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ご存知の方も多いかと思いますが、新所沢PARCOが今月末を持って閉館します。
1983年のオープンから40周年を迎えた節目の年に悲しいニュース。
新所沢といえば？？？・・・もちろんパルコでしょ！！！
所沢周辺を生活圏内にしている人にとって回答率１００％の問答でしょう。
まさに新所沢の代名詞的存在で市民の生活に寄り添ってきてくれた大事な場所。
そのパルコが無くなってしまう・・・いまだに信じがたい（涙）
閉館日が近づくにつれてどんどん寂しさがこみ上げてきますね。
PARCOという全国区の知名度を持ちつつ、
新所沢というローカルな場所にあるデパート。
都内ではあまり見ない低層階構造なのも良かったよな～。
PARCO館とLet's館が渡り廊下で繋がってるのも好きだった。
改めて見ると、建物自体もかなり個性的だったもんな。
閉館後は老朽化により立て壊すらしいので残念過ぎる。
私にとってPARCOには大切な思い出がたくさん詰まっています。
自分が４歳ぐらいの頃にオープンしたんですね。まだ昭和です。
隣の入曽駅に住んでいた自分にとって新所沢は地元同然。
そこにあるPARCOは自分にとってのカルチャー史そのもの。
懐かし記憶を紐解いていたら色々思い出したので綴ってみます。長くなるかもｗｗｗ
最も幼い日の思い出で一番覚えているのは、4階がまだレストラン街だった頃。
鉄板で食べられる焼肉屋さんがあって、年に数回週末家族で食べに来たこと。
あの頃は今みたいにファミレスが無かったから、家族で外食する時はそこが多かった。
PARCO内のおもちゃ屋でおもちゃ見た後に食べに行く焼肉が嬉しかったな。
PARCOといえば、やっぱり映画館！レッツシネパーク！
所沢周辺の市には今みたいに映画館がなかったからほんと重宝されてたな。
PARCOに行く＝映画観に行く そのくらいの印象でしたね。
自分も幼いころからたくさん足を運びました。
1991年のターミネーター2公開時なんかには3回くらい観に来た！
小学校６年生、シュワちゃんになりきってチャリンコ漕いで向かった記憶ｗ
中学生の頃に音楽に目覚めて始めたエレキギター。
PARCO地下にある島村楽器にもたくさんお世話になったな。
弦とかピックはいつもそこで買ったし、チューナーとかエフェクターも。
中学時代は友達から譲ってもらったギターをずっと使っていたけど、
高校に上がるタイミングで初めて新品ギターを買った。（親ローンだけどｗ）
アイバニーズの赤いトラ目のエレキギター。RGシリーズだったかな？
学校と部活もあって忙しかったけど、家にいる時間は狂ったように弾いてたな。
それも中学生の頃だったかな、1階にオクトパスアーミーという洋服屋が出来た。
今のふらんす亭とABCマートの場所だったはず。けっこう広かった！
まだまだガキで部活（バレー部）しかしてなかったからお洒落には疎かったし、
大手のジーンズショップくらいでしか服を選んだことが無かった自分には、
渋谷に本店を構える名店が新所沢に上陸したことにかなりワクワクしたな。
グラフィティアートがプリントされたTシャツ買った記憶。
今思えば何のブランドだったんだろう？USインポートだったのかな。
あの頃って今よりもずっと都内への敷居が高くて、情報も少なくて、
洋服を買いに渋谷原宿にいくなんて到底勇気がなかった。
だから地元にPARCOがあるのは本当に助かった。
カルチャーを身近に感じさせてくれるお店があったから。
初めて生の芸能人を見たのもPARCOだった。それも中学生の頃だったはず？
お笑い芸人の極楽とんぼがPARCOに来るって情報を掴み、友人と自転車を走らせ見に来た。
ちょうど「とぶくすり」って番組（めちゃイケの前身）が流行ってて、
極楽山本に向かって「油谷～～～！」ってめっちゃガヤってたｗｗｗ
そんなPARCOに育ててもらったような自分ですが、
薄情なもので大学進学する頃にはすっかり寄らなくなってしまった。
いっちょ前に都内デビューしてしまったからだｗｗｗ
買い物するのに渋谷原宿に余裕で行けるし、通学途中に池袋プラプラしてたり。
新所沢PARCOなんて物足りないよね～～～なんて偉そうに思っていた。
みんなそういう時期ありますよね。良くも悪くもローカルな場所だから。
だけどその数年後の2004年、人生の岐路を迎え新所沢へ舞い戻った。
そう、GREEN HEAVENをオープンさせる為に。
バカ正直に言っちゃいますが、
PARCOがあったから新所沢を選んだわけじゃないんです。
けど、PARCOがあったから新所沢に決めたのは事実。
ローカルに根付いた古着屋がやりたかったから、
PARCOがそばにあるということでとても勇気づけられたんです。
ウチが今年で２０年、PARCOがちょうど倍の４０年。
新所沢の大先輩の勇退に立ち会うという複雑な気分。
でも、新所沢には素晴らしい個人店がたくさんあります。
面白い人もたくさん住んでいます。才能あふれる若者もたくさんいます。
「新所沢といえばPARCO」という認識がいい意味で変わっていくように、
この街に根を下ろした自分らが楽しい街づくりをしていく使命がありますね。
新所沢にPARCOがあって本当に良かった。
閉館まで残り僅かではありますが、皆さんにもたくさん足を運んでみて欲しいです。
なので、閉館までにPARCO利用した方にはウチなりの特典をつけます。
新所沢PARCOを記憶と心に刻み込んでください。
いつか「新所沢にPARCOがあった時代」を懐かしむ日が来るはず。
お疲れ様でした、新所沢PARCO。
そして、ありがとうございました！
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古着屋 GREEN HEAVEN
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