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話題のフィギュア女王



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キム・ヨナの演技にビヨンセファンも期待


海の向こうでもフィギュア女王は話題になっている。
米国のポップスター、ビヨンセのファンページ(www.beyonce-fanatics.org)には6日、「五輪チャンピオンのキム・ヨナがビヨンセの『フィーバー』を新しいエキシビジョンプログラムに選定した」という公示文が載せられた。
「キム・ヨナが新しいエキシビジョンプログラムにビヨンセの曲を選択した」というコメントとともに、明るい笑みを浮かべているキム・ヨナの写真がファンページを飾っている。またキム・ヨナの期待、オペガード・コーチと振付師ウィルソン氏が話す準備状況などが書かれている。
キム・ヨナの新しいエキシビジョンプログラム「フィーバー」は、来月6日-8日にソウル蚕室(チャムシル)で開かれる「キム・ヨナ・アイスショー」で公開される。
(エンタメニュースより)

 アイスショー開催の日が迫るにつれ、エキシビジョンプログラムとして彼女の採用した「フィーバー」は注目を集めだすに違いない、と思っていたら、ビヨンセのファンページに早くも登場したようである。今季フィギュアスケートのクライマックスである世界選手権も控えていることだし、その頃には大きな話題となりだしているかもしれない。
 これで話題とならないはずもない。
 ビヨンセの「フィーバー」をフィギュアスケートに取り込むにはじつに難しいと僕には映る。よくも決断したものである。
 キムヨナが持てる技術を駆使すれば見栄えのしそうなのは、クラシックやロック音楽の中からいくらでも得られそうである。
 なのにそれらには目もくれず、彼女はこの音楽を選んだ。
 まるで小太鼓が主のアフリカンダンスを思わせる単調なリズムをベースとした曲だ。
 そのリズムに乗せて(かぶせ)、女の肉体が生み出す個的表現を主題(歌唱、呼吸、ダンス、間合い)とした性的情念みたいなものを氷上にスケッチして創り出そうとするプログラムのようだ(自分でも何言っているかわからない(^_^;))。
 キムヨナが手をつけなければ、おそらく、当分は実現しそうになかった演技世界と言っていいだろう。
 ビヨンセのファンが彼女の演技に抱いているのは関心や興味だろうが、僕らキムヨナファン(フィギュアファン)は間違いなく期待を持って公開の日がやってくるのを待っている。
 
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