君に悪意あれ・231

日本人という立場から考えると、世界の数多の出来事は、理解できない事ばかりです。

チリの落盤事故の映画を撮影する事が決まったと。
その労力と費用を救出に注ぐべきではないのか？
いや、視点視野を広げてみよう。
この映画を撮影し公開する事は、直接ではないが救済活動に値するのだ。
映画で得た収益は、被害者の子供達の教育費等に充てられるという。

子供がいない被害者は何と言う？

肉親に子供がいるいないの話ではない。チリの未来にとって有益な方向であれば良いのだ。

そんな風に考えられるだろうか？
とにかく早く救出して欲しいと俺なら思う。
が、そんな特殊な状況におかれた事がないので、本当はよく分からない。