いやいや、危険なお題w
で、
ベヒシュタインでございます。
1900年頃のピアノというからかれこれ100年は軽くたってますヨ。
このピアノはワシの個人的な感想だと、チェンバロとピアノの過渡期の音を良く現しているピアノであります。
乾いて、あまり倍音のない固い、余韻のない響きなんですね。
だから逆にムンノオスゴき弾くのはムズイと思う訳です。
今回はそれを見越して調律師の方に音作りをお任せしやした。
で、ここのスタジオが天井高7mなので
そこの響きをうまく取り込みたいな、と。
初回チェックしにきた時は、ここのスタジオ7mの高さを活かして
立ちのぼってくる、大変淡い、青っぽい残響をうまくとらまえられたら、
と思いました。
こりは久保田麻琴さんですが、
今回のトモカ(oboe)のアルバムのプロヂューサーであります。
彼の音のこだわりはハンパではなく、さすがにウマイ音の録り方をしておりました。
久しぶりに弾いたローズ。
こりが又、程度の良いローズで大変良い音をしていて、麻琴さんと二人で感激してしまいました。
ここのスタジオでは次の日にwasavi(東條あずさTb.富樫春生.Dj.Alah)のツタヤ企画ものの
wasai@クラシック。
同じスタジオじゃないほど雰囲気は変わりましたが、
昨日の麻琴さんのマイクセッテイングやミュージシャンセッテイングを見ていたので
真似っこ動物させて頂きました(テヘッ)
こちらはツタヤでPVも流れるそうなのでどうぞ6月になったら、のぞきに行って下さい。
ノンストップレーベルっす!
てな訳でこのピアノともとりあえずお別れ。
でもホントに美しいピアノでこんな不思議な作り(外だけでなく、弦のミュートの仕方とか)と
一緒に三日間もすごさせて頂き、音を録り!
アア、幸せ!
あ、そうそうここのオーナーはビンテージやらのモノにこだわりがあり、
色々コレクションしているのですが、これは初めて見ました。
なんか、オルガンの様な、、、小さい楽器なんですが、音は聞けませんでした、、、
なんという楽器なんだろ。
ビートルズが使っていた、と言ってました。
コレクション2
マセラッテイやらフェラーリやらスマートやら、オートバイやら、、、