医療者として、そして一人の人間として・・・

 当方は、SMAP世代の医療従事者です。そして自分の思いを伝える場が欲しくて、ブログを始めることにしました。

経済力はあるに越したことはない

2014-01-29 23:57:17 | 日記
 年収が高い人、経済的に豊かな人は、医療の世界においても、治療の選択肢が広くなることは事実です。有効な治療と知りながら、家族に経済的負担をかけることを恐れて、敢えて不利な治療を選ぶ患者さんも大勢います。
 今、渦中の「西川史子」先生も言っていましたね。「世の中の問題の99%はお金で解決できる」と・・・。これは、いかんともしがたい現実であり、事実だと思います。
 教育もやはりお金を掛けないと、難しいです。「累積教育投資」といって、お金を掛けられる人だけが、医師になれたりします。これは、本人だけの問題ではないので、本人に能力がありながら、経済的理由で進学を断念せざるを得ない人を支援するシステムの確立を国にお願いしたいです。経済力=幸せとは言い切れない面もあると思いますが、世の中、お金がなければ何もできません。やはり幸福の条件には、欠かせない要素であることは間違いないようです。

 「衣食足りて礼節を知る」この言葉は、人間にとって経済的な豊かさが、心をも豊かにしてくれることを示しているのです。だから、「ボロは着てても、心は錦」ということわざは、ウソ臭くて、僕は信用していません。人間、「貧すれば鈍する」のです。
 経済力を身に着けることは、とても大切なことです。まあ、僕も人のことは言えませんけどね。

インフルエンザがはやっていますね

2014-01-20 22:36:42 | 日記
 インフルエンザは湿度に弱いので、部屋では、加湿器を使用するのが良いです。
 もし、インフルエンザになったら、加湿器(なければ、ストーブでお湯を沸かし続けるのでもよい)をしっかり作動させて、体も氷枕などで冷やし、少し薄着にして寝ましょう。気を付けることは、インフルエンザの時は、NSAIDS(非ステロイド性)の錠剤、例えば、バファリンや、イブなどは素人判断で飲んではいけません。ライ症候群という合併症を発症するおそれがあるのです。
 十分に気を付け、医師の診断と治療も受けてください。