金のギター 銀のギター

先日、
ギターの練習をしようと
近所の池に行ってきました。


いつものようにギターを背負って
歩いていると

つまずき

転倒。



ここまでなら
よくある話なんですが、

転んだ弾みで

肩からギターが外れ

そのまま池の中へ。



ぽちゃ。。。



あわわ
あわわと


どうしていいかわからず

あたふたしてる間に

ギターは
どんどん沈んでいき、

見えなくなってしまいました。




わたしが
ただただ呆然と
その場で立ち尽くしていると、


なにやら
池の中心が光りだし、


仙人が現れました。



仙人「わしはギターの神じゃ」


そう言うと仙人は

金の装飾のされたギターを見せました。




仙人「お前が落としたのはこの金のギターか？」


ひぐ「いいえ、違います！わたしが落としたのは
そんな立派なギターではありません！」



すると仙人は、

銀の装飾のされたギターを見せ、



仙人「では、この銀のギターか？」


ひぐ「いいえ！そのギターでもありません！」


仙人「では、この普通のギターか？」



次に仙人が見せたのは
紛れもなくわたしが落とした
普通のギターでした。




ひぐ「そうです！それがわたしのギターです！
拾って下さって、ありがとうございます！」



仙人「そうか。お前は正直者じゃのう」




感心した仙人は

自分のギターコレクションの中から
一本のギターをくれました。



ひぐ「ありがとうございます！！」




仙人がくれたギターは

スタッフォードのギター。

深くてとても綺麗な音がします。




ある人に、


猫に小判

豚に真珠

樋口にスタッフォード



と言われてしまいましたが、



鬼に金棒

虎に翼

樋口にスタッフォード



と胸を張って言えるよう、
このギターを武器に

新たな気持ちで
戦って行こうと思います。






攻めの姿勢は崩さないぜ！！ＯＬの昼休み。。。
（※物語の一部は、フィクションです）