過食衝動

またやってしまった。

眠剤を飲むと30分ぐらいしてから猛烈な食欲に襲われる。

歯磨きもまた一からし直さないといけないのに、過食衝動に負けてしまう。

過食を抑えたくて、睡眠薬　過食で検索すると患者は冷蔵庫に鍵をかけても開けてしまい、家中の高カロリーな食べ物を好んで食べ漁るので意味がないという風なことが書いてあった。

子どもを諦めたのは金銭的な問題はもちろんのことだが、私の血圧と体重も大いに関係していた。

鈴人を祀ってある机の横で、鈴人に見られながらお菓子を食べ漁ってる自分。

我に返と猛烈に泣きたくなった。

どんなにあの日々が愛しかったか、どんなにあの日々がいつまでも続けばいいと思ったか、思い返すと涙が止まらない。

そんな一人の夜。

命を大切に、

人格に問題があるせいか、思ってもないことを衝動的に発言してしまう癖があります。

例えば、飼っている犬のきららなんかが落ち着きがなく鳴いているときや言うことを聞かないときに、ひどい言葉を言ってしまうときがあります。

だけど、本心ではないから自分もすごく傷つきます。

その原因になっているものに、自身の心の余裕のなさもあると思います。

今まで色んなところで、家以外でも暴れてきましたし、何十回も何百回も「死にたい」と言ってきました。

これからはできるだけそういうネガティブな言葉を控えて、周りに優しくなれる人になりたいです。

命の重みを噛み締めて。

愛

私を母にしてくれて、母の気持ちが少し分かった。

私を妊娠する前、私の父との間に子どもがいたことを教えてくれた。

祖母からは「お母さん、中絶したことあると思うよ。本人は言わないけど私は気付いてる」

と過去に聞いていたので、母は私には一生涯言うつもりはなく、墓場まで持っていくのだと思っていました。

母に「どうして赤ちゃんを諦めたの？」と聞くと、

「お互い若すぎたからお金もなかったし、育てられないと思ったんだ」

と言いました。

今なら分かります。

出来ちゃった結婚を否定するわけではないけど、出来ちゃって赤ちゃんを出産してる人ってもちろん自分たちの努力もあるだろうけど、運もあるんじゃないかと。

私はその確率や運に入らなかったし、母も入れなかったけど、私を二十歳まで育ててくれたように、諦めたお腹の子も愛していたんだと。

だから忘れずに今日まで覚えていたんだなぁと思いました。

母

鈴人を妊娠してすぐのこと、彼氏は職を失い働いておらずニートの期間がありました。

精神科の先生に「こういういざと言うとき頼れる人はいますか？いたら誰ですか？」

と聞かれて、暫しの沈黙が流れたあとにボソっと「母です」

と言うと先生はニコッと笑い、「そうですね、一般の回答は母親だと思いますよ、よかった」

と言いました。

鈴人がいなくなった夜、先生が病室にやってきて少しお話をしました。

母との確執があったことや、私が母の愛情に飢えていたときがあった。

鈴人を妊娠するまで母の影を追い求め彷徨っていた。

そんなとき先生の「頼るべき人は母だと思う」という答えに大変救われた。と話しました。

中絶という形になったけど、一皮剥けて私を強くしてくれた大きな存在だと感謝しています

エコー

財布の中に安産祈願、子宝のサンゴと鈴人のエコー写真を入れて肌身離さず持ち歩いています。

私の中でこれらはお守りのようなもので、すぐに鈴人を近くに感じられるようにしています。

鈴人にいつも話しかけています。

届いているのかは分かりません。

だけど、届いていると信じています。

そうもしないとこうして立っていられないです。