団遊(だん・あそぶ)さん講師による福祉系グループ・ワークに参加してきました。どの現場でも、思ったとおり組織や仕事は進まないようですね。願いや期待が絡み合い、目指すものが見えにくくなっているのではないか、そんな弱々しい共感に包まれて終了。最後のほうで講師から、「本気」というキーワードが放たれ、ふと気がついたのですが、何事も「前進は”本気”が決める」ということ、そうでないと何も決まらずため息ばかりです。現代は、どこにもさまざまな理論や手法が用意されていて、どんなことでも実現可能な雰囲気だけがあります。それを使いさえすれば可能だという道筋を描いた立札があちこちに立っているのです。それを見ただけで安心、あとは誰かがやるだろう。そんな気分が見え隠れします。たとえば言われている「働き方改革」です。「あったらいいな」の代表格、掛け声でしかありません。その現場をだれが責任・実行を引き出していくのか、その本気が必要なのです。インプットはするけれど、発言・提言という「競い合うようなアウトプット」が疎かになっているのではありませんか。その人独自の全身からでる「ホンキ」が旗を振らねばなりません。点数が足りなくても本気を評価することだ。私のグループになった福祉関係者の皆さんにも、そんな苦渋と光が見え隠れする勉強会を終え、3時間ほど前、苦しんで登ってきた急な坂をスイスイでした。(HIS協働グループ:石田)
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いま時代が大きく変わるのではないか、そんな気分が何処となくつわってきます。その意味では、従来になかった新型コロナが象徴するものを考えてみることが有意義だと思います。もちろん、たまたま苦しみに巻き込まれた多くの人々の苦しみを無にするわけにはいきません。この頑張りの事実を、いつまでも困難とだけ捉えていることが何の解決になるでしょうか。乗り切ったあとの社会や暮らしのあり方に、真剣に向き合っていくことが何より大切な思考であり行動でなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
真っ直ぐな意見や考えを、みんなが奇譚なく表出していくことこそ、最良のチカラとなるように思います。歴史はうまく出来ている。まずはこうした手近なブログの活用が何より有益であると思い、投稿しました。石田章一