今回、GR86が一部改良で「C型」へと進化しまして、新たにMT車にも「アイサイト」が搭載!そして、brembo製ベンチレーテッドディスクブレーキやSACHS(ZF)アブソーバーも新たに設定され、基本性能も進化していますー。
トヨタ・新型GR86 RZ(6MT)
>>ボディカラー:ブライトブルーⅡ〈XDA〉
今回、ボディカラーに新色として、こちらの「ブライトブルーⅡ〈XDA〉」が追加設定!改良前モデルでは「ブライトブルー〈DAR〉」が設定されていましたが、途中で生産終了となっていました。今回、塗装過程等の変更などにより、ブライトブルーⅡとして復活となります!
新色として「ブライトブルーⅡ」が設定→
今回の注目は、「MT⾞」に運転支援システム「アイサイト」が新たに標準装備となった点です!従来モデルではMT車ではアイサイトは非設定となっていましたが、今回、MT車の特性に合わせた改良が行われ、初めて搭載となりました。→フロントガラス上部にはアイサイト用の「ステレオカメラ」が装着されます。
アイサイトの仕様に関しては、MT車、AT車共通で「プリクラッシュブレーキ」、「車線逸脱警報/ふらつき警報」、「先行車発進お知らせ機能」、「クリアランスソナー(リヤ)」が標準装備。また、アイサイトのステレオカメラの搭載に伴い「ハイビームアシスト」も同時に装備!→ちなみに、ステレオカメラによる制御ではない「後退時ブレーキアシスト」は、MT車には非採用となっています。「AT 誤発進抑制制御/AT 誤後進抑制制御」も同様に非設定。
アイサイトの機能でAT車との大きな違いは、「定速 / 追従機能付クルーズコントロール」となる点で、AT車では0~約120km/hまで追従機能が対応(全車速追従)となりますが、MT車では、30km/h以上で追従機能が使える仕様(25km/h未満になると自動で追従機能が解除されます)となります。今回の一部改良でMT車に「追従機能」が追加されたため、ステアリングスイッチ(右側中央)には「追従機能用スイッチ」も追加されています!
また、電子スロットルの改良により出力特性が変更されたほか、足回りには、新たに「SACHS(ZF)アブソーバー」がSZグレード、RZグレードにメーカーオプション設定されています(展示車両はSACHS(ZF)アブソーバー装着車)。「VSC制御」も最適化が図られ、コーナリング時の⾛⾏安定性が向上していますので注目ですー。
そして!今回、新たに「brembo 製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:17インチ4ポッド対向キャリパー・リヤ:17インチ2ポッド対向キャリパー)」がメーカーオプション設定されたのもポイントです!前後ともに17インチに大径化され、制動性が高められたほか、見た目でも標準装備のキャリパーとは異なり「レッドキャリパー」となりますので特別感も増します!
このほか、機能装備も充実化が図られていまして、RZグレードには、新たに「UVカット機能付プライバシーガラス(リヤクォーター・バックガラス)」が設定(標準装備)されたほか、全グレードで、ステアリングスイッチに「ハンズフリースイッチ」が新たに採用(標準装備)となりました。