今回、新型Golfにディーゼルエンジン”TDI”搭載モデルが追加!新技術のツインドージング(デュアルAdBlue噴射)システムが採用され、環境性能が大幅に向上しています。
フォルクスワーゲン・新型Golf TDI R-Line(オプション装着車)
>>ボディカラー:オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト
新型Golf TDIには、「TDI Active Basic」、「TDI Active Advance」、「TDI Style」、「TDI R-Line」の4グレードがラインアップされています。展示車両は、スポーティな内外装となるR-Lineでして、新オプションの18インチアルミホイールが装着された仕様となります。
←最新世代の2.0 TDIエンジンが搭載
今回搭載されます”TDI”は、排気ガス浄化システムに新技術として2つのSCR触媒コンバーターを備える「ツインドージング(デュアルAdBlue噴射)システム」が採用となりました。こちらは、エンジン後方側と排気側の中間パイプの2か所にSCR触媒コンバーターが配置されていまして、AdBlueを効率良く注入することで、窒素酸化物(NOx)の排出量を大幅に削減してくれます。
SCR触媒コンバーターの進化とともに各部の改良も図られたことで窒素酸化物(NOx)の排出量が従来比で最大80%削減されています。同時に、最大トルクも従来型よりも大幅に向上(340Nm→360Nm)していますので注目ですよ~!→ちなみに、最高出力110kW(150PS)/3000-4200rpm、最大トルク:360Nm(36.7kgfm)/1600-2750rpm、燃料消費率(WLTCモード):20.0km/ℓ。
TDIモデルということで、ロアグリルパネルの形状が異なっていまして、ロアグリル上部(ナンバープレート下部のパークセンサー取付行側)が塞がれたデザインとなっています。同時に、エキゾーストシステムもTDI用となっていまして、昼間パイプはストレートに近い形状に変更され、排気口先端の形状も若干側方側に向けられています。
エクステリアでは、今回のTDIモデル導入に伴い、「18インチアルミホイール(225/40R18タイヤ/7.5J×18アルミホイール(5ダブルスポーク))」がR-Line用のオプションとして新規設定されています。また、eTSIモデルではバックドア右下側に備わっていたパワートレインエンブレムがTDIでは非装着となるのも特徴です-。
フューエルリッド内には、TDI専用にAdBlue補充口(専用キャップはブルー色)が追加され、燃料キャップもディーゼル専用品(キャップはグリーン色)となっています。リッド裏側にもディーゼル注意ステッカー(新型Golf TDIはバイオディーゼルは非対応となります)が貼付。
そして、インテリアでは、基本デザインはeTSIモデルと同様ですが、デジタルメータークラスター”Digital Cockpit Pro”内のタコメーターが、ディーゼルエンジン特性に合わせ、回転値とレッドゾーンが変更されています。TDIでは6000rpm表示となっていまして、レッドゾーンは4500rpmとなります。