GYAKUTEN 5月興行でRYU-1が保持する GYAKUTEN無差別級王座に挑戦し敗戦した御厨玲於はある男を訪ねる為病院へ訪れていた
「おーっと珍しい奴が来たな
「ちょっと無茶はやめてくださいね
病院で怪我されても困りますよー」
リハビリ室で看護師から注意を受けながらも笑顔でリハビリを行う漢がいた
御厨
「元気そうですね神龍寺さん」
神龍寺和馬
「おーっと珍しい奴が来たな
お前も元気そうで何よりだレオ」
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神龍寺和馬
GYAKUTEN革命世代の１人。
必殺技の画竜点睛（ハイフライフロー）
20代後半からGYAKUTENのエースとして活躍していたが
28歳で右アキレス腱の断裂により長期欠場
30歳復帰
32歳右膝の靭帯断裂により1年の欠場
33歳復帰するも左膝の靭帯断裂により長期欠場
36歳復帰
39歳首の頸椎損傷により長期欠場
43歳復帰
44歳右膝靭帯損傷により欠場中
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御厨
「あれ神龍寺さんまた手術したんでしたっけ？」
神龍寺
「ああ膝の骨が少し欠けたみたいで除去したよ
うーんまだまだ本調子じゃ無いけどな…
参ったぜレオ
医者から言われたよ『2度と歩けなくなるからもうレスラーは引退した方がいい』ってさ
だから言ってやったよ『次はサイボーグ手術ですかね』ってハッハッハッ」
御厨
「さすがですね神龍寺さん」
明るく振る舞うが何か思い悩む表情を見せる御厨
神龍寺
「レオなんか俺に話したい事があるのか？」
御厨
「ええまあ……
実は最近思うようにいかなくて
自分の失態でベルトを剥奪されて
2回あったベルトのチャンスも失敗して…
貴方から受け継いだGYAKUTENのエースとして自分は本当に相応しいのか分からなくて」
御厨の話しを聞いて少し考えてから大声で笑い出した神龍寺
神龍寺
「レオ
師匠で元エースの俺からのアドバイスな
まあ周りは気にするな
漢なら常に全力で自分のプロレスをしろ」
御厨
「和馬さん」
神龍寺
「レオ
これは誰にも話して無いんだが
6月にレスラー復帰する
俺の生き様を見てくれるか？」
御厨
「和馬さん
見届けてさせてください」
神龍寺
「さすが俺の弟子だな
そうと決まれば今からスパーするぞー」
この後看護師さんから本気で怒られたらしい