goo blog サービス終了のお知らせ 

傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

採尿から逃れる方法を指南

2014年11月15日 | 刑事事件
平成26年(わ)第530号 

中野 絵美 

覚せい剤取締法違反

【証人】
被告人は警察署への任意同行、採尿を拒んでいたのですが、その際に電話で話をしていた人物が証言します。

証人は被告人に対し任意同行は拒んでも大丈夫等の助言をしています。(確かに任意ですから拒むのは自由ですが)
被告人に覚せい剤の使用を確認し、2,3日前に使用した事を把握したうえで尿検査から逃れる方法を指南しています。(方法は…もちろん内緒です。)
証人自身も覚せい剤取締法違反で服役した経験を有していますから、その辺りの事情には詳しい様です。
この様に被告人の周囲には薬物使用者が多数居て再犯防止は困難な様です。

他方、任意同行を求めた側である大宮東警察の取り調べに適切とは言えない部分が多々感じられます。
(やや,強引すぎる内容です)
ただし、被告人の様子から薬物使用の容疑が間違いないと判断出来たのでしょうから、強引な対応も止むを得なかったのかも知れません。

そもそも、強制採尿を拒む時点で怪しさ満点なのです。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。