうとするチャン検事に声をかける。
「検事さんが来たら渡すようにと」
ギプスの包帯の中から何かを取り出して差し出す。
「助けてくれた方が」
チャン検事は手にして目の前にかざした。USBメモリーには”正義の女神像(➡テミス持つ秤は司法の公正さを象徴する) ”が刻まれていた。
チャン検事はそれをじっと見つめた。
★★★
検察庁に戻る前、チャン検事は車内のノートパソコンでメモリの中身を検証した。
「見てください。これです」
メン係長がフォルダを開いて説明した。
そこには驚くべき内容が詰め込まれていた。
「信じていいのでしょうか…?」
「ああ、確かだ。間違いない」
「…」
「チョン会長の時もこれと同じUSBだった」
説明しながら、チャン検事はあの時に託されたUSBメモリを思い起こした。
あのメモリを頼りにチャン検事はレストランで食事中のチョン会長のもとに部下を率いて向かったのだ。
声をかけられてもチョン会長は返事をしなかった。顔も見なかった。
チャン検事は令状を出した。
「もう終わりにしよう」
言われてフォークを落とした。皿が鳴った。
あらためて令状を示し、テーブルに置いた。
チャン検事は令状を叩いた。部下を促した。
メン係長ら二人が前に進み出る。手錠をかけようとするのをチョン・ドンソプ会長は振り払う。
「何の容疑だ? 証拠はあるのか!」
怒鳴った。
「証拠?」
チャン検事は懐から女神像を描いたUSBメモリを取り出した。チャン会長の前にかざした。
チャン会長は目を細めてそれを見た。
「あるよ」
「何だそれは?」
あのメモリの中身もチョン会長を着実に追い込む証拠となった。
「行こう」チャン検事はメン係長を促した。「チ・ソングのところへ」
大きな会場は”ヒョンジン文化財団 理事長 就任式”の準備が進んでいた。
そのホテルの駐車場にハリたちの車が入ってきた。
車から降りる前にハリは指示を出す。
「分かったな。ん?」
アリョン始め、全員に確認を取る。
「悪くないわね」と車担当のアリョン。
「OK、お前は?」
「分かったが、今度1人でカッコつけたら殺すからな」
ジヌンは拳をつくり、口をタコのように突き出す。
「わかったよ。何度言ったら気が済むんだ」
「その話はまだ後でしよう」
「身体はデカイくせに、心の方は狭いな、まったく~。お前はどうだ」
「話しかけないでくれ。準備に忙しいんだ。お前は?」
いきなりジヌンを見る。
「な、何?」
「俺に話しかけようとしただろ。分かってるぞ」
ジヌンは言い返せずに口を突き出し、拳を握る。
「おい、それも後にしてくれ。マジに始めるぞ。いいな。おっと、ちょっと待て」
ハリの口調は変わる。
「ひとつだけ肝に銘じろ」
「…ん?」
「今回はスピード勝負だ」
皆は黙った。
「OK」
ハリは軽く指を弾いた。
ビョンミンを除く3人はさっと車の外に出た。
☆主なキャスト&登場人物
○ソン・スンホン➡(カン・ハリ(チェ・スヒョク))
○クリスタル➡(チャ・アリョン)
○イ・シオン➡(イム・ビョンミン)
○テ・ウォンソク➡(ト・ジヌン)
○キム・ウォネ➡(チャン・インギュ)
「プレーヤー」第2話→(警察も検察も思いのまま)⑮
★★★
シヌ刑事はメン係長に逆らいながらも言うことに従って病院から去った。
病室にはチャン検事が一人残った。
「もう、心配しなくていいですよ」
「ありがとうございます」
チ・ソングから暴行を受けた彼女は深々とお礼を伝えた。
頷いて行こうとするチャン検事に声をかける。
「検事さんが来たら渡すようにと」
ギプスの包帯の中から何かを取り出して差し出す。
「助けてくれた方が」
チャン検事は手にして目の前にかざした。USBメモリーには”正義の女神像(➡テミス持つ秤は司法の公正さを象徴する) ”が刻まれていた。
チャン検事はそれをじっと見つめた。
★★★
検察庁に戻る前、チャン検事は車内のノートパソコンでメモリの中身を検証した。
「見てください。これです」
メン係長がフォルダを開いて説明した。
そこには驚くべき内容が詰め込まれていた。
「信じていいのでしょうか…?」
「ああ、確かだ。間違いない」
「…」
「チョン会長の時もこれと同じUSBだった」
説明しながら、チャン検事はあの時に託されたUSBメモリを思い起こした。
あのメモリを頼りにチャン検事はレストランで食事中のチョン会長のもとに部下を率いて向かったのだ。
声をかけられてもチョン会長は返事をしなかった。顔も見なかった。
チャン検事は令状を出した。
「もう終わりにしよう」
言われてフォークを落とした。皿が鳴った。
あらためて令状を示し、テーブルに置いた。
チャン検事は令状を叩いた。部下を促した。
メン係長ら二人が前に進み出る。手錠をかけようとするのをチョン・ドンソプ会長は振り払う。
「何の容疑だ? 証拠はあるのか!」
怒鳴った。
「証拠?」
チャン検事は懐から女神像を描いたUSBメモリを取り出した。チャン会長の前にかざした。
チャン会長は目を細めてそれを見た。
「あるよ」
「何だそれは?」
あのメモリの中身もチョン会長を着実に追い込む証拠となった。
「行こう」チャン検事はメン係長を促した。「チ・ソングのところへ」
大きな会場は”ヒョンジン文化財団 理事長 就任式”の準備が進んでいた。
そのホテルの駐車場にハリたちの車が入ってきた。
車から降りる前にハリは指示を出す。
「分かったな。ん?」
アリョン始め、全員に確認を取る。
「悪くないわね」と車担当のアリョン。
「OK、お前は?」
「分かったが、今度1人でカッコつけたら殺すからな」
ジヌンは拳をつくり、口をタコのように突き出す。
「わかったよ。何度言ったら気が済むんだ」
「その話はまだ後でしよう」
「身体はデカイくせに、心の方は狭いな、まったく~。お前はどうだ」
「話しかけないでくれ。準備に忙しいんだ。お前は?」
いきなりジヌンを見る。
「な、何?」
「俺に話しかけようとしただろ。分かってるぞ」
ジヌンは言い返せずに口を突き出し、拳を握る。
「おい、それも後にしてくれ。マジに始めるぞ。いいな。おっと、ちょっと待て」
ハリの口調は変わる。
「ひとつだけ肝に銘じろ」
「…ん?」
「今回はスピード勝負だ」
皆は黙った。
「OK」
ハリは軽く指を弾いた。
ビョンミンを除く3人はさっと車の外に出た。