フリーターの第1世代が50歳代になって、結局一生浮かび上がれない最下層に、というんだが、人間の半分は「労働力」にならないらしい。つまり、昔は、年寄りは働ず、主婦もほとんど専業。もちろん子供も働かない・・・でも、不思議と世の中回っていたんだよね。
なんでだろう?っていうと、金持ちや企業は社会貢献ということで金を循環させてきた。年功序列で給料を上げ、何もなければ終身雇用で会社に定年まで居れて辞めた後もOBとしていろんな恩恵があった。
それで、社員は会社に忠誠を誓い、会社のために身を粉にして働いた・・・幼児から教え込まれてきたいろんな道徳教育に基づき、滅私奉公の精神が日本の基礎にあった。どんないい学校を出て官僚になろうが社長になろうが、部下を愛し会社を愛し、日本を愛し、家族を愛し・・・そして、偉ぶらず、精神はみな平等の感があった。だから、隣の芝が青いなら、自分のところを青くなるように努力したんだよな。
いまは、隣の芝がうらやましく思い、中にはその芝を枯らすためにラウンドアップをひそかに撒くような時代だよ・・・。
敗戦の後、欧米の精神文化が持ち込まれ急激に与えられた民主主義を自由と勘違いして・・・まず、これでそれまで培ってきた日本的な精神が破壊された。
ところが、まだまだ残っていた勤労勤勉滅私奉公精神を発揮し経済大国にのし上がった途端、このイエローモンキージャップが!という白人至上主義者によって、じわじわとたたかれる。
バブル崩壊後、立ちなれないようにいろんなプロパガンダにより、日本は土台の教育から崩壊させられる。週休二日、ロングバケーション、年休の取得促進、休日の増加・・・教育はゆとりという名のアホ製造教育制度、などなど・・・
フリーターが増えたとき、正規にならなくて自由なことがしたいからと言って、あるいは学生時代から自由を謳歌しすぎて正規になる精神もないようなものたちが、どんどん増えて行って、それがやがて大問題になるのは目に見えていた。
高齢になって、結婚もできず家庭もなく社会保険、厚生年金はないし、国民年金掛け金さえおさめられない、結局生活保護・・・フリータでいいやと考えた者たちは自己責任で自分で何とかしてくれ!そうじゃないと、非正規は、社会保障のブラックホールになるんだよ。
フリータ、今じゃ非正規ということだが、これを社会の階層の一つとして認めるのなら、これまで、まじめに自由を我慢して一生懸命働いていた者たちは、将来の社会保障がこの階層と同じであることは認めたくない、
でもそうなると、日本にはあからさまに階級社会であることがばれるんだよな。
ほら、上級国民の飯塚への優遇とか・・・。忖度、記憶にないとかいっていた官僚も上級階層だよ。貧富の差がますます進む。
日本は自由主義的社会主義って言われたこともあった。自由経済でありながら富の分配が民の段階で出来上がっていたからね・・・。
非正規を認めたから、日本の社会システムは崩壊したんだと思う、
その復元は、もはや手遅れ、やるとしたら、戦前の教育に戻すしかないと思う。天皇主義的な道徳教育じゃないよ、天皇は象徴であればいい。
上長を敬い、親を敬い、家族を大事にし、地域を大事にする。
そんな単純な行為を大事にすることが重要なんだと思う。
日本は自由ではない、「勝手」なんだよ!
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