ほとんど何の情報も持ってなくて、数日前に声優がキムタクと
倍賞千恵子と聞いて「へぇ?」と思ってたくらい。
はじまった途端に度肝抜かれました。正確に言えばソフィーが話し始めた途端。
オーマイゴッド、宮崎監督・・・倍賞さんに18歳の声は無理です。
多分ソフィーの、母親や妹との差異、年齢を持て余してる硬い感じ、
地味なおぼこい感じを出そうとしたんだろうけど・・・。
90歳になってからは違和感ないんだけど、なんかもう・・・。
ハウルは、キムタクだと聞いてなかったら気づかないほど例のキムタクぽさがない。
キムタクの持ち味ってあのかっこつけだと思うんだけど、それが消されてて。
監督、あれを消しちゃうならそのキャスティング意味ないじゃないですか。
などなど、声優陣には難あり、のハウルでした。
(もっと欲を言えば我集院だってそんなに良いとは思わなかったし、大泉洋は
もっと喋っても良かったし、ってこれは個人的趣味ですが)
で、映画自体の話ですが、総体的に私は好きです。
地球ラブのジブリだから、もちろんメッセージ性はあって、それはまぁ置いて。
ちょっと対象年齢上の感じの王道の恋愛ファンタジーでもあり。
「ふたりが暮らした」だけに着目すればとてもかわいらしい、
いまどきの無気力でクールな男の子と、コンプレックスを抱えながらもどんどん変わっていく
女の子の恋愛物語。
演出も映像も言葉にできないくらいやっぱりすごく良くて、心をつかまれるような涙が出てくるようなえもいわれぬ世界観。
ただ、あの脚本の不整合性。展開の唐突さ。原作読んでない人はどうするの?と。
監督は起承転結を捨ててるんだろうけど、あれじゃわからないよなーと。
「もののけ」や「千と千尋」くらいから謎掛けが目立つようになってきたけど、
それもファンの心をつかむ要因なのかな。リピーターも多いだろうし。
ジブリの中でラピュタが好きって人が多いのは、脚本がわかりやすいからだと思う。
とはいえ、私もプロデューサーの罠にはまり、帰りに謎について散々語り合う、を
やっちゃった(@『世界の山ちゃん』西武新宿店。んまい)。
映画を誰かと観るとこの醍醐味があるのよね。
私は宮崎映画で描かれる子どものファンなので、今回もマルクルにはぐっときました。
ハウル、もう一回観にいきそう。補完したい。罠だよね。
倍賞千恵子と聞いて「へぇ?」と思ってたくらい。
はじまった途端に度肝抜かれました。正確に言えばソフィーが話し始めた途端。
オーマイゴッド、宮崎監督・・・倍賞さんに18歳の声は無理です。
多分ソフィーの、母親や妹との差異、年齢を持て余してる硬い感じ、
地味なおぼこい感じを出そうとしたんだろうけど・・・。
90歳になってからは違和感ないんだけど、なんかもう・・・。
ハウルは、キムタクだと聞いてなかったら気づかないほど例のキムタクぽさがない。
キムタクの持ち味ってあのかっこつけだと思うんだけど、それが消されてて。
監督、あれを消しちゃうならそのキャスティング意味ないじゃないですか。
などなど、声優陣には難あり、のハウルでした。
(もっと欲を言えば我集院だってそんなに良いとは思わなかったし、大泉洋は
もっと喋っても良かったし、ってこれは個人的趣味ですが)
で、映画自体の話ですが、総体的に私は好きです。
地球ラブのジブリだから、もちろんメッセージ性はあって、それはまぁ置いて。
ちょっと対象年齢上の感じの王道の恋愛ファンタジーでもあり。
「ふたりが暮らした」だけに着目すればとてもかわいらしい、
いまどきの無気力でクールな男の子と、コンプレックスを抱えながらもどんどん変わっていく
女の子の恋愛物語。
演出も映像も言葉にできないくらいやっぱりすごく良くて、心をつかまれるような涙が出てくるようなえもいわれぬ世界観。
ただ、あの脚本の不整合性。展開の唐突さ。原作読んでない人はどうするの?と。
監督は起承転結を捨ててるんだろうけど、あれじゃわからないよなーと。
「もののけ」や「千と千尋」くらいから謎掛けが目立つようになってきたけど、
それもファンの心をつかむ要因なのかな。リピーターも多いだろうし。
ジブリの中でラピュタが好きって人が多いのは、脚本がわかりやすいからだと思う。
とはいえ、私もプロデューサーの罠にはまり、帰りに謎について散々語り合う、を
やっちゃった(@『世界の山ちゃん』西武新宿店。んまい)。
映画を誰かと観るとこの醍醐味があるのよね。
私は宮崎映画で描かれる子どものファンなので、今回もマルクルにはぐっときました。
ハウル、もう一回観にいきそう。補完したい。罠だよね。