さようなら、うっしー。

平成２４年　４月１３日　AM５時３０分　３仔ニャンのうっしーが他界しました。病気は詳しく調べる前にうっしーが他界した為に、確定ではありませんが、腎臓か膀胱の癌ではないか？との事でした。僅か１年という短い猫生、楽しい思い出を十分に与えてあげられず、申し訳ない気持で一杯です。力の無い飼い主でほんと御免ね。もっと、もっと、３仔ニャンで仲良く楽しい毎日を送らせてあげたかったよ。ゆくゆくは、白太郎の傍で一緒に生活させてあげる予定だったんだよ。だって、うっしーは白太郎とお笑いコンビになるか、王様猫の猫大臣としてずっと一緒にいるはずだったんだもの・・・。天国に行ったらさ、猫軍団の歴代メンバーがたくさんいるから、新しいパートナーを見付けて、時々夢の中で笑いを提供してね。楽しみにしてるよ。そして、ミルクと豹の事を見守ってあげてね・・・。

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【みんニャ、さようならでち・・・。】

４／１１朝、ミルクがピッタリとうっしーに張り付いていました。様子がおかしい事に気付いてたのでしょうね。昼間、携帯に家人から「容体が悪く、もう持たないかも・・・。」その連絡にショックを受けました。帰宅すると、既に動けなくなり、激しい発作に苦しむうっしーがいました。生きてはいましたが、見ていられないその姿に、言葉を無くしました・・・。それでも、うっしーを少しでも元気付け様と、傍に付きっ切りになりました。ケージ越しに心配している姉妹。特にミルクの不安げな姿が凄く可哀想でした。

ノリさんは、時折来る激しい発作に苦しむうっしーを、必死で舐めてあげていました。よく思うのですが、これ程身内に愛情を注げる猫さんって中々いませんよね。本当に心の優しい猫さんです。

白太郎の看病をしてる時と同様に、熱心に動くノリさん。ROCKもさすったり、声を掛けたり、あんよを握ったり・・・こちらも必死でした。

少しでも落ち着けるようにと、新しい箱を出してあげました。うっしー専用です。前から自分専用が欲しいって言ってたよね。もっと早くにあげれば良かった・・・。

迷惑そうなお顔のうっしーに、肉食系女子な動きを見せる豹。これも元気付ける為だったのだろうか？少々KYな行動に・・・

ミルクお姉ちゃんが割って入ってくれました。３仔ニャンで箱に入る・・・。生まれてすぐの頃を思い出していたかもしれませんね・・・。

夜遅くなるにつれ、激しい発作は減りました。しかし、元気の無くなるうっしーに、少しでも元気を取り戻させたい。そこで、大好きだったロン君に会わせてあげる事にしました。

プチ奇跡！とでも言ったらいいのでしょうか？クンクンするうっしーの目に、少しだけ元気が戻ってきたのです。

それに応える様に、ロン君もお顔を出し、「頑張るんだよ！」と言う感じで見詰めていました。うっしーにも、黄子嬢と同じ様に、ロン君との日向ぼっこをさせてあげたかったです・・・。

再びKYな豹の態度ですが、ミルクの心配してる表情よりも、マイペースなちょっとお馬鹿な妹の態度に、苦しさも少し和らいだかもしれませんね・・・。

翌１２日、この日は気持ちの良い晴れ間となりました。椿の咲き誇るお庭を、少しだけ見せてあげました。

そんな晴れ間に、モシャシャ様もいらっしゃいました。

モシャシャ様「ブッチさんの息子さん、容体はどうなの？」

ROCK「今日はね、大きな発作もなく、落ち着いてるよ。」

何という事でしょう。黄子姐さんとモシャシャ様が、二匹がかりでうっしーの警護とお守りをしています。こんな豪華な警備をしてくれるなんて・・・。二匹共粋な計らいです。

ROCK「うっしー、これなら安心して眠れるね・・・。」

うっしー「姐たん、モシャシャ様、ありがとでち。」

豹「お兄たん、元気が無いけど、どうしたんでちか？」

ミルク「うっしーは病気と闘っているんでち・・・。」

　　　  「うっしー、頑張るでちよ・・・。」

この日のうっしーは、足がふらついてはいましたが、お家の中を、少しですが歩きました。

お家猫に育てたので、お家の中が彼のお庭でした・・・。廊下の年長組の水飲み場の前に来たうっしー。

ここでこっそりお水を飲むのは、ちょっとだけ大人気分だったみたいです。それを思い出していたのかな？この夜は、楽しかった事を順番に思い出しに行く様に、お家の色んな場所に移動して、部屋の様子を見たり、静かに目を閉じて休んだりしていました・・・。

白太郎「うっしー、いつもの元気がねーな・・・。」

白太郎も調子を崩していましたが、さすがはうっしーの憧れの先輩猫です。弱い所を見せない様に頑張っていました。

うっしーが好きだった物を、片っ端から買って来ましたが、どれも食べてはくれませんでした。しかし、ミルクだけ、ほんの少しですが、口にしてくれました。有難うね・・・。

これが、うっしーを撮った最後の写真です。大好きだった白太郎の元へ、よろけながら向って行ったのです。うっしーにとっては頼りになるお兄ちゃんであり、色んな事を教えてくれたパパでもあったのでしょう。もっと長い時間を、二匹で過ごさせてあげたかったです。短い間でしたが、最高のコンビだったと思います・・・。

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この後、最後の３仔ニャンでのケージ寝ん子をさせてあげたのですが、その時にトイレに入ってチーしようとしたんですが出なくて、くるっと振り向いた時にお鼻に猫砂が付いてたの。それを見たROCKは、「それ、サブちゃんの真似？」うっしーが最後に見せてくれたネタだったのでしょうか？うっしーは、いつもROCKに癒しをくれました。有難う・・・。

昼間にお水を飲もうと、自力で御炬燵の上に上がろうとして失敗しました。お誕生会の時の、御炬燵の上で３仔ニャンではしゃいでたシーンを思い出しました。たった１週間・・・。その中で嬉しさと寂しさを味わう事になるなんて、ほんと運命って非情です・・・。

翌１３日朝、何時もの様に鏡台でブローし終え、振り向いてうっしーの様子を見ると、既に天へと旅立っていました。慌ただしく身支度をするROCK、３仔ニャンはケージでおねむ。それが毎朝の風景。うっしーは、いつもと同じ朝を感じながら、眠る様に息を引き取ったのです。最後は、安らかに旅立てて良かった・・・。うっしー、７日に君の猫キックで出来た左親指の傷が治りかけてるよ。でも、この傷の治りと共に、君の残したものが一つ消えるのは寂しいな。だから、君との思い出を胸に焼き付けておくよ。それじゃあ、うっしー。まだずーっと先になるだろうけどさ、いつかまた、会える時までさようなら・・・。

ROCK