本気・正直大辞典

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師走に向かう河原町三条に新しい味わいが

2021年11月30日 | 散歩
京都市街の夜、他府県の街並みに比べて味わいはあっても、ある程度の規制もあり、刺激的なネオンなども少なくひっそりしたものが多い。しかし、いつの間にかデザインが変わっていたのは、河原町通のアーケードに続く景観的ネオンサインである。やはりキラキラ感は少ないが、先端の技術が動員されているのか、伝統感よりも、古い街並みの今を支えるような感覚やセンスが感じられて感動することができた。いわばこうした風土や環境を知って支えるまちづくりのデザインが、きっとこれから求められると思う。伝統の都市も、そのような固定の感覚を乗り越え、伝統の中から新しい価値観、つまり、ただのらしさだけでなく、それに挑むようなデザインを、地域が挙って選び出すような動きの見える化がほしいね。Sho1-211130

今日このごろの秋風、自分なりの光景と

2021年11月29日 | 散歩

まいにち見える光景が、あまり変わらなくなってきた。日々退屈になってきているというわけ。時間をかけていくところがなくなってきたように思えるが、なぜ目に見える世界に変化が求めようとするのか、どうして同じでつまらないのか。人は絶えず変化を求めて生きているといえる。現在、過去、未来が同じであって欲しくないらしい。変化による差異に発見が心地よいわけだ。歴史を大事にするのも、未来の夢に託すのも、自らの得体を訪ねたいのだろう。変わらない毎日、光景だけでは安心できなくなるのだ。さまざまな断絶や規制のときは、自分らしい変化を夢見て体力を、いえ耐力を在庫していかねば。1129sho1


京都山科、音羽川の落ち葉路、2度目

2021年11月24日 | 散歩

以前から歩いてみたかった音羽川沿いの土手道。今朝のNHKテレビで紹介されていた地元の毘沙門堂の紅葉三昧にくらべ、こちら秋らしい静かな気分がいい。水流と落ち葉の生活感がどこかに漂っている。最近、琵琶湖の水量が下がっているからか、川面は、水流がなく溜まっている地点も見られるが、なに自然のことだ。すでにバランスをとりにいっていることだろう。できることは、こうして景観として自然を受け入れることくらいで精一杯、そんな気がする秋の川面だった。sho1-211122


此処で拾ったみどりの財布、交番での約5分劇

2021年11月18日 | 散歩
健康に役立つかもしれないし、第一、気分が悪くないから続けている散歩、とくに秋晴れの日はなんともいいもんだ。ある日いつも通るご近所の道筋になんとなく眼をやると、小さなグリーンの財布らしきモノが。一瞬困ったな、と思いつつも、中を開けて見るとカードや万札も見えたので、足は近くの交番に向けて一直線となった。
交番に着くと、一人の若い女性が無言で立っていたので、この娘と直感したが、まずは警官に報告するも、その場の「よかったね!」となり、住所氏名を書かされて、トントン拍子のさようならだ。何か特別な遣り取りするのも鬱陶しく、逃げるようにその場を去ってきた。
誰かのためになったはずなのに、これでは交番の事務手続きを手伝っただけ。目の前の人の思いが理解できない人と警官。いずれも言葉が使えていない。これが現代日本社会の現実か?