鳩と大砲

世界を切り撮り斬り採り着る「行貝チヱ」の伝道ブログ

適性インパクト

2007年10月28日 | アート

26日 渋谷のNUG於
田名網敬一先生の個展のオープニングにいく
今回のペインティグは全て新作
す………すごぃ
ギャラリーの広さを完全に無視した(笑)大きな大きな作品のインパクトは
視界いっぱいにすぐさまその世界に飲み込まれてしまいそうな吸引力をもつ
作品とふたりっきりになれる距離が気持ちイイ

27日 銀座ヴァニラ画廊於
ブルース・ラ・ブルース写真展へいく
渋谷の某大人の玩具やさんでみかけたチラシ(写真)が強烈な匂いを放っていて好みではないがつい見に来てしまった
むぅ……なんだろう 写っているものは強烈なんだけど 写真もいんだけど
この場所ではない
この距離で 画廊で プリントで見る距離ではない気がした
渋谷でチラシを手にしたときのインパクトにはかなわない
あの猥雑なチラシ群の中に無造作に置かれていた彼の作品は確かに適性インパクトであった
チラシのデザイン性でというわけではない
その写真(チラシ)が大量に印刷されその場所に置かれていたということ
不特定多数の人が目にするであろう危険性(18禁)が
この作品の本来の力を引き出している

現物の作品と対峙することが適性で最大のインパクトを生むとは限らない

世の中の作品たちが適性インパクトであるか否かを再考することは
とても重要ではないか

TPCARWS ♯005

2007年10月26日 | フォトコラージュ
みなさん秋ですよ!
コラージュ日和です

第5回めのテーマはレイヤーコラージュです
素材を揃えてイマジネーションを呼び込んだら
今度はそれを作品にしてみましょう
部屋に飾ること、人に見せることを意識したら
いつもとはまた違うコラージュができるかも知れません
好きな写真をたくさん持ってレッツキリバリー!!!

■■■■■TPCA RWS in NeuroCafe #005■■■■■

■ 日時: 2007年11月11日(日)
      12時~15時 受付は11時45分から

■ 場所: 吉祥寺 NeuroCafe
       吉祥寺駅南口から徒歩4分
       武蔵野市吉祥寺南町1-11-11武蔵野ビル702
       0422-70-1330

■ 講師:  行貝チヱ (TPCA会長)

■ 参加費: 3000円(ワンドリンク付)
        
■ 持ち物: ハガキ (KG)サイズの写真20枚以上すきなだけ
        カッター・カッターマット・のり

  ●年6回の連続プログラムですが1回のみの受講も可能です●
  ●前日まで予約受付いたします(カフェまたは会長まで)●
  ●ご予約はneurocafeの応募フォームかTPCAのメール にて●


けはいの

2007年10月16日 | アート

ファインアーチスト 長野リサ の個展「けはいの森」へ遊びにいく

彼女の作品をみるのはKukuicafeに続いて二回目
前回の展示でもやっとしていたモノがやっと確認できた

立体やらペインティングやら写真やらアクセサリーやらコラージュやら楽器やら空間やら
彼女のアウトプットの方法は実に様々でそれぞれに違う印象をもたせる
一見すると内包的なドゥルっとした感覚を留める作業かと思う

ところが

全く逆であった

行き着く先 ではなく 始まりの元 であった

地下の展示(画像)がまさにその象徴であり
今回のテーマである けはい が部屋いっぱいに充満していた

芝居が始まる前の舞台のような…それがずっと始まらないし終わらない…

と 彼女は笑う

あぁ これだな と 符に落ちた

彼女は立体で 空間の中に存在している
紡いでいるのは彼女の周りを取り囲む空気
そこに浮遊するための 術


●「けはいの森」展●

~匂いや、音や、味から思い出す記憶がある~
脳内の記憶を呼び起こす森に探検しに来ませんか・・・

会期:10月13日(土)~10月30日(火) 
11:00-20:00(月曜休)

会場:HIGURE17-15cas
東京都荒川区西日暮里3-17-15

電話:03-3823-6216 10/13(土)



デズニー考察

2007年10月09日 | アート

写真は改装中のシンデレラ城
人々がしょぼいだのちゃちぃだの子供だましだの文句を言う中ひとり感動…

す…すごいっ…こっこっコラージュ!!!

千葉育ちの私はディズニーオープン当初から平均年一回は
まるで決まり事のように通う舞浜の超一流遊園地
別にディズニーファンではありません(笑)
シーズンやイベント毎に少しずつ手が加わる定番アトラクション
もう20回以上は乗っているカリブの海賊とジャングルクルーズは
間違い探し的な楽しみ方となりつつある

久々のデズニー なんだか小さく感じたのは
ここ近年の日常の刺激が強すぎるせいか
デズニーの魔法がかかりにくくなってきたのか
作り手の立場 という視点が増えたからなのか
いつもとは違う郷愁にかられた

お土産やさんのディスプレイのクォリティに溜め息したり

鳩…鳩がいない!
デズニーには鴨しかいない!不思議だったり

ガラス細工のおじちゃんの手仕事は一日中みていられるし
デズニーに来ているちょいコスプレの人々だけでコラージュをつくったらそりゃおかしな王国がつくれるだろうと妄想は膨らむ(妄想止まりだけど)
デズニーキャラは基本的に擬人化目線のもの
人間のような動きをする 動物や植物やモノたち
これら 全部
人間のカタチをした獣や植物 モノだったらどうだろう…

あぁ…やばいね
かなりやばいね これは(笑)

違う魔法にかかっちゃってるね

あたし