我が母校が一気に注目され出した！
ただ…
どうでもええコトをストーリー仕立てみたいに
書き立てるスポーツメディアってどうなん？
これから闘う球児に"過去"っちゅうのは要らん！
今がかっちょよかったらええやんけ！
その球児が慕ってる監督にしても
過去をほじくり返すんはやめれ！
キミたちの"Teen Age"の時はど～やったの？
そらぁ、いろいろあったっしょ？
それか、マヂメに過ごし過ぎて羨ましさの裏返しかい？
十代のコが真剣に大冒険を始めようとする時に
大人が陰険な邪魔をしてどないすんねん！
コレからワシが書くコトは
あの日、スタンドであった事実じゃ！
閉会式の時に、あまりにもスタンドにゴミが
散乱してたさかいに、どないかせなガッコの沽券に拘る
っちゅうコトで、チマチマと身の回りのゴミを
御節介にも片着け始めた。
ゴミ？ それをほかしたままにしてるヤツの中に
"大人"っちゅうヤツも多かったんじゃ！
その御節介なワシの姿を見て、我が母校の生徒が…
「ボクらがやりますんで、置いといて下さい！」
っちゅうて、何人かの学生が掃除を始めた。
中には何も言わんと、掃除をし始めた男女のペアも居った。
そうこうしてるウチに、母校の生徒が一丸となって
スタンド清掃をし始めた。
最初から決められてたんかも知れんケドも
センセに促される前に、我がから進んでじゃ！
ワシが在学中やったら、みんな重い腰を…
っちゅうカンジやったかも知れんケドも（笑）
このコらの姿を見て、ワシは心底嬉しかったし
それを見て…泪が流れて来たんじゃ！
偕星ナインを…
「行くトコが無かった"ワル"を集めた。」
っちゅう風に書いてるメディア！
ど～しても、"ROOKIES"のストーリーに載せたいメディア！
大人がしょ～も無いストーリーを書かんでええんじゃ！
ワシの後輩達がきっと、素晴らしい！
"ドキュメンタリー"
…を造り上げてくれる！
黙って見とれ、ボケぇ！
