今朝、枇杷(びわ)を収穫しました。
夫の闘病中、びわの葉を使った、いわゆる民間療法を、自宅でやってたの。
びわの葉っぱを、肝臓に当て、熱した、こんにゃくを上からのせて、患部をあたためるという、療法。
ご近所で、びわの木がある人から、葉っぱを分けて貰ったり、近くの公園のびわの葉っぱを、ちょっと取ってきたり。
効果があったのか、どうか。
結果としては、なかったけど。
あの頃は、藁をもつかむ思いだったから。
今となっては、それも、夫との大切な記憶。
その頃に、お庭に植えたびわの苗木が、大きくなって、実をつけるようになったの。
一昨年は、3個。
昨年も、3個。
今年、20個の収穫。すごい。
早速、お仏壇にお供えしました。
初めて、実がなったときは、泣いちゃった。
お供えして、美味しく頂きました。
昨年は、鳥さんに食べられちゃって。
でも、その事を、未亡人のお仲間さんに、話したら、
「きっと、ご主人が、鳥になって、食べに来たのよ。」って。
うん、そうだね。嬉しかった、その言葉。
でも、今年は、鳥さんに食べられる前に、収穫しちゃった。