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背中のホック

死別後の一人暮らしの日々。
可愛いおばあちゃん、目指してます。

戻らない日常。

2020-05-31 10:57:05 | 日記

近所のテニスコートからは、愉しげな歓声が、聞こえてきます。

彼らは、再び取り戻せた日常に、浮かれているのでしょうね。

幸せそうな、歓声。

いいな。。。

うらやましいな。。

取り戻すことができる日常、をもつ人。

取り戻すことが絶対できない日常、しかない人。

今更ながら、不公平な世の中。。

 

私は、新しい日常を、構築中。

最近の、政府の言う新しい日常、とは、全然別物だけど。

日曜日の朝、テニスコートの騒音に、心が沈みこんでいく、、。

自粛の頃は、平穏だったのに。

道路の向こう側とこちらで、まるで世界が違って見える。

こうして、日曜日の朝、落ち込む日常は、戻ってきちゃった。

 

 


新しい私。

2020-05-30 00:43:00 | 日記

私、働いてます。

専業主婦だった私が、働いてます。

自粛、自粛の時期も、働いてました。

ゆるゆる働くつもりだったのに。

頼まれちゃうと、断れない性格ゆえ、

割としっかり働いちゃってるの。

息子が、コロナの感染を心配して、

仕事辞めろって言うんだけど。

せっかく資格取ったし。

この歳で、働くなんて、全くの予定外。

でもね、必要とされてる喜びは、ある。

寂しさも、悲しさも、紛らせてくれる仕事。

肉体的疲労は、心地よい睡眠へと、いざなってくれるし。

でも、夫が生きてたら、絶対働いてない。

そう思うと、何だか、悲しくなるけど。

 

生き甲斐、が欲しかったの。

社会に、必要とされたいの。

だから、働く。

でも、無理しない。

断ることも、覚えなきゃ。

いつまで続くかなぁ。。

 

夫の知らない働く私。

新しい私。

 

 

 


これからも生きていく私。

2020-05-29 00:25:13 | 日記

昨日のブログにも書いたけど、

私が私でなくなっていく感覚があるの。

今の私を、夫は知らない。

このブログもそう。

私がブログ書いてるなんて、夫が知ったら

びっくりするはず。

パソコンのスイッチも入れられなかったのに。

進化している私。

退化もしている私。

女としての、退化がすごいかも。

おしゃれしなくなったし。

自粛のせい?

お化粧、ちゃんとしたのいつだっけ?

 

、、、そういうことではなく。

夫がいるときは、私可愛かったと思う。多分。

夫に、可愛く思われたかったから。

か弱い女だと、自分では思ってた。

守ってもらいたくて、弱いふりをしてただけなのかも。

でも夫は、見抜いてた。

夫は亡くなる前、息子達に、「ママは意外と強いから大丈夫。」

って言ってたし。

強いから、こうして、未だに生きている。

未亡人という境遇に、順応しながら、

これからも生きていく私。

したたかに。。。多分。


夫がいた頃の私。

2020-05-27 22:53:52 | 日記

5年目が始まりました。

未亡人5年目のスタート。

4年目の月日より、きっと、過ごしやすい気がするんだけど、どうかしら。

3年目の月日より、4年目の方が、楽だったから。

悲しみに押し潰されることも、そんなになかったし。

ただ、寂しさは、常にあったの。

寂しさは、きっと、ずっとなんだと思う。

死ぬまでつづく。

夫の魂がそばにいてくれるって思ってても、

思おうとしても、

やっぱり、確かなものを求めてしまうから。

この寂しさに、慣れていくしかないのよね。

寂しさなんて、知らなかった、かつての私。

夫がいた頃の私は、だんだん変わっていくみたい。

私が私でなくなっていく感覚。

5回目の命日を迎える頃には、

私、もっと変化してるんだろうな。

年もとるし、、ね。

 

 


夫がいた頃の景色。

2020-05-24 12:55:25 | 日記

今日は、風が心地いいです。

近所のテニスコートからは、久しぶりに

幸せそうな歓声やボールを打つ音が聞こえてくる。

あれ?解除されたんだっけ?

どうでもいい。

どうぞご自由に。

昨日、夫のシェービングクリームを、処分した。

4年、棚に鎮座してたシェービングクリーム。

命日を前に、思い切って。

中身をシューって、全部出しきって。

まだまだ残っていたのね。

あとは、今度の危険ゴミに出すだけ。

それだけのことなのに、4年かかったの。

ずっと、見て見ぬふり。

まだ、棚にローションとかあるけど。

これは、まだそのままにしておこう。

これを捨てちゃったら、夫のいた頃の、洗面台の見慣れた景色が、失われてしまうから。

 

息子がね、そのままにしてていいよって。

片付けるの、辛いなら、そのままにしてていいよって。

ちょっと、嬉しかった。

まだ、夫がいた頃の景色のまま、暮らしていきたい。