桜色舞う前に・・・
この春の日に・・・「三年目」
僕は、どこからの一節を想い出しても
いつでもどこでも、恥ずかしげもなく涙あふれます・・・
久し振りにうわさ聞いた
胸にゆらり風吹いた
三年目
寄せる波に負けないよう
いつかあなたを超えるよう
息もつかず走ってきた
止るのが怖かった
今はもう私の名前
呼ぶ声も忘れたけれど
あの春につもってた悲しみは
陽だまりにかたちをかえたよ
「これが最後の恋だね」と
二人最後のうそ ついた
君はまた誰かのことを
身を焦がし愛するでしょう
この僕がしばってた悲しみを
ほどいても 叱られないよね
今はもう あなたの名前
呼ぶことも出来ないけれど
あの花に舞いおりた悲しみは
歩き出す 私をくれたよ
偶然に すれ違っても
私はもう泣かないでしょう
あの春につもった悲しみは
陽だまりにかたちをかえたよ
とどかない心に ねむるよ
永遠に心に ねむるよ
※一部抜粋です・・・あしからず。
これに、あのギャンちゃんメロディが色を添え
疾走するピアノが時の風を送ります
コレがいまだに蔵の中!?!?!?!?!?
ギャンちゃんの唄は
心をこじ開けられますネ。
やさしい顔して、意外に力持ち。
>りんりんさん
歌詞は前のHPにも書いたし
メモしてた方もいたし
でも、ギャンちゃんの詩って
流れが自然で、とっても覚え易くないですか?
でも、この詩全然カンペキじゃないです、
出だしの一節覚えてないし
間にあと一節か二節あった気もします。
「三年目・・・」も一回じゃなかったような・・・
まあ・・・こんな感じってことで。
ギャンちゃんの唄は勇気があります。
だから安心して、聞いてて泣けます。
>ヌニムさん
そうですね・・・
ギャンちゃんの曲は、聞く人それぞれ・・・
っていうより、
みんなそれぞれの気持ちがあるのに
なんか、ギャンちゃんの前ではひとつになる
そんな大きなものを感じます。
なんでしょう?
いろいろな曲のポイントになる
船だったり、木だったり、横浜だったり・・・?
わたしもそう感じました(横からスイマセン)
そしてわたしも隣に大切なひとがいるにもかかわらず…(以下略)
むしろもう少し蔵に眠らせておいて欲しい…なんて思ってしまいました。
この曲、あのライブの時、
『宿り木』を一緒に聞きたい大事な人が隣にいるにも関わらず、塞がった傷をなぞる様で、頭抱えた所もありました。
結局、この唄は私の「恋の終り」を試す最終試験みたいな曲で、私的には『合格』でした。
楽しい思いもしたけど、最後には苦しい思いばかりで、私から投げ出した、別れを告げた想いでした。
“もう 人なんか好きにならない”
そんな思いで過ごした日々もありましたが、
私の人生に大事な思いをくれた人の出会いが、
私にもう一度“誰かを大切に想う気持ち”を蘇らせてくれました。
あの時メガトン級の勇気を出して誘って、私の隣に座っていた人が、その人です。
(でも今も片側想いなんです。いいんです。)
もう、一度塞いだ傷が開く事は無さそうです。
ギャンちゃんがあの日、教えてくれましたから。
♪あの花に舞い降りた悲しみは
歩き出す勇気を私にくれたよ -
歩き出す勇気をくれたその花は…「ハナミズキ」。
…今年も咲きます。私もまた…歩きます。
※(長くなってすいません)
もう、うわさなど、聴けるはずもなく。
時々、甘くほろ苦く顕れては、永遠に心にねむり続けてくれることでしょう。
ギャンちゃんのメロディとピアノ、
その唄声を、ただ聴きたいです。