幸福とは・・・

2014-06-18 22:00:05 | 日記

とまあ大上段に構えるわけではないが、こんなに 世のなかが めまぐるしく

変化すると われわれは 息切れして なかなか みんなについてゆけない。

そんなわけで 幸福の青い鳥を 過去に求めている。

1960年代だったろうか。テレビで「大草原の小さな家」というホームドラマが

放映された。アメリカの西部の街の 多分農村だと思っていたが ああ 自分が

求めてきた 幸福とはこれだつと思う。

技術の発達進歩は確かに私たちの暮らしに 大変いい効果を齎したと思っている。

だけど何かを 失ってるよね。

そう。人間がスポイルされている。まるでロボットの世界に迷い込んだような感じである

道で お母さんたちと其の子供の一軍に出会った。おとこのこに 元気

かいと軽いタッチで声をかけてみた。

すると 枯れは私の顔を 胡散臭そうに見て 彼の母親のところに走っていった。

「母ちゃん 変なおじさんが 話しかけてきたよ。」

母親が 私のほうをみて 決まり悪そうに 御礼をした。

戦後まもなくのころ、教職についてころの話しだ。

私の下宿の塀ごしに 物干し竿に新聞紙につつまれたものが結わえられて 私の前でぶらぶらしている。

なんだろうと思ったら クラスの生徒たちが数人遊びにきた。

駄菓子やで買ってきたのだろう。生徒たちが私のうちに訪問するのも

昭和40年ごろまでだった。

生徒たちと気安く話せる時代が過ぎて、生徒に話しかけると身構えるように

なってきた。多分に新聞テレビは容赦なく 権威をはいで入った。

親の権威・教師の権威・警察官の権威・

ほんとに難しい時代になってきた。

いまや過疎化は進み 権威をはがれた おじさんや おばさんたち

が 生きてることが申し訳ないように ひそかに暮らしている。

それでも 老齢化が国家財政に陰を落とすと政治家は言う。

消費税はそのために上げるんだというが ほんとかね。

 

 


多事多難・悲嬉交々・そして人生

2014-06-18 12:32:19 | 日記

長い 人生の間には 嫌でも いろいろなことを 経験しなければ ならない。

罪深い 人間社会で有ればあるほど そんな社会が 大好きである。わたしは

郷土の先人 西郷隆盛という人を 神より信頼していてる。現実だからだろう。

勿論西郷さんという人を 直接 お目にかかるよすがもないが 中学で柔道を

訓えてもらった 西郷先生は 西郷隆盛のお孫さんに当たる方で まさしく風貌は

こんなひとだったろうと思っている。

それは 絵で見たり 上野の西郷さん 鹿児島の西郷さんとは いささか違うようだ、

眉の太さ・大きな目玉。しかし、ふくよかな感じというより 筋肉質の方ではなかったろうかと

思う。沖永良部に流されたとき 土屋氏によって 絵かがれた 西郷さんが其の柔道の

西郷先生にそっくりなのだ。

西郷さんの人柄は坂本竜馬が言うように「小さくたたけば小さくなり、大きくたたけば

大きくなる。大ばか者か大英雄が得たいが知れない人物」

『西郷といえば敬天愛人』であろう。西郷と橋元佐内との出会いが西郷の誠実な

人柄を表している。

当時橋本は21歳西郷は32歳と聞いている。橋元は越前の人26才で安政の大獄に散る。

初めて薩摩藩邸を訪問したとき、西郷は若いものを集めて相撲をとっていた。

橋本の風体を利いた西郷は「またしておきなさい。といって相撲を続けた。

汗を拭き吹き橋本の前に出たときの西郷は胡坐書いて橋本の意見を聞いていたが

橋本の言うことを聞いているうちに、大きな体がだんだんと ちじんで来て、最後は

額から冷や汗流して 橋元に其の無礼を謝ったという

其の話しを訓えてくださった池田俊彦先生を復員後自宅にお尋ねしたとき、先生の著

「島津斉彬伝』をいただいた。

私の祖父が明治十年の役に参加し敗戦して水俣を得て郷里に帰ってきたが のちに官憲により

逮捕され仙台刑務所に収監され一年後に釈放された。

西郷の伝記や南洲遺訓を読みつつ人間の生き様をしのぶと ほんとに敬天愛人にたどり着くのである。

幾たびか 辛酸を得て 志 初めて 固し。

今日の政治と向き合いつつ西郷をしのぶ このごろで在る。

『金もいらねば、名誉も要らぬ。こんな人間でないと 国の政治を任せることは

できない。』そんな政党をだれが作ってくれないかなあ。


変な気圧配置図

2014-06-18 07:43:32 | 日記

今年も いよいよ 梅雨に入ってきた。我々の小さいころは このシーズンは 村をあげての

田植えの時期で 子供たちにとっては たのしいひと時でもあった。面白いことに

中学に入っても この田植え休暇、約一週間存在したことだ。

しかし、異常気象の影響で 強烈な太平洋高気圧が 日本列島を わしづかみにした。

突破ってキナゲリラ豪雨で 山は崩れ 川は氾濫し甚大な被害を齎した。

ところが最近になって インド洋の高気圧が張り出して 太平洋高気圧を横からつついてきた。

北極の温暖化で北からも 攻撃され 日本列島すっぽ゜りはさまれた形だ。

台風銀座といわれた九州に台風が来なくなった。

これは天災なのか、人災なのか。

全国的な都市化現象が一枚かんでることは否定できない。

人類は 自分で自分の首を絞めている。

何とかしなきゃいかんべー。世界の賢人たちよ一堂に結集せよ。


これでいいのか 日本。

2014-06-18 07:08:17 | 日記

けさの 新聞一面は 問題の「集団的自衛権行使について閣議決定」即ち憲法代9条の

解釈しだいで 集団的自衛権を発動できるというものである。

安倍さんは壁を破ったと胸を張るが 閣議決定条文もまた解釈次第 時の総理の

独断で 戦闘地域に 出かけて 場合によっては 武器使用も可能である。

公に戦争に参加できるということである。幾ら否定してもそれは信用できない。

国民は抜きで決めたことだから。我々国民は政治に対して白紙委任することは

先ずない。不思議なことに平和をうたう公明党が 平和をすてて権力保身にはしったことだ。

いまひとつの 問題は 要介護1,2の取り扱いを 地方に任せるということだ。来年になると

消費税は10%に達する。これはそっくり福祉に回すというが これとて金に色がついているわけ

ではないから国民は知るよしもない。

かって、小泉内閣の時代に『百年大丈夫な年金制度』といううたい文句で当時の

坂口厚生大臣は 議場圧する自信を示した。しかし其の年金制度いまやぼろぼろ

其の姿を国民の前に現した。

今安倍さんの胸中は 「やったるでー」という気概である。先ずまともに反対できる野党

はない。これを粉砕吸収して磐石の内閣を作ることであり

「大日本帝国」の完成予想図ではなかろうか。

嗚呼・・・空しくきえし魂は   再び悪夢に化するのであろうか。其の一線は年収

300満から年収280万に引き下げられた。法人税下げの財源をどうするかという問題の

犠牲者は ここまで追い込まれてきた。