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ベトナム政府がモンサントの農薬グリホサートの輸入を禁止。ベトナムは遺伝子組み換えトウモロコシの栽培に踏み切ったと言われるが、それも含めて止められるのか?。

2019-03-27 00:30:14 | ▼食の安全~種子法廃止・遺伝子操作・農薬
キーワード

モンサント バイエル ラウンドアップ グリホサート 遺伝子組み換え トウモロコシ ベトナム戦争 枯れ葉剤 グリホサート耐性雑草 2,4-D

印鑰 智哉 - モンサント(現バイエル)の農薬ラウンドアップ(主成分グリホサート)に関して、連日、ニュースが追い切れな... | Facebook https://www.facebook.com/InyakuTomoya/posts/3158234570870018
より転載
モンサント(現バイエル)の農薬ラウンドアップ(主成分グリホサート)に関して、連日、ニュースが追い切れないほど流れている。もはや情報統制かけようにもかけようがないほど山のような量になっている。もっとも、日本の中で日本の報道機関はどこまで伝えているのだろうか?
なかでも大きく取り上げるべきはベトナム政府の動きだろう。
ベトナム政府はサンフランシスコでラウンドアップがガンを引き起こしたと認定した評定が出てすぐ、グリホサートを使った農薬の輸入の禁止を決定したと告知した。国内流通はまだされているが、それも早々に禁止する予定だという。

ベトナム政府は2014年に遺伝子組み換えトウモロコシの栽培を承認し、2015年から栽培が始まっていると聞いている。グリホサート耐性遺伝子組み換えトウモロコシの栽培が続いているとしたら、この禁止は難しい。すでに止まっているか、無視できるほど小さなものとなっているか、現時点でわからないが、もし止まるとしたらいいことだ。ベトナムは農産物輸出に力を入れ、その国での遺伝子組み換え作物栽培の開始はアジアにおける遺伝子組み換えの拡大をもたらしかねない。そして、ベトナムに枯れ葉剤作戦の再来をもたらしかねない。
すでにベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の主成分の1つ2,4-Dもベトナム政府は禁止しているという。グリホサート耐性雑草が出れば、2,4-Dが再びベトナムの地に撒かれてしまうという悲劇のシナリオとなってしまうことを懸念していたが、その道も断たれたということになる。この決定が実効力あるものとなってくれることを強く願わざるをえない。

この枯れ葉剤混合農薬に耐性のある遺伝子組み換えを今、承認しようとしている日本と比べると、そのまっとうさに感動すると同時に、この日本の状況には怒りを感じずにはいられない。しかし、ベトナムで可能なことが日本で不可能ではないだろう。

米国でモンサント(バイエル)側の責任を認める評決が3回続いた。2人の原告はどちらも撒く側の人たちである。まずラウンドアップの被害は撒く側により強く表れる。最大の被害者が撒く側の人たちであることは再確認しなければならないと思う。もちろん、消費者も食品に残留するグリホサートで健康を害している可能性は極めて高く、今後、そうした裁判も行われていくだろうが、より直接的な被害を受けているのは撒く側にいる人たちであり、特に遺伝子組み換え耕作国でその被害が起きていることを考える必要があるだろう。

Vietnam Bans Import of Glyphosate Herbicides after US Cancer Trial Verdict
https://sustainablepulse.com/…/vietnam-bans-import-of-glyp…/



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