レトロ探検日記

忘れてはいけない
ココロがここにある。
レトロで潤いある毎日を☆

甘~いレトロ

2010-08-28 14:42:28 | その他

そろそろこの「甘~いレトロ」を完結させなければ!と思いつつ、

恐ろしく月日が流れてしまいました・・・


皆様、お元気でしたか?


さて、今回は・・・いえ、今回も「東郷青児」の包装紙をご紹介します。

一枚目は、駒込の「アルプス洋菓子店」の華やかな一枚。

上品なあずき色の地に大きな帽子をかぶった貴婦人・・・

かなりの目ヂカラ・そして自信に満ちた表情。

「さぁ、召し上がれ!」と言っているかのようです。






そして、二枚目は、久が原にある「フラマリオン」の”THE・東郷青児!”な一枚。

伏目がちで・ぼんやりふんわりとした少女の表情・・・

マリーローランサンの絵を彷彿とさせるやさしい雰囲気。

かなり写真がわかりづらくて、申し訳ないのですが、紺とオレンジと包装用のゴールドの

テープの色のバランスが何とも絶妙!

東急池上線ご利用の際は、是非立ち寄ってみてください。

ケーキ・焼き菓子、とってもおいしいですよ



甘~いレトロ

2009-04-23 23:18:24 | その他
「お砂糖はおいくつですか?」

「・・・、2つお願いします。」


喫茶店でのこんなシーン、昔のドラマではよく見かけましたよね

そんな時使われていたのは、きっとこんなお砂糖!

ざらめの茶色いつぶつぶのをザァーっといれるのも

いいかもしれないけど、やっぱりある程度重量感のある四角いのが

しっくりくる。ポチャンっとね。






箱をひっくり返せば、舶来品の香り・・・



135個入=135CUBES・・・

何だか一気におしゃれな響き

普段はブラック派だけれど、今日はとびきり甘~い

珈琲を飲もうかな

甘~いレトロ

2009-03-08 12:24:17 | その他
近所のデパートで行われていた「北海道物産展」でみつけた”タマゴボーロ”

口の中にぽんっと入れて、噛めば小気味よいその歯ごたえ。

そして口の中にずっと入れているとほわーっと広がるやさしい甘さ。






そんなタマゴボーロはわたしと祖母との思い出のお菓子。

幼少のころ、母方の祖母の家に泊りがけで遊びに行くとき

「これ車の中でお食べ。」とタマゴボーロを手渡してくれたのでした。

それは決まって出発ギリギリで、子供ゴコロにとても不思議だったのを

憶えています。

それはまるで、最後の最後までとっておきを取っておくように・・・

その事を今改めて考えてみると、きっと病弱で入退院を繰り返していてあまり家に

いなかった祖母にとって孫のわたしにタマゴボーロを与えることは特別なこと

だったんじゃないかと思ったりする今日この頃・・・


誰しも想い出のお菓子ってありますよね?






甘~いレトロ

2009-02-02 12:40:39 | その他
2009年初投稿です。

皆さん、今年もどうぞ宜しくお願いいたします

さて今回は、年末から最近までに出逢ったレトロなパッケージをご紹介します。

松本市(長野県)にある老舗洋菓子店「マサムラ」の包装紙。

同市出身の方からお正月の帰省土産にいただきました。





伏し目がちな気品溢れる顔立ち・・・
レトロ好きならもうお分かりですよね?
そうです、東郷青児デザインの包装紙です
都内洋菓子屋さんでは何店か使われているのは知っていますが、
まさか長野でお目にかかれるとは!



中身も同様のテイストのデザインだとばかり思っていたのですが・・・
実際はこんな感じでした。





エントリー(←私の大好きなお菓子)やオレオの中に入っているあの白い
クリィムに胡桃などの長野名産品が織り交ぜたようなクッキー。
お味はしっとり濃厚。

ごちそうさまでした

ちなみにお菓子が入っていた袋はこんなデザイン!
昔の資生堂っぽい?




次回は保存用にもう一枚いただきたいなぁ
それはずうずうしいか・・・







さよなら・・・名喫茶 其の⑤

2008-12-05 23:38:49 | 喫茶店
久方ぶりの更新でございます。。。

今回は御徒町にあった「純喫茶・渚」です。

この店を見つけたきっかけというのが朝のけだるい通学途中。
ふと山手線から外を見た時、目の前に見えた「純喫茶」の文字・・・
おまけにかぁいいタツノオトシゴのイラスト!
一気に目が覚めました、あの鮮烈な出会いには・・・





結局お店を訪れたのはたったの一回。
その時のお店はお昼時のせいか、サラリーマンや近所にある松坂屋帰りの
オバ様たちでお店は賑わっておりました。

そして閉店のお知らせには、「大海原に旅立ちます」的な書いてあったという
ことです。なかなか"おつ"な挨拶ですよね。

何はともあれ、無事に船の旅が続くことをココロからお祈りしております★

さよなら・・・名喫茶 其の④

2008-08-31 02:31:12 | 喫茶店


さて、今回は本郷三丁目にあった「こころ」です。

閉店した正確な時期はわからないのですが、最近新しいお店に変わっているのを

発見しました、おじいちゃんがマイペースさに癒しを感じているお客さんも

たくさんいたんじゃないかと思います

もちろん、私もそのひとりです。


外観は至って、シンプル。

「こころ」の文字が達筆です





店内は、お花が各テーブルに飾ってあって、壁面にはこころ=ハート?を

モチーフにした間接照明が。





近寄るとこんな感じ。

こういうデザインにはなかなかお目にかかれないのでは?

素敵ですね




さよなら・・・名喫茶 其の③

2008-04-24 06:07:24 | 商店街
どのくらいの月日が過ぎてしまったのでしょうか・・・

わざわざ見に来てくださった方々に無駄なクリックを

させてしまったこと、深くお詫び申し上げます。

ココロ新たに、レトロ発信基地となるべく、邁進して参りたいと思います。


さて、前置きが少々長くなりましたが・・・

前回からのつづきです。

今回は、谷中にございました、「カヤバ珈琲」です。





一見ふつうのおうち・・・

でも・・・




近づくと、こんなかわいぃ看板がお出迎えしてくれました。

「coffee」と「カヤバ」の文字の形といい、色といい、

レトロ心をくすぐります。




店内は至ってシンプル。

窓辺には大きな花瓶に丁寧に生けられた花。

そして、おばあちゃんの笑顔。

ふわふわの卵トーストがなつかしすぎる・・・





さよなら・・・名喫茶 其の②

2008-01-16 22:41:24 | 喫茶店
気付いたら2007年も去り、2008年を迎えたと思ったら、
すでに半ばを過ぎていました・・・

今年はたくさん更新したいと思いますので、
どうぞ、宜しくお願いします。

さて、第2回目は・・・
2007年10月に惜しまれつつ、建物老朽化の為、閉店した
吉祥寺にあった”ボア”です。

1947年創業の老舗喫茶。
にぎやかな通りから少し離れたところで、
ひっそりと・・・というより、慎ましやかな雰囲気を
漂わせながら、押し付けがましくない、静かな時の流れを
感じることができる場所でした。




ペパーミントグリーンのドア・壁紙と真っ赤な椅子。




そして、大きな東郷青児の絵。
この絵は、今どこにあるのでしょう?







オリジナル包装紙(東郷青児画)




夜の外観。
時代を感じますね・・・

改めて、いいお店ですね
長い間、お疲れ様でした。





さよなら・・・名喫茶 其の①

2007-11-24 00:05:14 | 喫茶店
東京にも、木枯らし一号が吹き、冬の訪れを感じる今日この頃。
カラダだけでなく、ココロにも”さみしさ”という風が吹く出来事が
最近ありました。

それは・・・
素敵な喫茶店がまた減ってしまったこと・・・
おセンチな気持ちとお店への感謝を込めて、写真多めで特集したいと思います。

第一回目は、私が、古い建物に目覚めるきっかけとなった建物、三信ビルの中に
あった”ニューワールドサービス”です。




まずは三信ビル外観。
ルネッサンスやゴシック様式など、様々な様式を集めた個性的な建物。





このビルの内部の中央部に設けられたアーケードは、12のヴォールト
(アーチを基とした曲面天井の総称)天井からなり、当初は、各天井にガラス・モザイクによる
天体図が描かれていたそうです(※)

このアーケードの一階にあったのが、”ニューワールドサービス”
大人のカップルがよく似合う、雰囲気たっぷりなお店。
入口の看板も味があります。






アーケードからこんな照明が見えたら、入らずに入られませんね。




店内は、蝋燭型のライトが店内を程よく照らし出し、高い天井からは豪華なシャンデリア。
歴史を感じるソファ。どこを撮っても、絵になります。



お店だけでなく、名物の本場直伝のハンバーガーも、
本当においしかったです




三信ビルの建物自体は、まだあると思いますので、もし日比谷公園辺りに行く際は、
外観だけでもご覧になってみてください。

※建築探偵術入門(文春文庫)参照


 次回は、吉祥寺のボアです 
お楽しみに





グラスコレクシォン -其の4-

2007-10-27 12:23:14 | レトロ雑貨

やっとやっと、最終回です。

レトロ好きなら一度は手にするであろう、王道・・・ピエールカルダン


お店で買ったり、友達がリサイクルショップで買ってきてくれたり、
房総半島のとある食器屋さんで当時の価格で買ったり・・・
いろんなところから集まってきました。

赤×オレンヂ、黄緑×青、黄色×黄土色、オレンヂ×ピンク・・・
絶妙な配色ですね

グラスたちはまた来年の夏も、涼を運んできてくれることでしょう