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現代 HYUNDAI IT W241DG

2008年08月18日 01時47分43秒 | ハードウェア・カメラ
IPS液晶採用の割りに値段が安いという特徴をもつ、HYUNDAI W241DGという24インチ液晶ディスプレイを買いました。そしてデュアルディスプレイでのパノラマ作業性向上を検討しました。
http://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000002067191/

液晶方式には主に、TN、VA、IPS方式があり、ネットで検索すれば説明が書いてあります。TN方式は価格が安いですが、彩度が低い場合が多く、視野角が狭い欠点もあるので、24インチでTN液晶は買わない方が良いと思います。IPS液晶方式の共通の欠点としては黒浮きがありますが、階調が見えるかという意味でのコントラストは大きく劣るわけでもないので、全体的には、一番良い方式ではないかと思います。

W241DGは、価格が安いだけあってバックライトの品質が低いのか、色むらが多めに感じられ周辺減光っぽい感じがあるのと、グレアパネルで黒い画面だと反射が目立つのと、タッチパネルの操作ボタンが使いにくいのと、デザインが前面が黒で背面が白でパンダとかの欠点もあるものの、全体的には、この高品位パネルを搭載して24インチで6万円以下という価格が全てを補っていて、とてもお買い得で良いものだと思いました。

これを、数年前にPCとセットで買ったDELLの24インチとでデュアルディスプレイにしました。
デュアルディスプレイにすると、作業効率が上がりますが、パノラマ作成作業上どのような利点があるのかを挙げます。


パノラマ作成では、Ptguiでのパノラマエディターがメインウインドウと別で表示できて、1920×1200ピクセルのウインドウに大きくパノラマを表示して、その上、ウインドウを切り替えないで作業できるので大変使いやすくなります。

十二湖 鶏頭場の池



現像では、Silkypixを主に使っているのですが、サムネイル画面とラージサイズ画面とを分けることができないので、デュアルディスプレイ効果が発揮されず使いにくいです。
AdobeのLightroom 2では、デュアルモニターに対応したということで体験版を試したら、F10ボタンを押すと、サムネイルが2画面目に並んでメイン画面が大きく使えるので使いやすいです。現像の画質はSilkypixの色調になじんだ面もあって、Lightroom 2が上だとは思いませんが、パノラマで重要なダイナミックレンジ拡大を目的としてのハイライトリカバリー処理の破綻はLightroom 2の方が少ない感じです。
ただ、ファイルを自動検索したりとかメディアを入れると自動でコピーが始まったりとか、独自のファイル管理統合の考え方がよくわかならいのですが、それに慣れれば、デュアルモニターに対応したLightroom 2の方がよさそうなので、今後購入するべきか考えます。そろそろSilkypixのバージョンアップにも期待したいです。



デュアルディスプレイは横位置に縦2段にして設置したのですが、DevalVRでフルスクリーン表示は2画面目が真っ黒のままになって、できなかったのですが、ウインドウのサイズを広げて2画面全体に大きくして表示すると、1920×2400ピクセルの、どどどーんの大迫力の縦長パノラマで、とても面白いのでおすすめです。
ただ、全体的に負荷が高いこともあるのでしょうが、DevalVRのQTVR表示では、1画面のフルスクリーンだと、56FPSと滑らかに表示されるのに対して、2画面に渡り最大サイズで表示すると、画面のリフレッシュがリンクせずに2画面目は表示に遅れが生ずる上に、リフレッシュレートが、7FPS程度しか出ないという不満点があります。1画面分の大きさに表示サイズを小さくしても2画面に跨った時点で、14FPSに速度が低下するので、表示系統に何らかのボトルネックが生ずるのだと考えれますが、グラフィックカードは安物を使用しているので、この辺を改善すると良くなるのかならないのか、ご存知の方は教えていただきたいです。
なお、画面キャプチャーなので、下記の写真はつながっていますが、実際の画面は上下2画面に分かれての表示になります。



そして、デュアルディスプレイで機種が違うと色が合わないだろうということで、また印刷時のカラーマネジメントもしたいと思っていたので、デュアルディスプレイに対応したカラーマネジメントソフトと測色器セットのColorMunki Photoというのが出たので買いました。
今までの測色器よりも廉価ですが、といっても気軽に買える値段ではなく、W241DGより高いのですが、なかなか良いものだと思いました。こちらについては、また感想を書きたいと思いますが、既に電塾様のレビューがあってとても詳しくかかれているので、私も購入時に参考にしたので、取り立てて書くべきこともなく、だいたい同じような印象を持ちました。
http://www.denjuku.gr.jp/review/Colormunki/


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7 コメント

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Unknown (尚)
2008-08-20 14:58:19
詳しくは全くわかっていませんが・・・
DevalVRがDirectXを使用しているらしい事まではわかりました。
グラフィックカードを変えることで表示速度は改善されると思います。「安物を使用している」と言われている物がどの程度の物かわかりませんので曖昧な書き方になりますが・・・
搭載メモリが多く、可能ならハイエンドのグラフィックカードにしてみると改善される可能性有ります^^;
DirectX (hagitan)
2008-08-21 00:14:48
尚さん、はじめまして。どうもありがとうございます。

グラフィックカードはATI RADEON HD 2600 PRO 512MBというもので、購入時で1万円強でした。

2画面に跨ると、強制的にソフトウェアレンダリングになるのかと思いきや、DevelVRのオプション設定で描画モードをソフトウェアレンダリングにすると更に速度が落ちるので、よくわからないところです。

今のところ、これ以外にグラフィックカードに関連の不満はないので、優先度は低いのですが、お金の余裕があったら高級なものでどうなるかとかカード2個でどうなるかとか試してみたいと思います。
Unknown (尚)
2008-08-21 02:20:15
HD 2600 PROは2600シリーズの中でもメモリ関係が遅めの物になるのでそれが絡んできてる可能性もあります。
最近パノラマ制作にはまって来たため、まだVRには手を出していないため、推測になりますが・・・
DirectXを使用してVR表示を行っているソフトは、3D表示のゲームをしているのと同じと考えて良いかと思います。また、それ以上に画像データを使用している感じかもしれません。

ただ、VRに使用している画像が大きいかと思いますので・・・ハード変更で今よりかは良くなると思いますが、どの程度変わるのかはわかりません^^;;
もったいない話になるかもしれませんが、VRに使用している画像の解像度を下げてみて妥協点を見つけてみるのも手かと思います。
Unknown (hagitan)
2008-08-25 22:40:25
尚さん、ありがとうございます。
やはりビデオカードの影響があるようです。
ビデオカードのドライバーの3Dの画質設定を最高にしたら、ほとんどPCが動かなくなるくらい、処理が遅くなりました。
画像の解像度は、低くしても多少の速度アップ程度でした。
私の用途だと、ビデオカードは映ればいいやと思ってたのですが、見込み違いでした。
Unknown (尚)
2008-08-26 15:08:57
画像の解像度を落としても速度は変わりませんでしたか・・・
後、ビデオカードのドライバーを最新の物に変えてみると変化が出る可能性もあります

後・・・プロファイルを作られているので問題ないと思いますが・・・
「ビデオカードは映ればいいや」と言うのはちょっと気をつけた方が良いかと思います。
チップメーカーで結構色味などが違っていますので・・・^^;
自分は一時期は、Matrox決め打ちで使ってましたので・・・

今回の場合は、VRですので、3Dに絡む性能が必要になってしまっている様なので、有る意味予想外の所かと思いますが^^;
Unknown (hagitan)
2008-08-28 00:49:05
尚さんありがとうございます。

ブラウン管時代のビデオカードのDACの画質についての認識はあります。ですが、今はデジタル接続なので2D静止画においては差はないという認識でいます。
でもアナログ接続で良くなかったイメージがあって、なんとなくNVIDIAは避けています。

そういえば、今は、ハイビジョン液晶テレビの時代なので、お金さえあれば、いくらでも大画面は可能ですね。

ドライバーアップデートも今度試してみます。
ドライバー (hagitan)
2008-12-22 22:20:07
ドライバーを更新したら大幅に改善されました。
最新版のATI Catalyst 8.12ではx64版は問題があるようで、Windowsが起動しなくなるトラブルが発生しました。セーフモードでドライバーを消して、
ATI Catalyst 8.11を入れたところ、デュアルディスプレイ表示で28FPS出るようになりました。

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