今回は、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル 新型S-Classの「標準仕様」です。スポーティなAMGライン装着車とは異なるエクステリアデザインに注目ですよ~!
メルセデス・ベンツ 新型S 500 4MATIC long(ISG搭載モデル)
>>ボディカラー:オブシディアンブラック(M)197
標準仕様のフロントデザインは、AMGライン装着車(→AMGスタイリングパッケージのフロントスポイラー)とは異なり、ロアグリルからサイドガーニッシュまで一体感を持たせた標準仕様用フロントバンパーが採用されています。横方向への広がりを表現したデザインに-。
こちらのロアグリル外縁には、AMGラインよりもさらに太く、存在感が増したクロームメッキモールが備わります。特にクロームメッキモール部は、横方向は細く、縦方向は太く見えるようなデザインで重厚感溢れる表情を演出しています。→ラジエーターグリルはAMGライン装着車と標準仕様は共通デザイン。
このほか、ロアグリルグリル全体に、横方向のラインを基調としたフィンデザインが配され、ロアグリル中央下部(ナンバープレート下部辺り)にもアクセントのクロームメッキモールが配置されています。ちなみに、ロアグリルは中央部のみが開口となる仕様で、サイド部はパネル構造となっています-。
サイドスカート部も標準仕様とAMGライン装着車ではデザインが異なりまして、標準車ではボディ内側に回り込むようなボディとの一体感を持つデザインに。また、スカート上部には、細身のクロームメッキモールが備わり、リヤバンパーのサイド部(左右)まで繋がるデザインとなっています。ちなみに、足元は「18インチ10スポークアルミホイール」が標準装着。
ブレーキキャリパーも異なり、Mercedes-Benzロゴ無し仕様(フロント/リヤ)、ドリルドベンチレーテッドディスク(リヤ)とスポーツブレーキシステムが備わらない等の細かな違いがあります。ちなみに、パーキングセンサー(ソナー部)も標準仕様では、ロアグリル内に片側2か所ずつ装備され、リヤバンパーもソナーセンサーがフラットで目立たない形状が用いられています。
※標準仕様のインテリアでは、AMGライン装着車と違い、よりエレガントでラグジュアリーな印象の「ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム」が装着され、「ステンレスアクセル&ブレーキペダル」が非装着となります。