ラーメン道

ある方が、

今度
ラーメン屋を
始めるそうで、


ラーメンの試食会が
ありました。






しょうゆラーメンの上に、

ネギと
チャーシューを
炒めたのを
のせ、

おいしいラーメンで
ございました。






ラーメンと、
ネギと、
チャーシューが

大好きな
わたしにとっては、

ゴールデンラーメン。







食べ終わり、


「ごちそうさまでした。
　おいしかったです！」と、


お礼を言うと、





「なんか、
　他に感想とか、意見とか、
　
　何でもいいから、ない？
　何でもいいから、言って。」



と、言われまして、






う～ん。。。と、

考えこむ
わたし。。。







「う～ん。

　強いて言えば、、、

　
　すごく
　おいしいんですけど、

　ネギの味付けに
　インパクトがあるから、

　スープの味が
　それに負けてしまって、

　スープの印象が
　薄くなってしまって、
　もったいないですよね。


　スープに、
　パンチが無いというか、、、


　あと一味、
　スープに
　ガツンとくるものがあれば、

　ネギのインパクトと、
　スープが
　対等になれると、
　思うんです。


　ちょっと、
　今は、
　トッピングにスープが、
　負けてしまっているような、

　気がするんですよね。」



と、わたし。
　　





「今日は、
　背脂を入れなかったんだけど、
　
　実際は、
　このスープに
　背脂を入れるんだけど。。。」

と、
その方。






「ああ！
　背脂入れたら、
　スープにパンチが
　出そうですね！！

　背脂を入れたら、
　ちょうどいいと
　思います。



　でも、
　これは
　わたしの意見であって、

　１００人いれば
　１００通りの音楽の
　受け取り方があるように、

　１００人いれば
　１００通りの味覚があるから、

　そのどれもに
　合わせることなんて、
　できないから、

　自分の舌と味覚に
　自信を持って、

　一番自分が、
　おいしいと思うラーメンを

　自信を持って
　客に出せばいいと、
　思います。」







。。。あぁ、わたし何目線？

エラそうに。。。


「強いて言えば」の後が、
長すぎ。






だって、
「何でも言って」って、
言われたんだもん。







しかも、
好きなことについて
語り出すと、

わたし
熱くなっちゃうのよ。




ラーメン好きだから、

ついつい
熱くなっちゃったわ。








その
熱いわたしの語りに
対して、

その方、、、






「樋口さん！！
　ラーメン屋で働く気ない？？

　樋口さんが
　ラーメン屋で働いとる絵が、
　浮かぶんだけど！！

　うちのラーメン屋で、
　働かない？？？？」







。。。働かないデス。



というか、


どんくさいので
働けないデス。。。






ラーメン屋の女店主
っていうのも、

「タンポポ」の
宮本信子みたいで、

かっこいいけど。






アタシにゃぁ、
できんわ。







そのラーメン屋では、
働けませんが、


常連客となり、


足繁く
通おうと、
思います。






でも、

わたしが通う店って、

潰れるんだった。。。





通わん方が、
いいかなぁ。。。







ラーメン屋、
繁盛しますように。









おいしいラーメンを、ごちそうサマードリーム、ＯＬの昼休み。。。