日々メモ

日々メモしておきたいことを書きとめています。

SMS(Systems Management Server 2003 R2)

2008年05月17日 19時23分01秒 | windows
SMSではネットワーク上のクライアントPCのハードウェアやソフトウェアの管理、
セキュリティパッチ(MicrosoftUpdateでできるもの)の管理ができます。

SMSはデフォルトでMicrosoftにアクセスし、MicrosoftUpdateのもととなるカタログファイルをチェックしています。
カタログファイルに更新があればダウンロードし、SMSにて管理しているクライアントPCに配布するためのパッチの元ネタとしています。

しかし、なんらかの原因(インターネットにつながっていなかった、ダウンロードを実行した時間にMicrosoftに更新ファイルがおかれてなかった等)でカタログファイルが更新されないことがあります。

# 具体的には、「ソフトウェアの更新の配布ウィザード」内の「更新の追加と削除」で、
# 「文書番号」を入力しても「ここに表示される項目はありません」となった。

このような場合に手動でカタログファイルを更新する手順です。

■解決方法
[スタート]-[コントロールパネル]-[SMSプログラムの実行]

SMSプログラムの実行ダイアログが表示されるので、
[Microsoft 更新プログラム ツール - Microsoft 更新プログラム ツール Sync]-[実行]

必要なプログラムのダウンロードダイアログが表示されるので、
[ダウンロードの完了時に自動的にプログラムを実行する]をチェック-[ダウンロード]

SMSプログラムの実行ダイアログに戻るので、
[閉じる]

■その他メモ
http://support.microsoft.com/kb/842432/ja
→mssecure.cab に格納されているカタログ(MSSecure.xml)の更新方法については、
 上記サイト書いてあるが、そもそもmssecure.cabもMSSecure.xmlも私のサーバ上には存在しませんでした。
 どうやら、アップデートツールがちがうようで、WSUSのアップデートツールを使用しているらしく、
 カタログはwsusscan.cabの様子。

http://download.windowsupdate.com/microsoftupdate/v6/wsusscan/wsusscan.cab
→カタログwsusscan.cabは最新のものを下記サイトからダウンロードすることが可能。
 先の手順でダウンロードされたカタログwsusscan.cabとファイルサイズを比較することで、
 ダウンロードされたものが最新かどうか確認できます。