いよいよメイン会場へ突撃です!
【内部状況】
じゃじゃ~ん!
こ~んな感じ・・・
正殿2階は、日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間であり「大庫理(うふぐい)」と呼ばれていた。
2階の「御差床」は国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われたところである。
儀式の際には床の間には香炉(こうろ)、龍の蝋燭台(ろうそくだい)、金花、雪松等が置かれ、壁には孔子像の絵が掛けられていた。
部屋の上部にはかつて中国皇帝から贈られた御書(ぎょしょ)の扁額(へんがく)が幾つも掲げられていた。
「中山世土(ちゅうざんせいど)」の扁額(へんがく)は古い記録をもとに再現したものである。
壇の形式は寺院の須弥壇(しゅみだん)に似ており、側面の羽目板には葡萄(ぶどう)と栗鼠(りす)の文様が彫刻されている。
高欄には正面に一対の金龍柱(きんりゅうちゅう)が立ち、他の部材には黒漆(くろうるし)に沈金(ちんきん)が施されている。
「御差床」の正面にある部屋は「唐玻豊(からはふ)」と呼ばれ、正月の儀式や中国皇帝への親書を送る時などに、国王が椅子に座り御庭に並ぶ諸官とともに儀式を執り行った重要な場所である。
唐玻風造(からはふうづくり)の屋根や龍の飾りに囲まれた格式ある空間になっている。
南東隅の部屋は「おせんみこちゃ」と呼ばれ、国王自ら女官とともに毎朝東方に向かって拝んでいた。
「御床(おとこ)」には神棚として神霊が祀(まつ)られ、女官は抹香(まっこう)を焚いて「火の神(ひぬかん)」等を拝礼した。
身分の高い神女(しんじょ)の任命儀式なども、国王、王妃臨席のもとここで行われた。
続きはまた明日!
【内部状況】
じゃじゃ~ん!
こ~んな感じ・・・
正殿2階は、日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間であり「大庫理(うふぐい)」と呼ばれていた。
2階の「御差床」は国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われたところである。
儀式の際には床の間には香炉(こうろ)、龍の蝋燭台(ろうそくだい)、金花、雪松等が置かれ、壁には孔子像の絵が掛けられていた。
部屋の上部にはかつて中国皇帝から贈られた御書(ぎょしょ)の扁額(へんがく)が幾つも掲げられていた。
「中山世土(ちゅうざんせいど)」の扁額(へんがく)は古い記録をもとに再現したものである。
壇の形式は寺院の須弥壇(しゅみだん)に似ており、側面の羽目板には葡萄(ぶどう)と栗鼠(りす)の文様が彫刻されている。
高欄には正面に一対の金龍柱(きんりゅうちゅう)が立ち、他の部材には黒漆(くろうるし)に沈金(ちんきん)が施されている。
「御差床」の正面にある部屋は「唐玻豊(からはふ)」と呼ばれ、正月の儀式や中国皇帝への親書を送る時などに、国王が椅子に座り御庭に並ぶ諸官とともに儀式を執り行った重要な場所である。
唐玻風造(からはふうづくり)の屋根や龍の飾りに囲まれた格式ある空間になっている。
南東隅の部屋は「おせんみこちゃ」と呼ばれ、国王自ら女官とともに毎朝東方に向かって拝んでいた。
「御床(おとこ)」には神棚として神霊が祀(まつ)られ、女官は抹香(まっこう)を焚いて「火の神(ひぬかん)」等を拝礼した。
身分の高い神女(しんじょ)の任命儀式なども、国王、王妃臨席のもとここで行われた。
続きはまた明日!