お散歩と帰宅。

端午の節句が終わった翌日、天気がいいので仔猫ーズをお庭に出してあげました。ケージがいいっていう虎子とリードが嫌っ！というあめちゃんはお留守番です。白太郎は前＆前々日に散々遊んだので、彼もお留守番組です。ーというわけで、虎美＆グレ美の二匹がお散歩に出掛ける事になりました・・・。

虎美「お花が綺麗でしゅね♪」

ＲＯＣＫ「ナニワイバラだよ。」

虎美「あっ！？蜂さんみたいのが飛んでましゅっ！」

ＲＯＣＫ「虫さん達も、活発に動き出したね～。」

虎美（てく、てく・・・）「こっちのお花は、道路の方まで並んでましゅね。」

虎美「お姉ちゃん達、大人しくお留守番してましゅかね？」

　　　「玄関の向こうでガタガタ音がしてるのは、きっと白太郎お兄ちゃんでしゅ。」

　　　「今日のお散歩はあたし達の番なんでしゅから、もう諦めるでしゅよ。」

虎美（じぃ～っ）「お～いっ！誰か居ましゅかぁ～っ？」

虎美「誰も居ない所に向かって言っても、空しくなるだけでしゅね・・・。」

虎美「ＲＯＣＫさん、他の場所にも行ってみたいでしゅ。」

ＲＯＣＫ「ＯＫ！」

虎美「ここは、姐さんに楯突く【熊猫グレイ】の出没ポイントでしゅっ！」

　　　「遭遇したら、猛虎殺法で追い払うでしゅよっ！！」

ＲＯＣＫ「虎美ちゃん、そーゆーのは姐さんに任せようよ・・・。」

虎美「それじゃあ、トマト（＆ミニトマト）の畑番でもしましゅか？」

ＲＯＣＫ「ここに番小屋作るのもいいかもね～。日向ぼっこも出来るしさっ！」

グレ美「次はあたしのお散歩タイムよ～っ☆」

　　　　「ご免下さ～い♪」

　　　　「ぷぷっ。モシャシャ様って、いつもこんな感じでお家の中を覗いてるのね～っ♪」

グレ美「！？」

ＲＯＣＫ「グレニャン、どうしたの？」

グレ美「誰か、知ってる匂いがするの・・・。」

ＲＯＣＫ「お庭には、姐さんと君のママしかいないよ。」

グレ美（くんか、くんか）「草花の香りっていいわよね～っ♪」

？？？「xo#%$//?」

グレ美「今度は声が聞こえるわ・・・。」

グレ美「ＲＯＣＫさんっ！もしかすると、脱走中の仔猫かもっ！」

ＲＯＣＫ「えっ！豹ちゃんがっ！？」

グレ美（キョロ、キョロ）「この辺ではないみたい・・・。」

グレ美「でも、近くで声が聞こえたのよ。本当よっ！」

グレ美「車が通る道の方にいなければいいけど・・・。」

グレ美（じぃ～っ）「あたしが絶対に探してあげるわっ！」

黄子嬢「グレ、何をそわそわしてるニャ？」

グレ美「脱走仔猫が近くにいるみたいなのーっ！！」

姐さんを前にして、普通なら緊張しちゃうところなんですが、すぐ近くに豹ちゃんが居る事の方が気になっているグレ美。実はこの写真を撮った前後、私にも仔猫のか細い声が一つ向こうの道路方向から近付いて来ているのに気が付きました。

疲労と空腹でか細い声で鳴きながらへたっている豹ちゃんの写真が無いのは、捕獲チャンスを逃さない様、意識を豹ちゃんに集中した為です。

豹ちゃん「カリカリ旨ーっ！！」

捕獲されて安心した豹ちゃんです。急に暴れる元気を取り戻し、二日半位何も食べてなかった様子で、カリカリをガッツガツ食べていました。またちょっと野生化した感じです。でも、すぐに（１日経って）落ち着きましたけどね。

豹ちゃん（ペチャ、ペチャ）「喉もすっごく渇いてたんでちーっ！！」

ＲＯＣＫ「水分補給にもなるし、これをあげるか・・・。」

↑スープ仕立てのパウチ。元々は不調時の白太郎用にと買った物。後で白太郎と黄子姐さんも食べました・・・。

豹ちゃん「何でちかこれーっ！すっごく旨々でちーっ！！」　※美味しくて興奮してます♪

ＲＯＣＫ「あんたね～っ、みんニャにどれだけ心配かけたと思ってるのっ！」

豹ちゃん「あたちだって、すっごく苦労したんでちよっ！！」

ＲＯＣＫ「それは自業自得ですっ！」

豹ちゃん「もう、勝手にお外に出なきゃいいんでちょ。」

　　　　　 「分ったから、お説教はそこまでにするでちっ！」

ＲＯＣＫ「今回も、いまいち反省が足りない気がするなぁ～っ・・・。」

ミルクちゃん（クン、クン）「やっと帰って来たんでちねーっ！」

豹ちゃん「た、ただいまでち・・・。」

ミルクちゃん「豹ちゃん、今回も大変だったんでちょ？」

　　　　　　　 「もう、絶対に脱走しないって、ミルクと約束するでちっ！！」　

豹ちゃん「う～っ。約束はしたくないでち・・・。」

ミルクちゃん（ピトッ）「あっそ。それじゃあ、逃げない様に常に捕まえておくでち。」

豹ちゃん「うざいお姉たんでち・・・。」

ミルクちゃん（カプッ！）「うざいとは何でちかーっ！」　※尻尾噛み

ミルクちゃん「豹ちゃんの事心配したり、独りで寂しかったり・・・」

　　　　　　　 「ミルクだって大変だったんでちからねっ！！」　※腕噛み

豹ちゃん「ご、ごめんちゃいでち・・・。」　

ミルクちゃん「もう、絶対に離れちゃ駄目なんでちからね・・・。」　※首根っこ噛み

豹ちゃん「う、うん・・・。」

この日以来、ミルクちゃんは豹ちゃんに付きっ切りで、脱走しそうものなら、すぐに止めさせる様になりました。寝る時にもギュッと抱きしめて眠るのですから、本当に妹を大事にしてるんですね。豹ちゃんがそれに応えてくれるといいのですが、少々反省はあったみたいなんですが、依然、マイペースな性格は変わらないですね・・・。