グリーンカーテン ぼくらのまちをごみからまもろう!総合のとりくみ

川口市立戸塚南小学校では様々な環境教育活動にとりくんでいます。4年生グリーンカーテンや総合のとりくみを紹介します。

フリーマーケット大成功!

2008-01-04 00:59:02 | Weblog
  ネパールの子どもたちへの衣類ありがとうございました!

11月27日(火)子どもたちによるフリーマーケットは大成功に終わりました。また多くのお家からネパールの子どもたちのために衣類をいただきました。NG0ネパールうす雪草の方々には授業・フリーマーケットと2日続けて学校に来ていただき、直接子どもたちから衣類を受け取っていただきました。いただいた衣類は、うす雪草の方が「子どもたちの心」と一緒に、ネパールの学校まで直接、手荷物として運んでいただくことになっています。ご協力ありがとうございました。


司会のあいさつからはじまりました。




前日のゆす雪草の会の吉田さん、清水さんの授業の感想の発表がありました。

「わたしは衣類をわたすときに「ネパールの人たちによろしく伝えてください」って言いました。そしたら「ありがとう」と言ってくれました。とてもうれしかったです。今村さんが言ってくれたように、わたしたちはえん筆や洋服しか、あげられないけど、できることはせいいっぱいやってネパールの人たちに幸せになってもらいたいです。」





うす雪草の会の清水さんからのお話です。




川口市民環境会議 浅羽さんからのお話です。



川口市民環境会議の牧野さんからはクッキーをもらいました。もちろん材料は、埼玉県内の小麦粉や卵だそうです!




4年生みんなで「世界中の子どもたちが」を歌いました!



はじめにネパールの子ども達に衣類をわたしました。みんな自分自身で直接手渡したいとういことでした。





そして、いよいよフリーマーケットのはじまりです!




「4年生だけで使っていない文ぼう具があんなにいっぱいあるなんて思ってもいませんでした。フリーマーケットで売ったり、買ったりするのが楽しかったです。フリーマーケットをやって、もっと物を大事にしようと思いました。自分がいらなくなったものでも、他の人はほしいものがあるんだなと思いました。南小全校でフリーマーケットをやったら、昨日より文ぼう具がいっぱい集まると思いました。…日本だとえんぴつがなくなったら、またすぐ買えるけど、ネパールだとえんぴつはきちょうな物だから、これからもっと物を大切にしたいです。」




私はフリーマーケットで、ただ物を買うだけじゃなくて大事に使える物、足りない物を買うことを学びました。私は前までは、ほしい物でも大きくなったら使わなくなる物を買った時、なんでこんな物を買ったのかとこうかいしたことがあったけど、学校のフリーマーケットでは使える物をなるべく買いました。「文具の神様」では、客がたくさん来てくれたのでうれしかったです。…これから自分が使わない物を集めてフリーマーケットに多くの人がきてもらうようなくふうをして、買った物はかならず使って、他の国のことも考えて、貧しい国にえんぴつや文具をあげたり、文具を大切にしていきたいと思いました。



ぼくはフリーマーケットをやるのは初めてで、予想以上に大変でした。本当にこんないらないものをほしがる人がいるのかなと思っていたけど、やってみると自分のいらない物が半分以上売れておどろきました。「こんなものがいらないなんて」とみんなおどろいていました。ぼくのいらなくなった物を見て、相手もそうおもっているのかなと思いました。…これも地球のかんきょうにやさしいグリーンコンシューマーがやることなのかなと思いました。世界中でグリーンコンシューマーが大ぜいいたらいいなと思いました。フリーマーケットで、ほしいものが買えて、いらないものは買ってくれて、とてもうれしかったです。楽しくできて、地球のかんきょうにもやさしくできてうれしかったです。







3Rから5Rへ! 考え 行動しよう!

2学期の総合は

   「ぼくらのまちを ごみからまもろう!」
ぼくらのエコ宣言!

という課題で進めてきました。知識として学ぶ、課題をもって調べるというだけでなく、学んだら実際に行動にうつすという実践的な学習を繰り返してきました。いかがだったでしょうか。この間、各ご家庭でもたくさんのご協力をいただきました。ありがとうございました。
 また、子どもたちはこの学習を通して、たくさんの専門家、ボランティア、企業の方とも出会って来ました。ごみ問題を真剣に考えてとりくんでいる「素敵な大人」達にも出会うことができました。
学習のはじめ3R「リデュース」(へらすこと)、「リユース」(くり返し使う)、「リサイクル」(再生利用)を学びましたが、ある保護者の方から、これからは3Rではなく5Rですよ…というお手紙をいただきました。(お手紙ありがとうございました)3Rに加えて、「リフューズ」(不要なものは買わない)「リペアー」(修理して使う)で5Rと言われています。子ども達の学習は、3Rからはじまって5Rまで深まってきました。さらに、「世界」のことにも関心をもってくれたようです。
 総合で学んだことを、ぜひこれからの学習や生活に活かしていきます。 
 



ネパールのボランティアのお話を聞きました

2008-01-03 21:08:38 | Weblog
 11月26日(月)5時間目には「NGOネパールうす雪草」のボランティアの方々に来ていただきました。吉田さんと清水さんです。



ネパールの山村の子どもたちは、学校施設はもちろん学習用具や文房具もたりないそうです。世界各国からボランティアが参加して、子どもたちの教育のための支援をしています。うす雪草の方々はネパールの子どもたちに必要な文房具や衣類などを直接手荷物で運び手渡しています。


NGOうす雪草のサイト
http://www16.ocn.ne.jp/~usuyuki/


その様子をお話してもらいました。



ネパールの国旗から授業は始まりました。ネパールの国旗は矩形ではなく、珍しい形をしています。子供たちもこの形の国旗があることにびっくりしていました。

ネパールの首都カトマンズの様子からはじまって、実際のボランティアの様子の写真を子供達にみてもらいました。

ネパールの学校の様子を見たときに…子供達はびっくりしていました。

黒板だけ…

机や椅子は?

子供達から質問の手がが次々とあがりました。




ネパールの学校には給食はあるんですか?

机や椅子がないけどどうしてるんですか?



ネパールの学校には、十分な施設がありません。給食はもちろん、満足な机や椅子もありません。トイレもないところもあるようです。そこで、世界各国のボランティアが協力をしているそうです。こうしたお話に子供達はびっくりしていました。
鉛筆などあり余っている日本と、鉛筆がとても貴重なネパール。
うす雪草の吉田さんや清水さんたちは、しょいこに鉛筆やノートを背負って峠を越えてネパールの子供たちに直接届けています。




 ボランティアでネパールまで行くわけですが、子供達の笑顔に自分たちも励まされているとうことでした。4年生の子供達にはむずかしい話かもしれませんが、吉田さん、清水さんの気持ちは子供達に十分、伝わりました。











 27日、4年生の子どもたちは、これまでの総合の学習まとめとして「フリーマーケット」を開きます。あまっている文房具等をエコチケットをつかって交換します。この活動を通して「物の大切さ」をわかってもらいたいと願っています。このフリーマーケットで、もしネパールの子どもたちに使ってもらいたいと思う物がある場合は、うす雪草の方々がエコチケットで買い取ってくれることになっています。また、ご家庭で不要の子供用の衣類があったらお子さんに持たせてください。(傷んでいないもので、洗濯してあるものに限ります)

地球にやさしい買い物名人のとりくみの感想

2008-01-03 20:55:17 | Weblog
総合の買い物の授業の後に、保護者のみなさんから連絡帳で感想をいただきました。ありがとうございました。紹介させていただきます。


昔に比べると、過剰の包装のものが増えたと、改めて感じました。豆腐やボウルに入れてもらったり、魚や肉を紙やビニールで包んでもらったりして買っていた話をすると不思議そうに聞いていました。


過剰包装の物は買わない。マイバック持参で買い物に行くという意識は大切だと思います。行動に移すことは時には難しいですが、意識を持つことから始めると、やがて行動に結びつくと思います。これからは日常の買い物で注意していこうと思います。


総合の授業では、普段なかなか親子で話したり、意見交換したりすること少なかったのですが、会話が広がり子どもも色々と話してくれます。



リサイクルの勉強をしてから、自ら進んで紙や牛乳パックを分別する様になりました。今日のゴミの勉強では、ゴミを減らすことを学んだようですが、家では、食べ物を残さず食べる事が、ゴミを減らす第一歩だねという話をしました。


ゴミをへらそうと思っていても、実際はなかなか…。でも、少しずつでもできることを実行していきたいと思います。資源ゴミの分別にも親子でがんばっていきたいです。


クイズを4問しました。産地が近くの物を選ぶことや、包装が無い物(より少ない物)を選ぶ事がエコにつながる事がわかりました。包装が過剰になると、結局、ゴミを買うことになるのかと思いました。勉強になりました。けっこう難しかったです。片手間にはできませんね。




地球にやさしい「買い物名人」になろう! グリーンコンシューマー

2008-01-03 19:13:23 | Weblog
11月21日(水)の総合では地球にやさしい「買い物」について川口市民環境会議のみなさんと学習しました。





これまでに総合の学習では
 ①9月 26日 ごみの分別
②10月 3日 リサイクル学習
③10月22日 牛乳パックリサイクル
④11月 7日 アルミ缶・スチール缶リサイクル
という形で様々なボランティア、専門家にきていただきながら学習を進めてきました。



 今日、21日はスウェーデンのペオ・エクベリさんにいていただきました。(といっても…今回はビデオでの登場ですが)
ペオ・エクベリさん ペオさんは世界的に活躍されている環境カウンセラーで日本の大学で先生もしています。


http://www.natureinterface.com/j/ni21/P077-P080/
「日本が変われば世界が変わる 環境先進国・日本をめざして」
 

 これまでに学習しましたが、川口市民は1人1日あたり約1kgのゴミを出しています。1日で500トン。川口市の年間のごみの費用は約76億円にもなっています。1月にすると1人およそ30kgぐらいのゴミがでています。
 ところがペオさんは東京で日本人の奥さんと2人で暮らしていますが、1ヶ月のゴミが何とサッカーボール1個分だそうです。1kgにもなりません。

 今回の授業はペオさんの紹介からはじまりました。どうしてこんなに少ないのだろう?…と子どもたちに問いかけると



・田舎に暮らして何も買わないんじゃない…
・まさかホームレスだとか…

などという意見も出てきましたが、「東京に住んで普通に買い物してるんだよ」と話すと、子どもたちからはいろいろな意見が出てきました。

・ゴミの分別をしてるんじゃない。
・紙とか缶はリサイクルしてるんだ。
・生ゴミ処理機を使ってるのかな。
・土に生ゴミうめてるんじゃない?

とか、これまでの学習がいきた答えが返ってきました。1kgのゴミの袋から、子どもたちの意見を聞きながら、分別するとゴミがどんどんへっていきました。「分別するとゴミがへるんだね」と話しながら、「でも、1ヶ月でサッカーボール1個ぐらいになるのかな?」とたずねると、子どもたちはうーんと考えこんでいました。
 そこでペオさんのビデオを4年生みんなで見ました。ペオさんはゴミべらしは買い物からはじまりますよと買い物のしかたを紹介してくれました。
 例えば ①包そうのないものをなるべく買おう
     ②1個ずつ包そうされた、個別包そうのお菓子を買わない。
     ③マイバックを使う。
     ④なるべくペットボトルを買わない。水とうを使う。
     ⑤牛乳パック・トレイはリサイクルする。
  ⑥紙袋は再利用。
     ⑦なるべく近くでとれた、作られた魚、肉、野菜を買おう。

ということでした。なるほど…こういう買い物を心がければゴミもへるし、二酸化炭素もへるんですね。

この学習をした後、クラスごとに買い物ゲームをしました。全部で20問に挑戦。



電球は省エネのものを買います。




シャンプーはつめかえを買います。



魚は外国産ではなく日本でとれたものを買おう。(もちろん値段も考えて)
オランダより長崎のあじ!



野菜は包装なしのものを




最後に、川口市民環境会議の浅羽さんから地球にやさしい買い物「グリーン・コンシューマー」についてお話をしていただきました。
「ボールペンを使いすてしないで、かえしんを使う人 が多くなったらどうなると思いますか。」
「ボールペンを作って売っている会社も、みんなのよ うぼうに答えて、かえしんをたくさん作り、そして かえしんが安くなります。」 
「みんなも自分にできそうなことから買い物を工夫  してください。」




 この日から1週間近く「地球にやさしい買い物調べ」を行います。家庭で気をつけている小さなことを子どもたちに伝えてください。また買い物について一緒に考えてあげてください。
 27日には子どもたちが「フリーマーケット」を開きます。あまった文房具を持ちよりエコチケットで交換します。フリーマーケットを通して、物を大切に使うこと、より有効に使うことを考えます。26日には、文房具の足りないネパールの子どもたちにえんぴつやノートを届けているボランティアをお呼びしてお話をききます。フリーマーケットで、ネパールに送ってよい文房具があったらネパールの子どもたちに届けていただけることになっています。
 ご家庭でのお話、ご協力よろしくお願いします。


アルミ缶 スチール缶リサイクル  11月7日 

2007-11-07 23:26:43 | Weblog
11月7日(水)はアルミ缶、スチール缶のリサイクルについて学習しました。1時間目の終わりアルミ缶回収業者の磯貝商店さんがいらっしゃいました。4年生全員拍手でトラックを迎えました。




この日のために、4年生はアルミ缶を集めておきました。



磯貝社長さんが車からおりれこられました。



さっそく、4年生が集めたアルミ缶を積み込んでくれました。

JRC委員会の5年生が10月に全校回収したアルミ缶を運んできてくれました。




いよいよ積み込み完了です!



積み込みを終えて 2時間目、JRC委員会担当の武内先生と磯貝社長さんからいろいろとお話をききました。



 武内先生から日本赤十字活動について話していただきました。また、アルミ缶を集めて、みんなの力で地域のお年寄りに車椅子をおくるという活動のはじまりと、とりくみについてもお話していただきました。

JRC委員会のブログです  http://blog.goo.ne.jp/tozukaminamijrc

 アルミ缶の買い取りは磯貝社長さんが快く引き受けたくれたそうです。アルミ缶を買いとることよりも、戸塚南小学校のアルミ缶を回収して車椅子をおくりたいという願いにこたえたかったということでした。
 トラックを出して、人を出すだけでも大変手間がかかることです。それでも、何とかみんなの願いに答えてあげたいということで、引き受けたくれたそうです。自分達の仕事が、社会やみんなのためになることも嬉しいとおっしゃっていました。

あつまったアルミ缶はプレスされます。そしてアルミリサイクル工場に運ばれるそうです。







磯貝社長さんありがとうございました。

磯貝商店のURLです。

http://nttbj.itp.ne.jp/0482852272/index.html






 休憩をはさんで、3時間目はアルミリサイクル工場、スチール缶のリサイクル工場の様子について専門家の方からお話し聞きました。

 はじめにアルミ缶リサイクルについてです。

 アルミ缶の重さは何gか? ということから話しが始まりました。



 アルミ缶の重さは 何と15gしかありません。とても軽いんですね。
 フタのあつさが0.3mm どうのところは0.1mmしかないそうです。



さて、アルミ缶のもとは何でしょう?もちろんアルミです。これがアルミ板ですが、このアルミ板のアルミのもとは何でしょう?

 それはボーキサイトという赤い土です。日本ではとれず、オーストラリアにはたくさんあるそうです。

 

 このボーキサイトを 薬を使ってアルミナとうい粉にします。



 さらに、ここからたくさんの電気を使ってアルミと酸素がくっついているのを離します。ここでたくさんの電気、エネルギーが使われます。だからアルミ缶は電気の缶詰ともいうほどです。そしてやっとアルミの地金ができます。




日本では電気が高いので、地金になったアルミを外国から買っているそうです。やはり輸入しているんですね。

日本ではこの地金からアルミ板をつくってアルミ缶をつくっています。これが1kgの重さの地金がアルミ缶が60個もできるそうです。



アルミ缶をリサイクルすると外国から地金を買う必要がありません。アルミの地金をつくるのに100の電気を使うとすると、アルミ缶からリサイクルすると100に対して3の3%ですむそうです。アルミ缶リサイクルはしげんだけでなく電気の節約にもなるんですね。

 続いてスチール缶のリサイクルの話を聞きました。



鉄のもとはこの鉄鉱石という石です。スチール缶もリサイクルするとしげの節約になります。鉄の場合は、いろいろな物に使われます。

最後に、川口市民環境会議の浅羽さんからお話をしていただきました。

リサイクルをすると資源の節約はもちろんですが、電気の節約にもなります。ということは電気をつくるときにできる二酸化炭素をへらすことにもなります。地球温暖化の原因の二酸化炭素をへらすことになっています。リサイクルは地球にもやさしいんですね。



アルミ缶もスチール缶もポイ捨てすればゴミになるだけです。でも、分別して集めてリサイクルすると資源の節約だけでなく、地球にもやさしいんですね。

みなさん、もうポイ捨てなんかはしませんよね!

今日の授業もたくさんの人のご協力でできました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。また、たくさんのおみやげももらいました。重ねてお礼申し上げます。




 

埼玉新聞、毎日新聞に掲載されました

2007-11-05 00:52:58 | Weblog
県知事の学校訪問が埼玉新聞、毎日新聞に掲載されました。







牛乳パックのリサイクルを考えよう! 県知事さん 市長さんも来校

2007-11-05 00:05:43 | Weblog
10月22日(月)には4年生各クラスごとに牛乳パックのリサイクルの授業を3クラス、1クラスごとに行いました。この日は、県知事さんや川口市長さんも授業参観にいらっしゃいました。


授業は10月の古紙回収の結果のお知らせからはじまりました。
10月の回収は 700kg。トイレットペーパーは9バック 何と108個になりました。






戸塚南小学校では昨年 1200個のトイレットペーパーを購入しました。約月100個です。すると、リサイクルがうまくいくとペーパーは1個も買わなくてすむかもしれません。すごいことですね。


 戸塚南小学校で牛乳パックのリサイクルがはじまったのは3年前です。川口市民環境会議の牧野さんが声をかけてくれたのがはじまりです。そのときの牧野さんの願いを聞きました。



家庭用牛乳パック6本で トイレットペーパー1個になるそうです。給食の学乳パックでは36個で トイレットペーパーは1個になるそうです。毎日、4年生1クラスが飲んでいる学乳パックで1個のトイレットペーパーができるんです。

牛乳パックは紙です。その紙のもとは木です。北アメリカの米松という木のチップからできているそうです。



そしてその大切な資源が船で運ばれています。


この大切な資源の紙を燃やさずにリサイクルできないだろうかというのが牧野さんの願いでした。

3年前、学校、市役所、古紙回収業者さんに声をかけて、話し合いリサイクルがスタートしました。1人だけの力でなく、多くのみなさんの協力があってはじめて紙のリサイクルができるようになりました。

紙の回収を快くひきうけてくださったのが富澤商店さんです。
富澤商店の内山さんがお話にきてくれました。




内山さんがお話してくれました。
「わたしたちが行くと、よく『ゴミ屋さんが来たよ!』って言われます。それはちがいますよ。わたしたちはゴミを集めてはいません。たいせつな紙の資源を集めさせてもらってます。」

内山さんのお話を子ども達も真剣に聞いていました。




県知事さん、川口市長さんもいらっしゃいました。




内山さんの話の後に、牧野さんから 牛乳パックがどうやって紙にリサイクルされるかそのしくみをお話してもらいました。

紙の外側のビニールをはがして、なかの紙をとりだします。それを細かくしてミキサーにかけてどろどろにします。とけたせんいをネットですいてかわかせばできあがります。




子ども達は、この様子をみて紙がどうやってできるか納得したようでした。

この後は、昨年の6年生が紙をリサイクルされている静岡県の丸富製紙に工場見学したときのビデオレポートを見ました。工場のしくみは、さきほどの手順を機械を使って大がかりにやっています。

みなさんは知っていますか?
セブンイレブンのトイレットペーパーはすべて丸富製紙の製品です。ということは、戸塚南小の牛乳パックがリサイクルされて使われているということになりますね。

さて、こうしてまとめに紙リサイクルのカードゲームをしました。みんなカードゲーム大好きですね。





グループで相談しながらならべていきました!



授業のまとめに答えあわせ!みんな あっという間にならべてしまいましたね



そして、並べたカードをよくみると…

アルファベットの何かに似ています!


そう e です。ecoの e なんですね!




ゴミ出し一週間ごくろうさまでした

2007-11-04 23:55:03 | Weblog
 総合の「ごみの分別」をしてから一週間がすぎました。子どもたちのごみのわけ方、出し方はいかがだったでしょうか。保護者の皆様にはご協力いただき、子どもたちを見守っていただきました。ごみをきっかけに、子どもたちと一緒に私たちの生活をふりかえってみましょう。

保護者のみなさんの感想から
・朝早く起きて、重いゴミも沢山持ってくれて大変ありがたく思いました。プラスチックに関しては、よく洗ってからゴミ出してねと教えてもらう事も出来て感謝しています。親子で出来る勉強をありがとうございました。

・ゴミの分別を意識するようになりました。プラスチック容器包装がとても多いことに驚いていました。これからもゴミだしを手伝ってもらおうと思います。

・「地球にやさしい環境づくり」という大きな課題が小学生の自分たちにも出きる事がこんなに身近にあるということを学ぶ良い機会だったと思います。今後も意識を自然に持てるよう身についていってくれるといいなと思いました。

・ごみの出し方で、子供に注意されてしまいました。
  1 ペットボトルはつぶすこと。
  2 牛乳パックは洗って開いてかわかすこと。
この勉強を通してもっとゴミのことに関心を持ち、その辺にポイではなく、きちんと分けて捨てる大人になってほしいです。ずっとゴミ捨てしてくれたら助かります。

・ごみの勉強をしてからゴミの事を教えてくれたり、分別してくれたりしてくれました。ごみの日にごみをすてに行ってくれたのは助かりました。これからもごみの分別やなるべくごみを出さないようにみんなで協力していきましょう。

  リサイクルの授業を終えて 
        子どもたちの感想

・ぼくは、きのうゴミの勉強をして思ったことは、ペットボトルやビンはちゃんとわけるとさい利ようできるから、地球おんだんかにもいいんだなあと思いました。

・今日やって、わたしはリサイクルはとても大切なんだなあと思いました。それぞれリサイクルしてなる物がちがくて、わたしたちがよく見かける物がそうだったりしていました。とくにビンについてはブロックにまざっているなんてはじめて知りました。プラスチックは石油からできている事もよくわかりました。今日、いろんな事を教えてもらって、とてもリサイクルの事がよくわかりました。

・ペットボトル5本でワイシャツができるとは思わなくて、聞いたときはびっくりしました。ほかにもリサイクルできるものはせんざいボトルや、たまごパックになることがわかった。プラスチックはペットボトルみたいに四角くかためてベールにすることがわかって、ベールにするのは同じなんだなと思った。牛にゅうパックはポリエチレンで紙をはさんでいることは気づかなかったのでびっくりしました。びんは重いのかなあと思ったけど、最近のびんは軽いと聞いたので、持ってみたら、本当に軽かったのでおどろきました。

・今日は、リサイクルのことがよくわかりました。わたしはいつもペットボトルをつぶさないで、ゴミを出しているから、今どからつぶしてゴミを出そうと思いました。紙をミキサーに入れて、細かくして、かためて、アイロンにかけると紙がまたできるなんてはじめて聞きました。わたしもつくってみたいです。
・ぜんぶのことの3Rがよくわかった。リサイクルの仕かたもすごくよくわかった。リサイクルしたあと何になるかもよくわかった。牛乳がうちわになったり、ベットボトルがボールペンになったりしてすごい。とくにびんがだん熱ざいとブロックなどになるというのもすごい。

・エコのために分べつして、地球おんだんかにど力していきたいです。分べつのことをちゃんとわかったから、今どから分べつしてゴミをすてていきたいです。


リサイクルを考えよう!

2007-11-04 23:30:50 | Weblog
10月3日(水)1、2時間目の総合ではリサイクルについて学習しました。たくさんのボランティア・専門家にきていただき子どもたちはリサイクルについて体験しながら考えることができました。





NPO法人川口市民環境会議の浅羽さんのあいさつから学習ははじまりました。浅羽さんには今回の学習のためにリサイクルに関わるたくさんの団体・専門家と交渉をしていただきました。





牛乳パックのリサイクル


飲料用紙容器
リサイクル協議会 田中さん



牛乳パックがアメリカの米松を材料にしていること。牛乳パックをとかしてどろどろのパルプにして再生紙ができることを
学習しました。






本校でも紙リサイクルにとりくんでいます。


プラスチックリサイクル

プラスチック容器包装
リサイクル推進協議会 滝田さん


プラスチックは大切な資源の石油からできていること。プラスチックをリサイクルして公園のベンチを作っているそうです。また使用済みのプラスチックを固めて棒の用にして燃料として燃やしています。
回収されたプラスチックは1トンのベールというかたまりにして運ばれています。
きれいなプラスチックはリサイクルにまわせますが、汚れたしまったものは可燃ごみにするそうです。


ペットボトルリサイクル


PETボトルリサイクル推進協議会 元神さん


ペットボトルは便利ですが、キャップとシールをはがさないとリサイクルできません。ペットボトルをくだいてリサイクルするとネクタイやボールペンになります。みんなリサイクルボールペンをもらいました!





びんのリサイクル・リユース



川口市民環境会議:浅羽理恵さん




Rマークのついているビンはリユースされています。





子どもたちは貴重な体験学習をすることができました。子どもたちとはお家でどんな話をされましたか?ぜひ、ご家庭でもこれを機会に話し合ってみてください。
協力していただいたみなさんには厚くお礼申し上げます。



授業の企画協力していただいたNPO法人川口市民環境会議のみなさん            









ぼくらのまちをごみから 守ろう! ぼくらのエコ宣言

2007-11-04 22:13:04 | Weblog
ごみの分別・ごみの出し方を知ろう!

戸塚南小学校の4年生はグリーカーテンの学習を終えて、運動会以後、ごみの問題を考えていますテーマは「ぼくらのまちをごみから守ろう! ぼくらのエコ宣言」です。

10月26日午前中、川口環境市民環境会議のみなさん、ボラティアさん、専門家の方にきていただき、総合の授業を行いました。校長先生のお話を聞いてスタート!



みんながもちよったごみです。一人一人少しずつですが、4年生みんなではこんなたくさんのごみになるんです。



川口のごみは15種類に分かれています。そのうち資源ごみを中心に、ごみのわけ方、出し方を勉強しました。ごみの種類がわかっても、そのまま出してはいけないものがいっぱいあります。
 ペットボトルはふたと外側はプラスチックです。
紙の箱もかさばるので、つぶして出します。
 プラスチックでも汚れているもの、お菓子のくずがついている袋はプラスチックでも一般ごみになります。一般ごみは燃えるごみになりますから、そのまま燃やされるので資源になりません。もったいないですね。




できた人は合格証をもらいます!



さあ、クラスごとにごみの分別に挑戦しました。たくさんのごみの中から、おもに資源ごみをそれぞれの種類に分けて出していきます。一人ずつ挑戦して、できたら合格証をもらいました。わからないときは班の人に相談しました。



どのクラスも全員合格しました!クラスごとに賞状ももらいました。






各クラスの授業のあと4時間目には朝日環境センターでボランティアをされている「ごみまるおじさん」(伊田さん)のお話とビデオをみました。ごみをみんなで減らすことが大切なことがよくわかりました。



 川口市民 1人あたり 1日の ごみは  約1kg
 50万人市民で、   1日       500トンのごみが出ています。
ごみをかたづけるお金は1年間で     1人 15000円
                     4人家族なら 6万円です。
市全体では 76億円もかかっています。
 一人 一日100gのごみをへらせば  1日 5トンのごみをへらせます。
みんなでごみをへらそう!! 1日100gのごみをへらそう!


 3Rについても学びました。
   リデュース へらすこと
   リユース  何回も使うこと
   リサイクル 再生利用





26日は紙・アルミ缶回収の日でもありました。4年生みんなで紙回収も協力しました。




理科環境委員会といっしょに 牛乳パック・古紙の積み込みを手伝いました。



古紙回収業者の 内山さんのお話を聞きました。



この日集まった古紙は700kg!

そしてもらったリサイクルでもらったトイレットペーパーは9バック。
108個ももらいました!



この日から一週間、子ども達は家のごみ出しに挑戦しました!