芸術の秋とはいいますが

2012-11-28 03:49:30 | Weblog
芸術は別に秋だけのものではないですな。まあ、鑑賞しに行ったりするには、心地よい季節ということでしょうか?
私は時間芸術が好きです。
それは音楽や芝居です。
もちろん、美術や写真など、その瞬間を切り取る芸術も好きですし、例えば絵を描く段階を見せるという芸術もあるとは思いますが。
まあ全ては時間芸術でしょう。
絵画にしろ写真にしろ、時は平等に経つのでありますから、それによって劣化もするし、痛むし味も出てくるし。

あくまでもライブとして、時間芸術が好きだと今はそう書きます。
音楽も演劇も時間に縛られている芸術です。
七時開演で上演時間は二時間休憩はありません。とか。
お客様の大切な時間を割く行為です。
そして、
そうでなければならない芸術なのでしょう。

今とても読みたい戯曲がありまして、
それはハロルド・ピンターの作品。

全部読みたいのですが、しかも原語で。
それには時間がかかりそうですな。
彼の持つ詩的な部分にとてもそそられます。
ノーベル文学賞のスピーチにしても、とても詩的。

そういえば中学の頃、中間、期末テストの最中に、問題用紙の裏に詩を書いていたことを思い出しました。
残ってないんでしょうな。もう。
それもまた、時間によって、忘れ去られ葬られたのでしょうか。

明日図書館へ行きましょう。そして迷わず借りるでしょう。
ピンターの作品を。


「鴨はどなたで?」


この世の中は、何と不条理なことよ。そして危うい。
だから面白い。と思います。

ふむふむふむふむふふむふむふ…