坊主の試合に、母は仙台に行って来ました
25日(日)の様子
そうよね~お母さんがいないと寂しいよね
26日(月)夕方から、ジンはノークスでお泊り
27日(火)は父も娘もお仕事なので、ハクは家で一日お留守番
ジン・・・家の中をぐちゃぐちゃにするだけならいいけど、なにか食べてもしもの事が
あったらと思うと、やっぱり預けるしかないね
預けても、この笑顔
迎えに行くと、大喜び
「少し前にスタンダードプードルの8か月の子が、ジンくんに遊んで~って
ずっとされてて、ジンくんは遊べない~って避けてて
その子が帰ったので、やっと安心してまったりしていたところでした」って
ハクと会うなりワシャワシャ遊んでる姿を見ると、ハクもジンがいなくて
さみしかったんだな~って思いました
当初、坊主の試合には行かない予定でしたが
震災の後に亘理町でペットの保護や避難所でペットにフードを
届けたりしている方に会えると思って、行くことにしました
25日(日)新幹線で仙台駅に
地震で崩れた様子を見た仙台駅は綺麗に直っていました
常磐線で20分
逢隈駅に到着・・・無人駅です
物資を送った方は、あいにく保護している犬や猫を病院に連れて行っていて
直接お会いできませんでしたが、お土産とワンコ用のクリスマスプレゼントを
届けてきました
この辺は、あまり地震の被害は見られませんでした
仙台から南に行く常磐線は、亘理駅まで
区役所に勤めているお友達と二人で津波の被害がひどかった亘理町に
行くことに
亘理駅はこんな感じ
後ろのお城は資料館です
私の父の実家がある原ノ町までは、電車では行けません
電車が着く時間に、大型バスが待っていて
多くの方が乗り込んでいました
駅からタクシーで、被害のあった所を50分かけて、ぐるっと回ってもらいました
テレビで見ているのと、実際に本当の状況を見るのは
まったく違いました
一面、土台だけが残っている元住宅地
がれきの山の大きさ
タクシーの運転手さんのお話
「たくさんのボランティアが入って、かたづけは早かった」
「最初はがれきの山は、何もかもぐしゃぐしゃだったけど今は分別してある」
「仮設住宅の寒さ対策の補修をしてる」
「仮設住宅にお正月が近いからと、支援物資でお餅が配れた」
「イチゴのハウスは全滅した」
「台風が通らない温暖な気候で、引退した方々が船持って住んでた所」
「ここに沢山の方が・・・」
「やっぱり水が一番欲しかった」
「自家発電機があったけど、ガソリンがなかったから無駄だった」
「うちは自家用車が流されただけ」
「いつも通ってる道だったけど、その時はたまたま違うお客さんを乗せてたから」
「地震だけなら、よかったのに」
「去年のチリ地震の時に、津波が来なかったから、みんな今回も来ないって思ってた」
写真をとって、ちゃんと伝えるべきと思うけど。。。
やっぱり、写せませんでした
仙台に戻って、明日に備え就寝
27日(火)試合が3時に終わって、7時ぐらいの新幹線だったので
8人で松島海岸へ
仙石線に乗って、窓の外を見ていると所々で被害があった場所が見えました
松島海岸駅に到着
この先石巻まで、代行バス
松島湾を観光船でぐるっとすることに
桟橋が壊れてます
この上を波が通って、左側へ
塀の上の石が流されています
25分コースに乗って湾を小さく回ります
仙台では、牛たんばっかりだったので、今日は海のもの
お店の方が、「松島の島々のおかげで、それほどの被害はなかった」
「1メートル20センチまで水がきたけど、泥水もそれほどじゃなかった」
「観光客はぐっと減った、特に小中高生は来ない」
「隣の湾からは、津波の被害がひどい」
まだ宮城産の海産物はほとんど手に入らないそうで
北海道産のものが乗った海鮮丼
それでも、とっても美味しかった
右上にある緑のものは、わさびじゃないよ「ずんだもち」
松島湾産のカキは、もうちょっと小さいらしい
仙台駅周辺は、ちょうどやっていたイルミネーションが綺麗で
多くの人がいて、車も渋滞するぐらいのにぎわい
一方、たった30分電車に乗っただけでひどい亘理町
観光客を待ち望んでる松島
被災した方々が、一刻も早く安心できる生活ができるように
祈っています