goo blog サービス終了のお知らせ 

背中のホック

死別後の一人暮らしの日々。
可愛いおばあちゃん、目指してます。

だんだん強くなっていく。

2021-08-31 17:55:43 | 日記

備蓄用飲料水を買ったの。

5年保存用。

それだけで、ちょっと安心。

一人だからね。

そんなにはいらない。

私は、多分避難所には行かないだろうと思ってるの。

以前、テレビで、未亡人の方が避難所で辛い思いをしたと、おっしゃってて。

回りは家族連れだったりで、寂しかったらしい。

もちろん災害の状況にもよるけど。

寂しいなんていってられないかもしれないけど。

でも、その方の気持ちはよくわかる。

だから、私はこの家に留まる予定。

まわりに山とか川はないし。

この家が潰れるまでは、耐える。

わからないけど。

いざとなったらお位牌持って、逃げるかもね。

以前は、家族が落ち合う場所は決めてたけど。

今は、それぞれ各自の身を守りなさいって、息子たちには言ってある。

コロナも怖いけど、地震も怖い。

そろそろ台風シーズンだし。

だんだん強くなっていく未亡人です。

 

 


寂しくなる戸籍謄本。

2021-08-30 13:44:53 | 日記

息子が結婚すると、戸籍から出るのよね。

ということは、戸籍謄本も一人ぼっちになっちゃうのよね。

どんなふうに記載されるのかしら。

筆頭者の、夫の名前は消えないらしいけど。

当時それを市役所で聞いて、泣いちゃった記憶があるの。

泣きながら、市役所の方にお礼を言ったような。

 

住民票は、一人であることにもう慣れたけど。

戸籍謄本まで、いずれ一人になることを考えるとね。

 

それを長男に言ったら、

「一人になることより、そうならないことを心配して。」って。

確かにね。

長男は彼女いない歴、長い。

ちゃんと息子達の幸せを願わないとね。

わかってるのよ。

こうなったら、あとの二人もさっさと結婚しちゃってよ。

元々は、夫と二人だけの戸籍謄本だったんだから。

夫が生きてたら、そういうのって感慨無量だったりするんだろうな。

実質一人きりの戸籍謄本。

そして一人きりの住民票。

そして一人きりの家。。。

もう、泣かない。

 


「どうせ一人だし。」という呪縛の言葉。

2021-08-29 13:31:46 | 日記

そろそろガスコンロを買い替えるつもりなんだけど。

毎年、点検の度に買い替えの時期だと言われ。

危険はないとの言葉にすがって。

ずっと先延ばしにしてきたけど。

コンロの取り替えという「イベント」。

精神力がないと、立ち向かえない。

先日の検査の方がパンフレットを下さって。

いっぱいあるのね。

選べない。

あら?こんな機能便利そう。。って。

でも、一人だし。

もうそんなに手の込んだお料理するわけないし。

一瞬ワクワクしながらパンフレットみてたけど。

どうせ一人だし。

そう考えたらもう、どうでもよくなって。

パンフレット見る気もしなくなり。

今使ってるガスコンロ。

夫は週末、よくパスタを作ってくれてたな。

とか、思い出しちゃうと。

もう、ダメ。

 

Kさん、コメントありがとうございます。

泣きそうです。

 

 


底意地悪い姑顔だった私。

2021-08-28 10:51:30 | 日記

先日、次男が入籍したの。

結局、こんな時なので、結婚式もなし。

落ち着いたらやるのかもしれないけど。

入籍の日、遺影の夫の顔がとっても幸せそうに見えたの。

だから、安心した私。

 

入籍の前に、zoom で初めて彼女とお会いしたの。

次男は熊本在住。

仕方ない。

zoomがつながる直前に、暗い画面に私が映って。

赤い口紅のせいか、底意地の悪い姑顔してて。

無意識に、戦い開始のゴングを鳴らしてたのかも。

でも、とっても可愛いお嬢さんで。

私はすぐに、ノックダウン💟

最後に「お幸せにね。」って言葉を、ちゃんと心から言えたし。

 

今は、早くお嫁ちゃまに会いたくて。

毎朝、息子たちの無事を夫にお願いしてるけど、今はお嫁ちゃまの無事も夫にお願いしています。

ここまでくるのに、心の葛藤の日々でした。


こんなふうに。。。

2021-08-25 22:04:58 | 日記

最近よく、高齢のご夫婦がお散歩されてるのを見かけます。

朝の時間帯。 

我が家の裏の道を通られるの。

お風呂場の窓から、そっと覗き見。

ご主人は、足が悪いらしく。

多分、リハビリね。

奥様は、ご主人のスピードにあわせるように、ゆっくりと。

ご主人をいたわりながら。。

いいな。

うらやましいな。

微笑ましい、という表現はまだできない私。

でも、嫉妬はしてない。

 

私と夫の姿を重ねてみる。

こんなふうに、二人一緒に年をとってたら。

 

でも、いずれはこのご夫婦もどちらか一人遺されるのよね。

それでも私より幸せよね。

そんなに長い間、一緒にいられたんだもの。

やっぱり、奥様がご主人を見送ってあげてほしい。

おじいさん一人遺されたら、可哀想って思っちゃうの。