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背中のホック

死別後の一人暮らしの日々。
可愛いおばあちゃん、目指してます。

忘れてた、寂しさ。

2022-01-30 15:01:45 | 日記

昨日実家に行くつもりだったけど。

なんとなく疲れてて。

母も「無理しなくていいよ。」って。

母が転倒したのが4週間前。

運良く打ち身だけ。

体の痛みがとれたから、気力も出てきたみたい。

一人暮らしのリズムを、取り戻したのかしら。

ひとまず安心。

久しぶりにのんびりした気分で週末を過ごして。

一人分の家事を済ませ、たまってる韓国ドラマ観て。

なんか暇。

そして押し寄せる寂しさ。

最近、母の介護問題で頭がいっぱいだったから。

忘れてた、寂しさ。

これが私の日常だった。

でも今週末には、また実家へ行くつもり。

寂しい週末だけど、悪くないかもって。

今の私は、寂しさを感じることが平穏である証拠みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 


上手に隠してるだけ。

2022-01-28 21:48:46 | 日記

たぶん、終わった悲しみ。

他人にはそう思われるのよね。

夫を亡くしたこと。

今年、七回忌であること。

それを他人に話した時の反応は。

気の毒そうな顔をされるけど。

それも一瞬。

そこに悲しみを探そうとはしない。

すぐに話題を変えて。

経験してない人には、何も言って欲しくもないし。

いつまでも悲しみに浸っている未亡人と思われるのも嫌。

明るいふりをしなくても。

自然に振る舞ってる私。

悲しみは終わった。

ほんとはまだ、終わってない。

上手に隠してるだけ。

 

 


桜をみて笑いたい。

2022-01-27 21:34:07 | 日記

冬枯れのお庭にも、ほんの少し、春の息吹きを感じるの。

冬の寒さに耐えたお花たち。

新しい芽が出てて。

枯れ木に見えても、中には熱い生命力がみなぎっているのね。

春の訪れが待ち遠しい。。

嘘。

そんな気持ち、いつ失くしたのかしら。

いっそ、ずっと冬でもいいのに。

 

でも、やっぱり花が咲き始めるのは楽しみかな。

桜は除くけど。

 

いつになったら、桜をみても泣かない私になれるのかしら。

私だって、桜をみて笑いたいのに。

今年はどうかしら。

毎年、そう思うけど。

そろそろね。

桜と対峙してみようかな。

 

 


不思議な力。

2022-01-26 23:26:07 | 日記

認知症の利用者さんで、最近ご主人を亡くされた方がいて。

ご主人はずっと施設に入ってたらしく。

以前は、

「まだ、主人は会社から帰ってきてなくて。」とか、おっしゃることもあったの。

でも、ご主人が亡くなってからは、突然ご主人に話しかけてるようにみえることがあったり。

ご主人がそばにいるような素振りをされることもあるの。

ご主人が亡くなったことを、認識できてないとは思うんだけど。

ちょっと違うのよね、以前とは。

本当にご主人の魂が側にいらっしゃるんじゃないかと。

彼女には、それが見えてるんじゃないかと。

そんな風に思えるの。

彼女はご主人の死を悲しんではいないみたいなの。

もちろん、私は一週間に一時間しかお会いしないからわからないけど。

認知症って辛い病気であることにかわりはないけど。

でも。

悲しみを感じないで済むって、羨ましいような。

そして、不思議な力でご主人の魂をそばに感じてるのかもしれないって思うの。

 

 

 

 

 

 

 

 


羨ましい。が爆発しそう。

2022-01-24 17:37:17 | 日記

今実家に居るんだけど。

昨日、姉夫婦が訪ねてきて。

ホットカーペットが壊れたから、新しいのを買ってきてくれた。

私では、こんなに早く手に入れることはできない。

車、ないから。

ホットカーペットとあんかを、買ってきてくれたんだけど。

小さなあんかは、姉が持ち。

重たいカーペットは義兄が運んで。

玄関で私一人で受け取ったけど。

義兄、

「カーペット、設置できる?」

「大丈夫です。」

もちろんできるに決まってるじゃん。

一人でできるわよ。

って、心の中で。

姉はそんなことも、夫に頼んでるのかしら。

私は何でも一人でやってるのに。

私は何でも一人でできるようになっちゃったのに。

二人は、用事があったのか、上がることなく帰っていき。

さっさと帰ってくれてよかった。

羨ましさが爆発するところだった。

 

羨ましい。

たとえ頭の禿げたおじいさんであっても。

夫がいる姉が、心底羨ましい。