大きな一枚ガラス窓の食堂で昼食をとっている。窓は東に向かって開けているので、上昇した太陽の日差しが眩しいほど明るく差し込んでくる。寒さに弱い観葉植物も幾つか並べられていて、緑の葉をみずみずしく輝かせている。 ランチタイムが始まる頃にそこへ出かけて昼食を待つのだが、この頃は窓から差し込む日差しがすっかり暖かく感じられる。時には厚着もあって汗ばむほどである。窓の外の赤い椿も花をぽとぽと落し始めている。 光の強さで景色の色も濃厚になってきた。 季節の推移を感じながら食べる昼食はじつに美味しい。胃袋で、消化もきっといいであろう。 首都圏コンピュータ技術者協同組合