3月17日(土曜日)
翌日、Oさんからメールが来た
Oさんは卒業してから就職したが
リストラにあって会社を辞め福祉団体が運営する工場に行った
昨年工場も福祉団体もやめて今は父と共に仕事をしているとの事。
Oさんも生きづらさを抱えているのだろう
そういえば月乃さんからの話では
精神病院を退院してから3年は地道に生きるとの事
やっぱり今までのトラウマからすぐ回復というのは難しい
当面はメル友から始めよう
舞台での行事は呼ぶけどお客さんと表現者の距離を保ちたい
地道に向き合っていこう
そんなことを月乃さんにメールしたら祝福してくれた
それを見た俺は泣いてしまう
まあ、しんみり話はここまで
夕方から「斉藤一人 ハッピーリーダー塾」に出向く
これは銀座まるかん社長斉藤一人さんのファンが集まって
参加者の講演を聞いたり、リーダーの使命を大きい声で発表する
私にとっては自助グループのようなもんだ
終了後、参加者が偶然見つけた中華料理で3000円食べ飲み放題の宴会。
まあ、中華料理といっても、エビチリとか蒸し鶏のゴマソース和え(これをバンバンジーとよぶらしい)という庶民が食べる物である。でもおいしいには変わりはない。
さすがに北京ダックは出ないよね。と仲間に話す。
ところがでたYo-。その北京ダックが
初めて食べた感想。うーん。何だろう生春巻き食べているよう。
名前だけが先行している感じ。
それにしても、唐揚げとチャーハンは上手かったな。
さすが、本場中華は違う。
3月18日(日)
午後から亀田にある「ふれ愛プラザ」へ
「障がい者による社会参加体験発表会」にライブと講演に
行ってきた
司会者と昼食をとったとき、
「俺、何の知識もないのに」
と笑っていた
開演後、所長が司会者を紹介するのだが
先生と呼んでいたので
舞台に上がって司会者に突っ込み
さらに、看板をみると障害者と書いてあるので
「字が違うじゃん。これ。障害の害の字は平仮名でしょ」
「あっ、DAIGO君、障の字も間違っている。笑って書くんだよ」
そんなこんなで障害者自立支援法を廃止して笑がい者目立支援法を
私が総理大臣になったらつくるとの大ボラに拍手が鳴った
バスの運転手に土下座の事もボケをかます
ちょっとずつ「トーク内容」も変化を試みた
終了後、お客さんの質問タイム
前列にいた車椅子の男性
福祉の現状に対し怒っている
おそらく、相方のバス土下座事件を聞いて
自分のことに置き換えて怒っていただろう
感謝しています。
終了後、控え室で司会者と
後半はおそらく男性が色々とガッツいてくるのかと苦笑い
第2部は4人の障がい当事者が体験発表を発表する
それを聞いて脳性マヒブラザーズは感想を述べる
その中には養護学校後輩の女性がいて
感想を述べるといっても
養護学校の思い出話、ユニクロに就職した女性には
今の目玉商品はと質問した
相方はジーパンの話題で盛り上がった
施設に通っている精神障がい者には自分はおかしいと言っていたので
「あなたより、こわれ者リーダーがおかしいから大丈夫」
そう、月乃光司さんである。
全体的に観た感想
どうも施設に行っている障がい者は劣っている
仕事をしている障がい者は優秀
そんなイメージがまだ残っているふうに感じた
私からすれば施設に行こうが働こうが好きな事を仕事をしてようが
それはそれで賞賛する
やっぱり障がい者の世界で考えちゃうから
そう見えて来るんだと思う。
ニート問題と一緒にすれば
当事者同士の道が開けると思う
こうなったら脳性マヒブラザーズの反省も書かないと(笑)
全体的に噛みすぎ・・・・・
私は「障がい者の世界」が嫌でお笑いを続けている
今、その「障がい者の世界」から依頼が来ているが
ある仲間から「脳性マヒブラザーズを知ってもらうことが大切」
そう言われて舞台に立っている。
でも、「障がい者の世界」も楽しくなった
ある意味やる羽目になった仕事かもしれない
それと同時に色々な人と組んで舞台に立ちたくなった
その辺の気持ちは手紙で伝えている
たとえ、叶わないとしても気持ちを伝えた行為に
満足している
夏、脳性マヒブラザーズはあるアーティストとイベントを
新潟でやる予定です
今は4月の「能楽堂公演」に向けて特訓中。
そういうわけで「能楽堂公演」皆さん来てね。
(久々に真面目に書いたよ。似合わんな)(笑)
おーい。みんなどこみてんだあ。