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キム・ヨナ、帰国後初練習で「ジゼル」の動作を公開
‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(21、高麗大)が帰国後の初練習で「ジゼル」の動作を公開した。22日、泰陵(テルン)室内スケートリンクで行われた初公開練習は、キム・ヨナにとっても特別な時間だった。普段は化粧もせず練習することが多いキム・ヨナは、この日、薄く化粧をして氷上に立った。
メディア公開は15分間ほどだったが、感情を込めた演技を見せた。スピンは相変わらず美しくステップも乱れることがなかった。「ジゼル」の背景曲の代わりに流行歌が流れたが、キム・ヨナは気にせず演技を消化した。
これまで帰国中はロッテワールド、ファソンスケートリンクなどで練習してきたキム・ヨナは、今回は泰陵スケートリンクで国家代表選手らと一緒に練習することになる。キム・ヨナは「久しぶりに韓国に来て練習をしたが、後輩と一緒にすることになり気分がいい。今日の練習ではショートプログラムを少しだけ見せた」と語った。
後輩もキム・ヨナとの練習に喜んでいるのは同じだ。ある関係者は「練習の後、子どもたちが『今日の練習ではなぜ誰も転倒しないのか。ヨナ姉さんが来てみんな緊張しているようだ』などとおしゃべりしていた。子どもたちにもキム・ヨナとの練習は良い経験になるだろう」と話した。
キム・ヨナは「今後の練習でも5月のアイスショーで公演する『ジゼル』に重点を置く。まだ公演に合わせた編集はできていない。小さなリンクで演技できるように練習した後、公演で完ぺきな姿を見せたい」と話した。
一方、21日から開催される予定だった2011フィギュアスケート世界選手権大会は、地震のため日本開催が中止になった中、大会が近いうちに欧州または北米で開かれる可能性が提起されている。
米シカゴトリビューンは22日、「チンクアンタ国際スケート競技連盟(ISU)会長が4月末または5月初めに、欧州または北米で世界選手権大会を開催できるだろうと展望した」と報じた。
チンクアンタ会長は同紙とのインタビューで「世界選手権大会を中国や台湾、韓国などの地で開催することはできない。これは日本の顔に泥を塗るようなものだ」と述べ、同紙は有力な開催候補地にロシア・フィンランド・米国などを挙げた。
チンクアンタ会長は24-25日に開催地を発表できるだろうと明らかにした。キム・ヨナはまだ開催日程と場所が決まっていない世界選手権大会に関し、「すぐに結果が出ると聞いた。普段通りに努力する」と話した。
(ニュース記事より)

東京で行われる予定だった世界フィギュア選手権大会は三陸沖地震による大きな被害のため中止された。だが、どうも代替地(ロシア、フィンランド、アメリカ)での開催(4月末~5月初め)が模索されているようである。
近場(中国、台湾、韓国)での開催は確かに日本の顔に泥を塗るようなものかもしれないが、例年、オフとなっている時期に開催するのは選手のコンディションを考えれば、あまり推奨できない気がする。
ロシアやフィンランドに開催地を持っていけば、気候的条件では三月の東京と似てはくるかもしれない。だが三月開催の照準を狂わされた選手にとって、再度のコンディションづくりは難しいのではあるまいか。五月頃といえば、三月の世界選手権をコンディションのピークに持ってくる選手らにとっては、身体がもっとも緩んでいる頃ではあるまいか。アイスショーをこなすにはいいかもしれないが、氷上でぎりぎりの緊張を強いられる競技を行うにはかなりきついものがありそうである。表面的に体裁をつくろうことはできるだろうが、身体に染みこんでいるオフのリズムや感覚までもすっきり追い出すのは困難であろう。
どの選手にとってもそれは同じと言えそうだから、有利不利はなさそうだが、演技の質や出来はどうであろう。いいものを望めるであろうか。
もし五月頃の開催となるなら、技術的な問題にくわえ、(身体に染みこんだオフ感覚を取り除くための)心理的な面も大きくウエートを占めてきそうな大会となってきそうである。

「 ‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(21、高麗大)が帰国後の初練習で「ジゼル」の動作を公開した。22日、泰陵(テルン)室内スケートリンクで行われた初公開練習は、キム・ヨナにとっても特別な時間だった。普段は化粧もせず練習することが多いキム・ヨナは、この日、薄く化粧をして氷上に立った」
キムヨナは世界選手権でSPにこの「ジゼル」を採用している。これを重点的に練習してきていると発言している。
『オマージュ・トゥ・コリア』はしっかり出来上がっているのであろうか。どうも不十分なままにこの大会に臨んできたのではあるまいか、と彼女の発言からふと思ったりした。
ここから推察をしてみた。
LPに採用されてくる『オマージュ・トゥ・コリア』は一回こっきりのものではないか、との予想を立てていたが、逆に長期のプランとしてこれを仕上げていくつもりではないのだろうか、と。
ソチでこれを採用するのも視野に入っているかもしれない。
『オマージュ・トゥ・コリア』は手を入れてどんど変貌してくる可能性もあるってことだ。これを見るのががぜん楽しみになってきた。
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キム・ヨナ「5月のアイスショー公演に重点」
東京で行う予定だった世界フィギュア選手権大会が、日本を強打した大地震の余波で中止された中、キム・ヨナが泰陵(テルン)室内スケートリンクで、練習の様子を公開した。
この日キム・ヨナは5月6日から3日間、ソウル、蚕室(チャムシル)室内体育館で開かれる、自身のアイスショーで公開する予定の、ショートプログラム“ジゼル”の一部分を公開した。
キム・ヨナは練習を終えた後、明るい微笑で「久しぶりに泰陵で初練習をしたが、後輩らと共に練習して気分が良い」と初めての練習を終えた感想を伝えた。