
お正月の購入者にプレゼントした当店セレクトのMIX-CD。
2008年より何気に欠かさず制作している恒例のブツですが、
意外に聴いてくれた方の感想は上々でして嬉しい限り。
2013年Verの幕開けはこんな曲。
PINK FLOYDの「Astronomy Domine」
サイケプログレッシブロックのパイオニアとして、
60年代のデビューから現代まで重鎮として君臨し続ける、
知らない人はいないといっても過言ではないスーパーバンド。
今回入れたこの曲「Astronomy Domine」は、
デビュー作品「The Piper At The Gates Of Dawn」の一曲目。
PINK FLOYDを語れるほどまだまだ聴きこめていませんが、
このアルバムすごい好きなんです。ゾクゾクしちゃいます。
壮大な中にもタイトさをもった演奏が好き。んでサイケ!
ちょいと余談ですが、この作品をレコーディングしていた時に、
同じスタジオの隣の部屋でレコーディングしていたのが、
あのBEATLESだったのです。(作っていたのは「Sgt. Pepper's」)
様子を窺いがてら彼らの演奏を見たポールマッカートニーが
「完全にノックアウトされた」と言ったのは有名な話。
この時のPINK FLOYDにはシドバレットがいました。
当時のバンドの創立メンバーかつ中心的人物でしたが、
LSD中毒などを患い、デビュー間もなく脱退してしまうんですね。
ソロの時の作品も独特な浮遊感があって大好きです。
生粋の天才的な感覚を持つ人だったそうなのですが、
世間や業界に馴染めず、精神的に崩壊してしまい、
後にシーンから姿を消しました。(2006年に死去)
実は私の知り合いの知り合いという立場の人に、
このシドバレットとすごく仲が良かった人がいるんです。
その方はPINK FLOYDの音響なんかも担当したことがあるそうで!
(私はその方にはまだ会ったことないのでいつか会ってみたい!)
その方の話を知り合い伝いに聞いた話なんですが、
シドバレットはすごく純粋な人だったそうです。
音楽に対してものすごく愛情があって真面目。
進化して大きくなっていこうとするバンドの中にいて、
「有名になるより好きな音楽をやれているだけでいい」と思っていて、
そこらへんの意識の違いがメンバー間の確執を生んだとも。
それゆえ音楽業界のルールなどにも馴染めず、リタイヤ。
世間的には「シドは頭がイカレた!」なんて云われもするけど、
実際には、薬中とかそんな単純なものだけが原因でもなかったのですね。
天才・多感ゆえに世間に適応することが出来なかった悲劇の人物。
シドが去った後にバンドはさらに高みに上がっていって、
数々の名作を世に送り出していき、不動の地位を確立。
世界中に熱狂的なフリークを持つ大御所になっていったのです。
バンド的にはシドの脱退は正解だったのかな?なんか複雑ですが。
ま、人から聞いた話をあたかも自分の話かのように書きましたがw
PINK FLOYDってなんとなく身近に感じていたりもします。
なぜかというと、私の父の書斎にはPINK FLOYDのCD数枚と、
天井にはポスターが貼ってあったのを子供の頃から見ていたもんで。
基本クラシックとか民謡を聴いている父なので、今思えば異様。
「なぜ?」と聞くと「たまたま聴いたらかっこよかった」ですって。
きっかけはそんなもんかwwでも、おかげでCD買う手間省けた(爆)
(ちなみに書斎にはPUBLIC ENEMYやBOB MARLEYなどもあったww)
そんなわけで、私もまだまだ未熟なPINK FLOYDですが、
虜になって抜け出せなくなるまでガンガン聴き込もうと思います。
最後は、バンドの魅力が最大限に発揮された強烈な映像を!
(追記:この時はすでにシドバレットいません!)
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