傍聴絵日記

@さいたま地裁傍聴席

拳銃発砲事件(さいたま市岩槻区、川口)

2016年05月25日 | 刑事事件
平成27年(わ)第902号等 

村木 浩司 

銃砲刀剣類所持等取締法違反、詐欺

【概要】
暴力団組長であった、被告人が配下の者らと共謀の上でトラブルになった他の組織の組長宅へ拳銃を発砲した事件です。

発端は、被告人の上位者である元組長(露天商)が他の組の露天に因縁を付けた事からトラブルとなって、暴行を受けた事に対する報復の為に被告人他が集合してさいたま市岩槻区所在の(トラブルの)敵対組織組長宅に発砲しましたが、

深夜2時頃の一回目の発砲には気づいてもらえませんでした。

なので、翌日朝8時頃に出直して今度は2発、一回目と合わせて合計3発の銃弾が発射されました。
その後、犯行に使用された拳銃は川口市内の芝川に投棄されました。

【私感】
大親分が酔っ払って因縁つけた相手に返り討ちに遭って、配下の連中が敵対相手に報復のために拳銃を発砲して、結果として自身の組織が逮捕拘束された為に壊滅状態に成ってしまったと言う何ともトホホな事件です。
しかしながら、本件被告人の法廷での礼の美しさに感心してしまいました。

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