昨日、小さな命を守る会の保護犬
コッカーのりゅうたが亡くなりました。
夜、会代表から泣きながら連絡があり
その後、家に居た頃のりゅうたを思い出しながら
会のブログに訃報を載せました。
実際、りゅうたが家に居たのは、
あんずが血小板減少症の治療で入院している間の
わずか一週間でした。
それでも、りゅうたは強烈に印象に残る子です。
今日、火葬の前にりゅうたとお別れをしました。
亡くなったワンコと対面することは初めてでした。
癌があちこちに転移していたりゅうた。
吐血と下血で最後は苦しい思いをしたはずです。
ですが、お顔は安らかでした。
元飼い主はきっと殺処分になったとしても
放棄したでしょう。
「可哀そうだったけど、畳の上で死なせてやれて良かった」
約一年介護をしてきた代表も言っていました。
****** 以下 ブログからの転載記事です *********
アメリカンコッカースパニエルのりゅうた君が
本日、虹の橋を渡りました。
約一年前に13年間住み慣れた
一般家庭から放棄されたりゅうた。
目が見えない、耳が聞こえない状態で
「ここは何処?」
「お父さん、お母さん何処なの?」
と訴えるように、あちこちぶつかりながら歩き回り、
昼夜を問わず床をガリガリと引っ掻いていました。
痩せ細った体で、足を震わせながら
歩き回る姿は
とても不憫で胸が痛みました。
保護当初は体重が8キロを切り
耳はぐちゃぐちゃでひどい悪臭でしたが
会代表宅で生活するうちに
体重も増え、耳も綺麗になりました。
毎日のお散歩も楽しんでいました。
こちらが最後のお散歩でのりゅうたです。
りゅうたは先月、腫瘍を取る手術を受けました。
ただ、高齢のため一番の根っこであった
喉の腫瘍は取れませんでした。
そして、ここ数日は吐血と下血を繰り返し
お水も飲めない状態でした。
既に、腫瘍があちこちに転移していたようです。
放棄されてからまだ一年経っていません。
なぜ元飼い主は最後まで
看取ってあげなかったんだと
怒りを覚えます。
若く元気なうちだけ可愛がり
老犬になったから放棄する
そんな仕打ちはあんまりです。
今度生まれてくるときは
最後まで大切にしてくれる家庭で
幸せに暮らして欲しいです。
これまで、りゅうたを応援し
あしなが募金やご寄附をいただいた皆様
見守り続けて下さった皆様に、感謝申し上げます。
最後まで頑張ったりゅうたのことも
皆さまのご厚意も忘れません。
本当にありがとうございました。
心からりゅうたのご冥福をお祈り致します。