こんにちは。
ハヤテバレです。
10月10日は銭湯の日。
銭湯といえば、北海道枝幸郡中頓別町に黄金湯という小さな銭湯があります。

なんとも言えない暖かさがあり、地域の交流場所としても大きな役割を果たしています。
休憩所でミニコンサートが開催されたり、併設された地域食堂でもいろいろな活動が行われていたのですが、今年は軒並み中止に。
そんな中、中頓別のチェリスト石井さんから、ホームページ上で何かやりたいねとお話をいただきました。
そして、石井さんが作曲したインスト曲の黄金湯のテーマにハヤテバレが歌詞をつけ、2020年バージョンとしてアレンジし直すことにしたのでした。
作業はそれぞれの場所で。

手紙を送り合うように、譜面や音源を何ターンかやりとりしました。

最初にお話をいただいたのが5月頃。
世の中の状況は一向に良くならず、当然予定も真っ白になり、不安や焦り、疲れが出てた時期でもありました。
だけど黄金湯のことを思い出すと、今は電気も点くし水も出る、できることをやって楽しく過ごせばいいんだと、すーっと穏やかな気持ちになれたことを思い出します。
あっという間に歌詞を書きました。
そしてなんだかんだで、秋。
銭湯の日に合わせ、曲が完成しました。
【黄金湯のテーマ 2020】
イラストがとても良いです。
誰もが親しめる優しいタッチが、黄金湯の雰囲気にぴったりです。
そしてやっぱり。
行きたくなっちゃったのでした。
札幌から更に北へ5時間。
まずは枝幸町、三笠山展望閣へ。

山のてっぺんにあるため、4〜10月のみの営業です。
絶景です。

思えば3年前、たまたま訪れたこの場所で、たまたま黄金湯の話を聞いたのでした。



そして銭湯の日、中頓別へ。

2011年の銭湯の日に再開された黄金湯。
9周年目のハレの日です。

餅をついたり、お雑煮をいただいたり。
ハヤテバレも少しだけ歌わせていただきました。



ゆきこさんお手製のかぼちゃをいただきます。
どれ。
もぐもぐもぐ。

にやり。
おいしいみたい。

短い時間でしたが、行けてよかった。
おいでと言ってくれてありがとうございました。
共に冬を乗り越え、どーんとまた会いましょう。

『黄金湯のテーマ 2020』
作詞/ハヤテバレ
作曲/石井友法
編曲/石井友法・風間竜太
小さな町の まんなかに
小さなえんとつ ひとつ
今日もだれかの おつかれさまを
暮れる空へと 送りだす
おとうさんも おつかれさま
おかあさんも おつかれさま
こどもたち おつかれさま
せわしない日だって 笑えない日だって
何もできずに終わった そんな日だって
おふろに入ってる場合さ
会えない日々だって 離ればなれだって
世界中が不安で つらい日だって
うんと遊んだり 笑いあったり
うんと眠ったり 夢を見たり
そんなことしている場合さ
おふろに入ってる場合さ

01634-6-2300
北海道枝幸郡中頓別町中頓別60番地1