先日、定例の診察に診療所へ出かけた。2週間前に行ったときは、代替の医師の診察と投薬だったのでひと月半ぶりに鉄ちゃん(鉄マニア)の医師だった。前回は・・・なんと本人が胃腸炎で吐き下し、1週間休んでしまったのだそう。体重が3Kg落ちたらしい…それ、俺にくれない?俺が痩せるのはちっとも構わんじゃろ?と大笑い。
さて、ここで、今回の診療報酬改定に合わせて医療制度改革で生活習慣病(脂質異常・高血圧・糖尿病)を抱える患者には生活習慣改善に向け生活習慣病管理料Ⅱ改革が行われた。
内容は難しい話になるんだが、生活習慣病管理料は、①患者が脂質異常症、高血圧症、糖尿病のいずれかを主病としている。②医師が患者に対して、服薬、運動、休養、栄養、喫煙、家庭での体重や血圧の測定、飲酒などの生活習慣に関する指導を行う。③患者に対して、療養計画書を作成し、説明を行い、同意を得る。④許可病床数が200床未満の病院または診療所である。の条件を満たしている場合に月1回算定可能となったということで、おらは条件にクリアなので、療養計画なるものを作って、サインさせて次の診療時に目標クリアできているか確認してさらに医師が指導するということになったとのこと。
で、医師から運動の目標などを聞かれるわけだが、ゆるゆるとした目標でいいからということで、体重減少・運動・食事制限などなどをある程度具体的に挙げてそれを計画書なるものに記載されプリントアウトされたものに診察後看護師による確認+サインした。4月後目標達成を確認するといった具合。
ま、あくまでも本人の自覚を促すというものになるが、結局従来の健康21で生活習慣病予防のために特定検診・特定保健指導などの制度が導入されてきたが、指導を受けないあるいは指導基準に満たない予備軍の減少を目的に始めたんだと思うが…現場では患者さんへの指導という行為が増え当分一人当たりの診察時間が増えるし、こんな田舎じゃ説明に時間がかかるのは間違いない・・・なんせ高齢者ばかりで何のことやらわからんだろうし、今更指導してもな・・・というやつが多すぎるし(笑)医者も効果については???だった。現場の声をちゃんと聞いてほしいもんだ。
いずれにせよ、手間も金もかかるということになった。生活習慣病管理料として診療報酬点数333点がついていた。薬をもらうために月一通っているが、これでまた時間もかかるし、金もかかることになる。
しかしだな・・・計画書にサインしたが、コピーくれなかった。どんな目標をいったっけな? コピーくれなきゃ、目標など言った先から忘れているのに・・・それほどいい加減な感じだな・・・これで効果が出てくるんだろうか?さてさて、どうしたもんかな?