今回は、フルモデルチェンジとなった新型ゴルフ ヴァリアントです。伸びやかでスポーティなスタイルへと進化したとともに、ロングホイールベース化による安定感が増した走りと拡大されたラゲージルームが特徴です-。
フォルクスワーゲン・新型ゴルフ ヴァリアント eTSI Style(オプション装着車)
>>ボディカラー:ライムイエローメタリック(新色:有償オプションカラー)
新型ゴルフ ヴァリアントは、eTSI Active Basic、eTSI Active、eTSI Style、eTSI R-Lineの4グレード展開となります。全車48V マイルドハイブリッドシステム搭載!→1.0TSIエンジン(Active Basic、Active)と1.5TSIエンジン(Style、R-Line)のパワートレインが設定。
←新型ゴルフヴァリアントeTSI Style@リヤ
※オプションには、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”やパワーテールゲート等を含む「テクノロジーパッケージ」、SSDナビゲーションシステム等を備える「Discover Proパッケージ」、電動パノラマスライディングルーフとプレミアムサウンドシステム“Harman Kardon”がセットとなる「ラグジュアリーパッケージ」が設定されています-。
エクステリアは、新型ゴルフと比べ、Bピラーから車両後方まで新型ゴルフヴァリアントが専用デザインとなっています。こちらは、伸びやかなルーフラインと延長されたリヤドア&サイドウインドウ(Cピラー部にリヤクウォーターガラスが備わります)が特徴でして、ルーフにはヴァリアント専用の「シルバールーフレール」が装着されています。
また、リヤデザインも従来モデル同様にハッチバックモデルとの差別化により、新型ゴルフヴァリントでは、テールゲートパネル中央部にナンバープレートポケットが設けられています。最新モデルで多く採用されているプレスラインとパネル構成部分による窪みを組み合わせたデザインが採用されています-。
ホイールベースは、従来モデルまではハッチバックモデルと共通となっていましたが、新型ゴルフヴァリアントは、35mm延長されていまして2670mmとなります。ちなみに、全長も65mm延長となり4640mmに!これにより、後席の足元空間が広くなり、同時に、ラゲージルーム容量もUPしています。
特に、リヤドアは、ホイールベースが延長されたことで開口部が広くなり乗降性も向上しています。後席のレッグルームは、先代モデル38mm拡大(941mm)となりますが、ハッチバックモデルと比較するとさらに空間が広がったような印象となります。また、ヘッドクリアランス(=頭上空間)もヴァリアントならではのルーフ形状の変更により広がっています。
リヤシートの使い勝手も向上していまして、ハッチバックモデルに対しホイールベースが拡大されていることで、シートを倒した状態でもシート前方に空間が生まれます。ヴァリントでは後席をラゲージルーム側から容易に倒すことができるリヤシートロック解除レバー(ラゲージルームトリムの両側に配置)が備わります。
また、ラゲージスペースもホイールベースの延長とボディ全長の拡大により、先代モデルよりもラゲッジ容量が増加しまして、611L(VDA方式)となります。リヤシートを倒すことで、最大1642Lまで拡大できます(ちなみに、先代モデル比で22L増加!)。使い勝手も容量も向上!
そして、「パワーテールゲート(挟み込み防止機能、"Easy Open"機能付)」も今回、ゴルフヴァリアントとして初設定(オプション)となった点も注目ですよ~!テールゲートに備わる操作スイッチ及び運転席ドアの操作スイッチにより、電動にて開閉操作が可能です。
このほか、ヴァリアント専用装備として、荷室と乗員空間を分割する為の「ラゲージネットパーティション」と、ロール状の格納式となる「スライディングカバー」が備わりますのでこちらも要チェックですよ~!